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zoom RSS 1712 この列車の行先・終点はどんな場所 6.南栗橋

<<   作成日時 : 2017/07/11 22:03   >>

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 勇んで始めたこのシリーズ、なのに、去年初頭の唐木田(小田急多摩線)以来、何と1年半も間が開いてしまいました。「今年も、こんな感じで…」と結んでいたのに。
 久しぶりにやります。今回は東武日光線の南栗橋です。

 元々1986(S61)年8月26日の開業時より、検修基地が置かれた事で、ここを終着とする列車が設定されました(それまでは幸手行が走っていた)。2003(H15)年3月の地下鉄半蔵門線・東急田園都市線相互直通運転開始時に、この駅まで直通列車が設定される事となり、神奈川県大和市の中央林間駅からここまで、98.6qの長大な直通運転が実現する事になりました。
 田園都市線から埼玉県の奥まで通しで列車が走る事になるなど、2〜30年位前には想像できなかった事。

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 田園都市線からの東武スカイツリーライン(伊勢崎線)直通は急行・準急・各停合わせて1時間に6本前後の設定があるが、久喜行と分け合うため、南栗橋行は、現行のダイヤでは、1時間に2本程度(30分間隔)。日中は全部各駅停車です(逆は準急)。東武線内は全て急行または準急です。
 この他、2013(H25)年改正から、日比谷線直通も1時間に2本程度、南栗橋まで運行されています。
(東武動物公園で、久喜発着の急行と接続)

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 8500系の「南栗橋」行表示。直通編成は全てLED改造されているが、それにしても5000系はともかく、8500系が東武鉄道に乗り入れる事になったのも、ややショッキング?な出来事でした。そこまで考えて設計されてはいないはずなので。

 南栗橋と直接関係ないが、長らく疑問なのだけれど、田園都市線の各駅停車はなぜ、種別表示を出さないのだろう?「各停」の2文字を出すとまずい、という理由が思い浮かばないのだけれど…。東横線、目黒線、大井町線は出しているのだし。

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 中央林間駅の改札内コンコースの表示。駅では「各停」の2文字があるのだが。

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 現行のダイヤでは、日中は長津田で久喜行急行の待避があります。南栗橋駅は以前は栗橋町だったが、2010(H22)年3月23日の「平成の大合併」で、久喜市になりました。従って東武動物公園から先、直通運転の終点は両方向とも久喜市内になります。

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南栗橋
 改めて、南栗橋駅。2015(H27)年度の乗降人員は8,867人、東武本線の南側の駅としては、少ない方でしょう。駅番号TN03。 橋上駅舎です。こちらは東口。
 中央林間からの最速は、土休日の614K・1750T・2280Tで2時間06分。列車によってかなりバラつきがあるが、やはり東急側・東武側とも急行でないと、早くはならない。

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 駅舎内のコンコース。広いが、日中は閑散とした感じ。

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 一方こちらは西口。

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 駅に発着する路線バスは、東口からの五霞町コミュニティバス「ごかりん号」のみ。五霞町は茨城県の町で、県境を越えてきます。月〜土曜日に12.5往復運行(日中の4往復はルートが異なる)、日曜日運休。朝日自動車が受託、PASMOなど全国相互利用ICカード利用可。
 また、久喜市のデマンド交通「くきまる」の停留所標識もあるが、時刻・ルートなどは一切記されていない。久喜市内在住者のみ利用可能。
 この他、ボートピア栗橋(競艇の場外発売所)への送迎バスも発着(中田観光バス(中田商会)が受託)。
 西口はバス発着なし。

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 はっきり言ってしまうと、駅付近はほとんど何もありません。一番目立つ施設が、東口から徒歩5分程の、済生会栗橋病院。コンビニでさえ、病院より遠い場所にセブン=イレブンがあるのみ。後は西口に小規模なドラッグストアや学習塾、その他飲食店がいくつかあるようだが。

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 西口には東武鉄道埼玉事業所があります。分譲住宅に関わっているようです。とにかく駅付近はほとんどが閑静な住宅地、駅の乗降客の大半は、この住宅地の住人なのだろうと思われます。全体的な乗降人員があまり多くないのは、このためかも知れません。

 という事で、この駅の改札口を通過する旅客はラッシュ時以外、それほど多くはなかろうと思われるが、一方でこの数年の日光線一般列車の運行形態の変更により、乗換のお客さんがホームを賑わす事はかなり多くなったと思います。特に先日、4月21日のダイヤ改正で、一般列車は完全に南栗橋で分断された上、快速・区間快速が廃止になった事で、さらに様変わりした事だろうと思います。

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 上下ホームとも、こんな感じで一般列車の到着の度に、乗換の乗客がホーム上を移動するシーンが見られるようになりました。

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 快速・区間快速の廃止により、6050系は南栗橋より南、スカイツリーライン区間には入らなくなりました。
 一方で南栗橋発着の急行(下り)・区間急行(上り)の他、普通列車も新栃木より北、東武日光方面への直通が多数設定されるようになり、6050系の南栗橋折返しは頻繁に見られるようになりました。6050系で「南栗橋」行は、たぶん初設定。
 南栗橋〜新栃木間は10000系と併用です。10000系は、2+2の4連が頻繁に見られるようでした。本来の増結運用がほぼなくなったからと思われます。左の新栃木行もそうです。

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 ホームの表示。

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 2ドア(6050系)運用の列車の案内表示も見られました。急行は全列車、普通も新栃木より北、東武日光・新藤原・新鹿沼行は全列車で、新栃木行でも一部に見られます。

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 改めて、上りホームの乗換。区間急行から、浅草行区間準急への乗り換えになります。

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 上りホームの乗車目標です。日比谷線直通の20m車7連の運用開始で、目標案内が新しくなったようです。一方で在来車の5ドア(20050系・03系)の目標も残っています。両者を一度に目にする事ができるのも、今の内です。
 なお、下りホームの乗車目標は4両分しかありません。南栗橋より北の一般列車は、(少なくとも定期列車は)いまや全て4連という事です。

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 上りホームの発車案内表示。「Chuo-rinkan」の行先表示も見られます。
 左側、2番線の11時08分発中目黒行は「7両」、つまりメトロ13000系が来る事を予告しているのでした。
「当駅発」の文字があるが、今の南栗橋駅は、上下とも全列車「当駅発」です。

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 6050系は南側の引上げ線で折返し。
 03系中目黒行が出発。どちらも廃車が発生しており、この顔合わせが見られるのも、あとわずか、でしょうか。

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 駅の北側に車両管理区・工場の敷地が広がっているが、その敷地と駅のちょうど境界を東北新幹線が横切っていきます。E5系が通過。

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 最後に南栗橋検修区。6050系が接続を受けて出発。東急8500系の姿も見られます。

 ホームの乗換、特に下りの6050系急行へ乗換の様子を見ていると、快速時代と同様、結構大荷物の乗客が6050系の入線を待つ様子が見られました。今回の快速系の廃止・南栗橋での分断は、やや行き過ぎた感があります。なにより南栗橋での乗換が中途半端に思えました。今後スカイツリーライン区間でもホームドア設置、という話が出てくる可能性があり、それを見据えての事かも知れないけれど、やはり浅草〜日光・鬼怒川間通しの一般列車の設定(しかも快速で)を継続して欲しかった。この際、10000系などの通勤形でもやむなしだから。乗り継ぎとしても、栗橋か、新栃木で、とは行かなかったですかねえ。10連の急行が新栃木まで行くのは非現実的かも知れないが。もう一工夫欲しかった、との感はありました。
 まあ伊勢崎線側もそうだが、東武はこの10〜15年で、南北の格差が大きくなった、という事はあるのでしょう。

 今回は、「南栗橋はこんな所」というより、先日4月21日ダイヤ改正のレポートっぽくなりました。肝心の南栗橋駅自体が、はっきり言って周辺に観光の目玉みたいなものが何もなく、栗橋病院への通院や、五霞町コミュニティバスあるいはボートピア送迎バスへの乗り継ぎ客、後は利根川付近の散策に行く感じのグループの姿は見たけれど、ほとんどは地元の住宅地の住人。駅の改札を出入りする乗客はやはり多くはならないか。今後も一般列車の中継点としての役割の方が、大きくなっていくのでしょうか。

 大見得を切って初めて見たこのシリーズも、前回から1年半も空いてしまってお恥ずかしい。今後は、機会をみてのんびりやっていきましょうか。しばらくは関東地方の行先ばかりになってしまうと思いますが、どうかご了承くださいませ。

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 JR久大本線で、先日の豪雨で流された久大本線の鉄橋は、復旧まで最大3年かかるかも知れないとの事。豊肥本線は熊本地震の影響でいつ再開できるか見込みさえ立てられないままで、九州を横断する鉄道は、2路線とも長期不通が避けられない見込みとなりました。ここに限らず、昨今は状況を把握し、ある程度でも復旧の見込みを立てる事さえ難しくなっている災害が、急に増えて来た気がします。
(「ななつ星in九州」、どうするんだろう…。〔ゆふいんの森〕は、13日から小倉・大分経由で2往復運行)

《今日のニュースから》
 9日 京セラドーム大阪 スタンドから鉄パイプ落下 オリックス中島選手打撲
10日 加計学園獣医学部新設問題 衆参両院で閉会中審査
11日 「時差Biz」都内でスタート 小池知事視察

 東急田園都市線では今日から臨時特急「時差Bizライナー」を運行しています。中央林間6時04分発押上行、田園都市線内は長津田・あざみ野・溝の口(東急以外の鉄道が接続する駅)に停車。来週まで火〜金曜日運行。早朝ゆえ、利用率が注目されます。

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