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zoom RSS 1662 思い出の海外旅行クロニクル 29.2009年スウェーデン 5<終>

<<   作成日時 : 2017/03/14 22:00   >>

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 当時置かれた状況により、2008(H20)年6月と、2009(H21)年3月の2回に分けて行く事となったスウェーデンも、共につつがなく旅を終える事ができました。最後の最後にハプニングはあったけれど。
 最終回はいつもの通り総まとめとして、スウェーデンの鉄道車両と、ストックホルム中央駅の画像をご覧頂きます。またスウェーデンの鉄道の印象と、スウェーデンそのもののパーソナルデータを記して、完結とします。

 画像の大半は、2008(H20)年の撮影です。

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 スウェーデン鉄道(Statens järnvägar aktiebolag)のシンボルマーク。昔のものより、心持ち丸みを帯びている印象があります。

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 改めて、高速特急列車X2000。ストックホルム〜エーテボリ及びマルメの2大幹線を中心に走り、コペンハーゲンへの乗り入れもあります。昔のブルー系から、グレー系のモノトーンにデザインが変わっていました。

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 幹線区を走る、一般的な長距離客車列車。

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 新型近郊電車。2連と3連の2タイプを見かけました。

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 旧型の近郊電車。1〜3ドアを選択できる構造になっていて、これは中間にのみドアが設けられています。SJ。

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 一方、ノルシェピング近郊を走る電車は2ドア。円を描いた、ユニークなデザインはバスと共通。

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 新型DC。以前は3連接をご覧頂いたが、これは2連接。SJ以外の路線で走ります。

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 旧型DC。これに乗る機会は、今回はありませんでした。

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 貨物列車はグリーン・カーゴという別事業者が運営しています。日本のJR貨物のようなものでしょうか。この機関車はSJカラーのままだが、緑一色の車両もどこかで見ました。画像なくてスミマセン。

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 ストックホルム中央駅の駅舎。厳かです。

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 コンコース。

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 窓口。長距離列車の切符はここで買います。

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 発着案内表示。大きく分けて左が出発、右が到着。一番左は、近距離列車。

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 コンビニ。国内の大きな駅ならどこでも見かけます。

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 地下通路にある、フードコート。

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 地下通路。商店街になっています。地上との吹き抜け部分があります。

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 近距離列車用のホームは、専用の改札口があります。

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 最後にホーム。頭端式のホーム(主に北へ行く列車が発着)と、スルー式のホームがあります。

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 この2回のスウェーデン国内の移動で利用した、スウェーデンパス。出発前に日本で購入します。日本円で、33,000円位だったでしょうか(1€=125円で計算)。

 以上、2年に渡ったスウェーデンの鉄道の旅について記しました。
 それ以前も含めて、スウェーデンの鉄道について気付いた事、感じた事を簡単に記してみます。

1.列車種別は高速列車X2000を筆頭に、IC(Inter City=特急格)、Regional(近郊列車)があり、南部ではRegionalのバリエーションと言えるÖresundståg(エーレスントーク=マルメ近郊とデンマークとを結ぶ列車)が運行されている。

2.X2000は予約が必要。ICやRegionalなど長距離列車は予約は必要しなくても良いが、予約客が来ると席の移動を余儀なくされる。ただ、どの席が予約済みなのかは解らない。

3.ストックホルム・エーテボリ・マルメ相互間、ストックホルム〜イェーヴレ間は列車本数が比較的多いが、他の路線は少ない。北部では、旅客列車は夜行列車のみの区間も。地方では、土曜日の午後〜日曜日の午前中は本数がさらに少なくなる。

4.車両はX2000を筆頭としてECが中心となりつつあり、客車列車は少なくなってきている。身障者対策は充実しているが、他の分野では合理化が進みつつあり、本格的な食堂車や子供の遊び場、シネマカーは見かけなくなった。荷物車も廃止されている。電化率が高く、SJ運営区間は全線電化。

5.駅の数は、大都市圏以外は少なく、多くても10qに1駅程度。駅も近年は合理化が進んでいるようで、乗車券売場を廃止し、券売機だけを置く駅が多くなった。ホームのすぐ脇にバスターミナルを整備した駅が多い。

6.国際列車は、Öresundståg意外にX2000の一部がコペンハーゲンまで乗り入れる。ノルウェー行はその時々によって改廃が激しい。フィンランドへはレールが結ばれていない。

7.私鉄は南部の一部で見られる。それ以上に、自治体単位で近郊電車やバス(一部は地下鉄やLRTなど)を一括管理・運営するケースが大半。

8.女性の進出が目立つ。乗務員はもちろん(夜行にもいる)、駅の運転関係でも見られる。年齢層も様々。

9.首都ストックホルムから主要都市までの運賃(2等車)
 ウプサラ 69q 39SEK(約680円)
 ノルシェピング 162q 165SEK(約2,890円)
 エーテボリ 455q 425SEK(約7,440円)
 マルメ 597q 446SEK(約7,800円)
 ルレオ 662q 637SEK(約11,150円)
 キルナ 894q 733SEK(約12,830円)
※1SEK≒17.5円で計算 マルメは違っていたかも知れない

 最後に、スウェーデンそのもののパーソナルデータを記します。
(2度目の旅行の帰国日、2009(H21)年3月23日現在)


正式国名 スウェーデン王国 Konungariket Sverige
面積 約449,964平方q (日本の1.2倍)
人口 約934万人
政治体制 立憲君主制
国家元首 カール16世グスタフ国王
政治指導者 フレドリック・ラインフェルト首相(穏健党)
 ※現在はステファン・ローベン首相(スウェーデン社会民主労働党)
首都 ストックホルム
国連 加盟(1946(S21)年)
EU(EC) 加盟(1995(H7)年
NATO 非加盟
ユーロ 未導入 (通貨=スウェーデン・クローナ(SEK) 1NOK≒17.5円)
言語 スウェーデン語
主な観光地 スウェーデン市内(宮殿など)、カルマール、アヴィスコなど
日本からのアクセス 日本からの直行便は運航されていない

 個人的に置かれていた事情により2回に分けて行く事になったが、スウェーデンはやはり、現地で1週間〜10日くらいの日数をかけて行きたい国だと思います。日本より国土が広いのに鉄道は本数が少なく、移動が大変なので。
 この2回のスウェーデン旅行では、上でも記したが、鉄道の合理化がかなり進展していた事が感じられました。長距離列車が発着する駅でも窓口がなかったり、あっても開いている時間が短かったり、列車自体も「遊び」の要素が、1990年代と比較して少なくなっているのも見ています。デンマークとかもそうだったし、日本から見て「豊か」に思える北欧も、鉄道の運営は厳しいのでしょうか。
 いつかもう一度行く機会を作れるなら、ストックホルムからナルヴィク(ノルウェー)を目指す「ノルトピレン」に、一度は乗り通したい。ナルヴィク自体は1990年代に2回行っているが、いずれも乗り継ぎになって乗り通した事がないのです。特に「ノルトピレン」だからという車両はなく、前述の通り合理化も進展しているのだが。ただ、ナルヴィクを目指すのなら、それだけで3〜4日は必要になるので、日程の調整が大変になり、ノルウェーなど、他国とセットになるでしょう。
 あとスウェーデンそのものだけれど、最近聞いた話では、少額の支払いでもC/Cの支払いが中心になり、現金の流通が大幅に減っているとも聞きました。馴れないと旅行そのものが難しいかも。福祉のイメージが強い国だが、一方ではバルト海の対岸のロシアの脅威に対応すべく、徴兵制が復活するとも聞いています。国そのものがどういう方向に向かうのだろうか。いつまでも穏やかに、ゆったりした鉄道の旅を楽しめる国であり続けて欲しいと願います。

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 これで1990年代のユーレイルパス通用17ヶ国を1つずつ巡る旅、残すはフランスのみとなったが、フランスは当ブログ開始後の2010(H22)年10〜11月2012年6月の2度に渡って訪れて、この企画はようやく完結しました。本当は5年位早く終わらせたかったのだが。
 トータルな印象として、レベルはやはり「北高南低」というのは否めなかった。特にダイヤの正確性について。ただ、国そのものの置かれた財政状況なども加味すれば、当然の部分もあるが。南側も少しずつではあるが、改善の方向に向かおうとしている事も感じられました。

 日本の鉄道ファンから見た鉄道の利用しやすさ、という点では、やはりドイツ語圏やベネルクス3国が一番かなあと。基本的にどの路線も本数が多いし、予約が必要ない列車も多く、必要でも指定券の入手が比較的容易なので。時刻も正確だし。南側はまだ正確性の点で不確実性が残っていないわけではないし、長距離列車では予約が必要、特にフランスだと割引パスの枠があって、席そのものに余裕があっても枠が埋まってしまうと、別に高額の運賃を支払わなければならなくなります。一方で北欧は全体的に本数が少ないし、前述の通り合理化が進んで、ターミナル駅以外での乗車券類の入手が結構大変になってきているので。デンマーク以外は国土も広いから、綿密なプランニングを組んで行かないと、行き当たりばったりではスムーズな旅はできません。
 なので、海外鉄道旅行初心者が最初に行くとしたら、やはりスイスとか、ドイツあたりがオススメ、という事になるのでしょうか。特にスイスは国を挙げて交通機関をトータルに整備しているし、幹線からローカル線、登山鉄道とバラエティに富んでいるので。風光明媚な国土もあって、どこをどう乗っても十分に楽しめるでしょう。ただ、キチンとしすぎて、特に幹線区だと面白みがやや薄く感じられるかも知れないし、なにより当然、大都市や観光地だとどこに行っても日本人の姿を嫌でも目にする事になるのは、あらかじめ覚悟?しておいた方が良いでしょう
(特にアルプス地域)。オーストリアなんて良いのかな?
 それから北を巡って、ある程度旅慣れてきたら南を目指す、という位に考えた方が良いかなと。

 語学は、ドイツ語やフランス語、イタリア語、スペイン語、このあたりが出来るようになればパーフェクト、なのだろうが、並みの人だとさすがにしんどいと思います。特に複数の国を一度に周遊するなら。とりあえず英語が、少なくとも日常会話レベルでできれば良いかと思います。田舎はともかく、大都市ならどの国でも英語が使えれば何とかなるものなので。プラス切符を買うとか、宿を予約する(あるいは当日見つける)とかで必要な現地の言葉を、少しは知っておくとずっと旅がスムーズに進むと思います。
 あと、あいさつ、「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」程度、これは訪れた国の言葉で言えると、なおいいとです。現地の方々の印象が格段に良くなる事請け合いです。
 皆様の欧州鉄道旅行のプランニングで、少しは参考になる事が言えたでしょうか…。

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 2012(H24)年10月16日以来、4年5ヶ月に渡って(途中中断はあったが)書いてきた「思い出の海外旅行クロニクル」も、179回目の今回を持って、ブログ開始前の全29回の海外旅行を全て書き終える事となりました。
 29回の内、オーストラリアが2回、台湾、アメリカ、中国が各1回、他は全てヨーロッパになりました。
 鉄道メインだったから、日本のファンの憧れの対象になる欧州が中心になるのも至極当然ではありました。当然情報も多いし、トーマスクックの時刻表の日本語版もあるしで、日本から見ると費用はともかく、海外では一番鉄道旅行がしやすい地域という事もあります。
 ただ、ある程度海外旅行に慣れてくると、違う場所にもチャレンジしてみたいと思うもので、2000(H12)年の台湾を初めとして、アメリカや中国、オーストラリアにも行く事となりました。ブログ開始後では韓国や香港も行ったし、アメリカも初めて東海岸まで足を伸ばしました。また台湾は短期間で2回も行っています。台湾も昨今は日本の鉄道事業者と提携する位だから情報量も格段に多くなり、非常に行きやすくなっている事もあります。
 現在の所空白域としては東南アジア、中東、そしてアフリカ大陸に南米もあります。無論それらの地域もいつかは、などと妄想はしてみるものの、現実として中東は情勢が極めて不安定だったり、そうでなくても厳しい決まり事が課せられたり(特に撮影の部分でガンジガラメに厳しいと、行く気がはっきり萎える)、アフリカ大陸は一部を除くと簡単に周遊できる状況ではありません。南米はうんと遠いし。
 だから、当面は香港・台湾より南の東南アジア諸国が、次の行先として考える事はできます。ただ、この地域も国によっては政情が不安定だし、治安面も良くなく、少なくとも同じアジアでも、韓国や台湾、香港あたりと同じ感覚で行くと、痛い目に逢いそうです。行くなら綿密なプランニングが必要になるでしょう。

 全29回書いた中で、色々恥もさらしてしまいました。シドニーでパスポートなどをまるまる見失ってしまった事など典型だし、置き引きも2度あったし(書かなかったが未遂もあった)、他にも記さなかったけれど、大小様々なチョンボもやらかしてしまっています。
 そういった経験もあって、ブログスタート後の海外旅行は、特にこの2〜3年は少々やり方が変わってきています。それまではある程度行き当たりばったりな部分もあったけれど、近年は宿泊場所もあらかじめキチンと決めておいたり、列車も、乗れないと困るような場合は、高額の手数料もやむなしと、日本出発前に指定券を入手しておいたりとしています。気まぐれな旅行も慣れれば醍醐味になるが、どうやら私の場合は、そういうのはあまり向いていないようです。
(もっとも、それでもニューヨークのYHの予約の日付を間違えて泊りはぐれたり、去年の台湾も普悠瑪に台北市内から乗り通す事ができなかったりと、相変わらずダメっぷりを披露してしまっているが)。

 それと、「乗り物中心」のタイトルとは大いに矛盾するが、乗り物に乗りまくる以外の事も、少しづつやるようになりました。2013(H25)年のロンドンではナショナルギャラリーでジョン・ウェイン・ターナーの絵を見たり、一昨年もボストンでMLBのレッドソックス戦を観戦したり、など。乗り物メインは今後も変わる事はないが、それだけでまるまる一日全て費やせるような、費やしていいような年齢ではなくなっています。今後も機をみて、乗り物以外の、何か一つでも新しい事が、旅先で挑戦できればいいかな、と思っています。

 昔と違って稼ぎが少なくなっている今、年2〜3回の海外旅行なんて、とても出来なくなっています。でも、今後も海外旅行をやめるなんて事は、私にはあり得ません。全ての世界はとてつもなく難しい、厳しい情勢に置かれているけれど、だからこそなのかも知れない、他人の言葉だけ聞いてウンウン頷くのではなく、自分自身が実際に行って、見て、聞いて、それが決して真実ではないとしても、自分自身が思った、感じた事を、自分自身の言葉で綴って行きたいと、強く思っています。
 駄文の積み重ねでありましたけれど、長い間「思い出の海外旅行クロニクル」をご覧下さいまして、誠にありがとうございました!

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 先ほど、関西から帰ってきました。今回は、行きは〔サンライズ〕、帰りはJAL便と、異例のパターンになりました。しかし2日間ともほとんど天気が良くなく、やや残念な結果に終わりました。来月書きます。

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13日 EU離脱通知法案 イギリス議会が可決
14日 113番元素に「ニホニウム」命名 記念式典

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