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zoom RSS 1711 バスグラフィックvol.31(ネコ・パブリッシング)

<<   作成日時 : 2017/07/08 23:00   >>

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「バスグラフィックvol.31」、先月末に発売になっていたが、少し遅くなってしまいました。

 まず冒頭、同誌で使用される用語集についての説明があります。これまでは各記事毎に専門用語やアルファベット記号の略称などを説明するカッコ書きを記載するスタイルだったものを、用語集に改めて説明するスタイルにするという事。
 バス業界に限らないが、用語というのは、公式にキチンと決まっているものもあれば、趣味の世界でのみ通用するものもあって難しい。「扉」「ドア」と言われればいまさら何も解説する必要もない、あまりにも普遍的な単語だけれど、それが「観音扉」(中ドアで扉のパネルが4枚あり、真ん中から割れて両側に畳まれる幅の広いドア、「4枚扉」とも呼ばれる)となると、一転してファンでなければ解らなくなるような単語もあります。バスはまだ鉄道や飛行機程は一般的ではない部分もあり、今後も解説が必要と思われる単語が現れるケースが出てくるのではないでしょうか。

 冒頭のトピックスは、目新しい所では三菱ふそうトラック・バス川崎工場内の「EV Power Charger」(急速充電設備)開設、ではないでしょうか。今後のEVの普及は、このような設備がどの程度展開されるにかかってくるかと思われます。
 気になるのは、三菱ふそうのバスが現在、ディーゼルエンジン車しかラインナップされていないという事。日野のブルーリボン・ハイブリッドやトヨタの燃料電池バス、さらにいすゞ・日野のハイブリッド連接バス共同開発発表のトピックスなどを見ると、三菱ふそうもそろそろ何らかの低公害車を出さないといけない時期なのではないか?ベンツと提携もしているが、欧州ではそろそろ全面的な完全脱内燃という話も聞こえてきます。日本にも影響があるか?

100倍楽しむ!!奈良交通
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 今年は奈良県のバス100周年、奈良県内のバスは事実上奈良交通一社の独占であり、100年前の奈良県初のバス会社も奈良交通の前身なので、奈良県のバス=奈良交通の歴史、と言っても良いのかと思います。
(国鉄→西日本JRバスは全線廃止、三重交通が宇陀郡の村に名張から乗り入れがあるが、奈良交通と一部路線が重なるものの、競合関係にはない)

八木新宮線沿線を楽しむ旅
 八木新宮線はこの2年で車両の総取り換えがあって、転機を迎えたと言って良いと思う。
 166.9q、と単純に「長い路線」と言ってしまうが、東海道本線でいうと東京から清水の手前位、と置き換えたらどうだろう。
 私は乗った事がないからどうのこうの言えないが、写真で見た感じ、起点の八木駅、終点の新宮駅、どちらももう少し雰囲気のあるバスターミナルだったらいいのかなと思う。
 別コラムでこのルートは元々は鉄道の計画があり、戦前は私鉄が一部工事を開始、戦後は国鉄によって継続されたが結局鉄道の開通は断念。一部区間のみ国鉄バス→西日本JRバスの専用路として活用され、その後奈良交通によって最近まで使われていたのは記憶に新しい所。五新線に限らず、戦争による工事の中断で鉄道の開通が断念された所は少なくなく、五新線も戦争がなくてそのまま開通していれば、奈良県の鉄道事情は違ったものになっていただろう。もっともそうなるとバスの八木新宮線はおそらく設定される事は無かったろうが。
 前号の沖縄の路線もそうだったが、所要6時間超となるとドライバーの勤務体系はどうなっているのだろう、どこかで乗り継ぐのか、そんなところまで記されても良かった。実際は全区間通しで新宮1泊になるらしいが、そうなると道も良くない所がまだ多く、休憩をはさみながらとはいえ結構激務だと思う。
 新宮のかき氷はおいしそうだ。本当ならこのルポの如く、長大路線は2〜3日位かけて訪ねるのが正しいのだろうが、そんなヒマは作れませんねえ。

さようなら 八木新宮線用ブルーリボンHU
 入れ替わりに、先代の専用車だったHUが遂に引退。
 平成産まれながらどこかレトロさも感じられて、特に2人掛けが最後部まで並んだ座席が印象的。カラーグラフでは2台並んで走る姿もあるが、撮影日からして特別運行だったのだろう。

 その他、興味深い所では自動車教習所。教習車両は補助ブレーキを備えたので800ナンバーになっている。神奈川県だと二俣川の運転免許試験場に行って、試験場の車両で免許の検定を行う事になるが、奈良県はこのバスで検定を行うのだろうか。2台見えるいすゞキュービックは緑ナンバーだ。どのような用途に使うのか、そこまで触れて欲しかった。正月などの他客時に、応援で営業に入ったりするのだろうか。
 観光バスガイド4人中3人は、中学校時代の修学旅行のガイドが就職の決め手になったというのも興味深い。今の中高校生は、バスガイド、ひいては修学旅行をどのようにとらえているものだろうか。
 あとは車両、日野といすゞの2車種しかないが、結構長く使うのと、長短両方を導入するので、それなりにはバラエティがあると言える。北大和〔営〕の3ドア車はついに20年になったが、後継車両はどのような方向になるのだろうか。ブルーリボンの2ステップが珍しいが、確か大台ケ原線用だったのでは?

エアロスターKの記憶 最終回

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 ことでんバスの「香川200か92」は昔撮っていました。経営難で体制が変わる前、「コトデンバス」だった時代。1台だけだったとは思わなかったが、他社からの移籍車両が多くて、エアロスターMもあったから気づかなかった。ラッキーだったと言える。なお、第2回(vol.29)で取り上げられていたしずてつジャストラインは、5月29日現在では「静岡22か2775」がまだ稼働していました。「エアロスターMとは細部が異なる」と冒頭で記されていたが、私ははっきり異なると思う。フロントとリアは決定的に形状が違い、見分けるのは容易。

1970年代の近江鉄道バス
 キャプションの通り、三菱ふそうが多い。滋賀県は滋賀交通もほぼ全部三菱ふそうだったはずだから、琵琶湖の東側は三菱ふそうの一大勢力だったのか。今の近江鉄道バスは西武バスからの中古流入も多いし、その中にはいすゞも混ざっているから完全に傾向が変わりました。関西ながら西工は少ないが、昔は京都市が東限だと思っていたから、意外ともいえる。ここも車両そのもの以上に路線網が大分縮小してしまったようで、八日市からの永源寺行は、日中は60分毎。ただ、能登川駅行はむしろわずかながら増えていて、完全30分毎(27・57分発)になっている(平日は、学校の休校日は運休になる便がある)。風景も風光明媚な所が少なくなさそうで、カラーで見たかった写真も多いです。

 都営バスは、エルガミオが全部退役してしまったのですか。元々は青梅〔支〕に導入された車両だが、これで都営バスからは、純粋な中型車は全滅した事になります。「しおかぜ」もリエッセCNGがBRCハイブリッドに置き換えられてついに姿を消したが、大型ハイブリッドのコミュニティバスは異例。

 折り込み付録は、南海バスが関西空港のシャトルに導入した、シターロG連接バス。何回か書いたが、一般南海バス色が新鮮です。これまでの連接車は、海外で車体まで生産された連接車(シターロの他、スカニア・ボルグレンと、神奈中のネオプラン。奈良交通もそう)は全てオリジナル色なので。

「バスグラフィック」は純粋な雑誌ではなくムック本なので、次回の刊行がいつになるか解らないのがやや難だが、これまでの実績からすると秋口、9〜10月位でしょうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


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《今日見た・聞いた・思った事》
 JR東日本は昨日、10月14日(土)のダイヤ改正の発表を行いました。
 今回は全社的なものではなく、大きなポイントは2つ、常磐線関連と、東北本線の黒磯〜新白河間。
常磐線:〔ひたち〕〔ときわ〕の品川発着が朝夕計で下り7本・上り9本増。夕方以降は全特急が品川発着になります。土休日はさらに朝方1往復(下り〔ひたち3号〕・上り〔ときわ66号〕(今の68号))を品川発着に延長。なお、〔ときわ56・85(現)・95号〕は取りやめになり、代替で〔ときわ85(現87)・89(現93)号〕がひたち野うしく・荒川沖に停車、〔ひたち23・25・27号〕が土浦通過。
 一般列車は、上野発着の普通列車の朝夕上下計30本が品川発着に延長。品川発着全列車を15連で運転。
 いわき〜竜田間は、10月予定(同日となるか?)の竜田〜富岡間再開を見据えて一部時刻を変更。実は全然知らなかったが、この区間、651系で運用されている列車があって、改正後も2往復で運用。
 水郡線は水戸23時17分発常陸大宮行を増発し、最終を繰り下げ。〔ときわ87(現89)号〕から接続。水戸〜常陸大宮間下り2本・上り1本(下り1本は最終にシフト)、常陸大宮〜常陸大子間1往復を取りやめ。
東北本線:黒磯駅構内の工事(構内直流化)完成により、黒磯〜新白河間は区間内折り返し運転となり、E531系またはキハ110系で運用。本数を見直し(削減だろう)、新白河で郡山方面行と原則同一ホームで接続。
 E531系は、郡山センターに新規配置なのか?あるいは水戸線との共通運用になるのか?そこまでは解らなかった。置き換えになるのだったら、逆に宇都宮〜新白河間直通運転は考えられなかっただろうか?豊原までは栃木県なのだし。キハ110系は磐越東線車両か。
 この他、新白河で新幹線との接続を改善。
 これ以外では、上野東京ライン(東海道線〜高崎・宇都宮線)で一部列車を10→15連に増結。高崎線→東海道線は朝方で一部行先が変更になり、平日の高崎6時06分発品川行は大船へ延長。高崎線からの大船行は初設定になります。逆に籠原8時46分発小田原行は品川行に短縮。
 今回のリリースだけでは解らない部分が結構あるので、9月発売の時刻表で再度確認したいと考えています。

《今日のニュースから》
 7日 核兵器禁止条約 国連交渉会議で採択
 8日 中国初の空母「遼寧」 香港で一般公開

 今日の関東地方は、九州の方々には申し訳ない位の、雲一つない快晴になったが、それだけに熱中症が心配になるほどの猛暑になりました。私はとりあえず耐えられるけれど、夏だから暑いのは当然とはいえ、豪雨も猛暑もあまりに極端すぎる。日本全国、もっとまともな天気になって欲しいものです。温暖化、やっぱり何とか止めないと。
 2年後、2019年のG20は日本開催だそうです(来年はアルゼンチンのブエノスアイレス)。今年のハンブルクは抗議活動が相当過激化したらしい(G20に単にカコつけて騒ぎを起こしたかっただけ、の連中も少なくなかった、と見ているが)。日本は去年のG7も割とノンビリしていたので、ハンブルクのような事はないとは思うが、翌年の五輪も見据えて警戒態勢は相当強化されるのは間違いなく、どこでやるにしても、今からちょっとユウウツ…。

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