№336 12月4日東北新幹線新青森開業 ダイヤ改正

 既にご存知だと思いますが、JR東日本・JR北海道、それにIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道の各社は、12月4日(土)の東北新幹線新青森開業に合わせたダイヤ改正の概要を、今日午後一斉に発表しました。
(JR貨物は今日現在発表なし)
 JR東日本は東北の他、首都圏でも変更点があります。
 大方予想通りと思われた一方、意外だと思った部分もありました。
 各社ごとに簡単ながら感想を書いてみたいと思いますが、一から十まで明るい話題ばかりではないようで…。

1.JR東日本
<新幹線>
 新青森関連の<はやて>は既に発表済みですが、新たに東京~盛岡運転の<はやて>を増発。
 また、仙台始発の100号は盛岡始発に延伸。
 これらは全て仙台~盛岡各駅停車になり、その分<やまびこ>が減る事になりますが、この区間の立席特急券は発売されないので、短区間の移動でも指定券が必要になるようです。
 その他の新幹線については発表なし。
 本格的には来春の<はやぶさ>運行開始を待つ事になるのでしょう。
<在来線>
①東北地方
<スーパー白鳥><白鳥>はやはり新青森まで延伸。
(多客期に2往復<白鳥>が増発されるが、うち1往復は青森~函館
 奥羽本線は秋田~青森に<つがる>を4往復設定。
<かもしか>は<つがる>に統合される他、リリースには記されていなかったけれど<いなほ7・8号>も新潟~秋田に短縮される事になるようです。
 問題は車両で、今の<つがる>に運用されているE751系はどうするのだろう?
 485系置き換えが自然な流れのはずですが、現在の<かもしか>は3連だから単純な置き換えでは輸送力過剰だし、青函トンネル対応にして<白鳥>に運用するのだろうか?
 特急は新青森~青森に限っては、自由席は乗車券だけで乗れるようになるそうです。
 あとはハイブリッドのリゾート列車が運行を開始。
 津軽線でも走りますが、新青森~蟹田
 三厩までは行けなかったかな?
 大湊線・花輪線など、他のローカル列車については発表になっていません。
(盛岡・秋田両支社のHPでも発表なし)
②首都圏
 注目されるのが、武蔵野線から大宮への直通列車の拡充で、新たに千葉方面からも設定されています。
 車両は不明ですが、武蔵野線の205系などがそのまま運用されるのでしょうか。
 現在<むさしの>で運用されている115系はやはり終わり?
 京葉線では日中に外房線への直通が設定されるようです。
 それから、これは来春の事になりますが、南武線に快速が設定されます。
 遠い昔国鉄時代に川崎~登戸で1時間おきに走った事がありました。
 今度は川崎~立川に30分おき。
 ただし、今回も快速運転区間は川崎~登戸
 もう少し積極的に行けなかったかなあ。
 全線で快速運転にして欲しかったし(下りは武蔵溝ノ口・上りは登戸で追い抜きできる)、本数も20分間隔位は欲しい。
 今はその位お客さんが多いので。

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 一方、今回は首都圏の短距離の特急がかなり廃止になるようです。
 房総方面は相変わらずと思いましたが、今回は東海道線の<踊り子>も一部削減になるようです。
 見直しの対象になる特急を見ると、房総方面以外は全て185系を使用している列車です。
 これは、185系の淘汰が始まる事を意味しているのではないでしょうか。
 車両そのものへの評価はともかく、古い系列になっている事は事実だった(東海道線では185系が一番古い営業車両)ので、「数年の内に置き換えの計画がありうるはずだ。」とは思っていました。
 しかし置き換えでなく廃止とは…。
 全廃という訳ではないので、いずれは何か新系列を製作する事にはなると思いますが、いずれにしろ185系もいよいよ正念場の時を迎えたようです。

2.JR北海道
 基本的には<スーパー白鳥><白鳥>関連が中心になりますか。
 付け加えると急行<はまなす>は変わらず青森~札幌の運行に留まるようです。
 客車列車ですからまあそうなるでしょう。
 とにかく、最低でも新幹線の新函館延伸までは生き残って欲しい列車です。

画像

 それより少々ショッキングなのは、<スーパーカムイ>が日中を中心に4往復削減されるという事。
 789系(1000番台)が華々しくデビューしたのがわずか3年前なのですが、利用が伸びていないのでしょうか?
 この他は<すずらん>の設定時刻の見直し、札幌圏や富良野線の増発や運転区間の延長など。

3.青い森鉄道
 八戸~青森をJRから引き継ぐ事になりますが、普通列車は増発。
 他に快速が3往復設定され、下り1本は三戸が始発になっています。
(停車駅は列車毎に異なる)
 さらに浅虫温泉~青森が増発される他、2往復は新青森直通になっています。
 八戸~青森1往復は引き続きJRのDC編成。
(下り 鮫→青森 1525D 上り 蟹田→八戸 1524D)
 浅虫温泉折り返しの1往復もJRのEC編成で、浅虫温泉発は大館まで直通。
 盛岡方はこの改正からIGRと運用が別々になり、盛岡~八戸通しの列車はIGR9往復、青い森が3往復の担当となるようです。
 八戸線へのJR直通は維持されています。
 青い森鉄道のみ、全線の時刻表が公表されています。
(JR・IGRの運用が判別できます)

4.IGRいわて銀河鉄道
 ラッシュ時に盛岡~滝沢の増発が行われる一方、盛岡~八戸の直通が13.5往復→12往復に削減される他、列車毎に運転区間の見直しが行われるなど、当然の方向性でしょうが、盛岡を中心とした運転体系へのシフトが進みつつあるようです。
 快速は全廃。
(花輪線の<八幡平>もIGR線内は各駅に停車)

 あくまで各社のプレスリリースをざっと眺めただけなので、具体的な部分までは解からない事も多々ありました。
 今後ローカル列車などでも、はっきりしたダイヤのディティールが少しずつ見えてくるのでしょう。
 後は、他の鉄道(十和田観光鉄道・弘南鉄道など)やバスなどがどう変わるでしょうか。
 開業まで注目していきたいと思います。


 昨日の「横浜カーフリーデー2010」については、10月1日に書く予定です。
 遅くなりますが、ご了承ください。

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