№701 長野電鉄屋代線 思い出の駅

 前回は3月一杯で廃線となった十和田観光電鉄の駅について書きました。
 今回は同じく3月一杯で廃線となった、長野電鉄屋代線の駅を取り上げます。
 屋代線は、元々は河東鉄道として1922(T11)年に開業した古い路線で、同鉄道は後に木島まで延伸、長野電鉄成立後は河東線と呼称され、長野~須坂の長野線、信州中野~湯田中の山ノ内線と共にネットワークを構成していました。
 しかし運転系統が実態に合わなくなり、2002(H14)年の信州中野~木島廃線後は長野~湯田中を長野線、屋代~須坂を屋代線と呼称するようになりました。
 かつては上野からの急行<志賀>が乗り入れていた事もありました。
 写真は、皆いつ撮ったのか解らなくなって申し訳ないのですが、東急5000系の2500系、2600系が運用されていた頃でした。

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屋代 やしろ 長野県千曲市
 JR信越本線→しなの鉄道との接続駅で、営業はJR→しなの鉄道に委託していました。

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東屋代 ひがしやしろ 長野県千曲市 屋代から1.3㎞

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雨宮 あめみや 長野県千曲市 東屋代から1.6㎞・屋代から2.9㎞

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岩野 いわの 長野県長野市 雨宮から2.1㎞・屋代から5.0㎞

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象山口 ぞうざんぐち 長野県長野市 岩野から2.5㎞・屋代から7.5㎞

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松代 まつしろ 長野県長野市 象山口から1.1㎞・屋代から8.6㎞
 交換可能駅で、須坂からの折返し列車も設定されていました。

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金井山 かないやま 長野県長野市 松代から3.1㎞・屋代から11.7㎞

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大室 おおむろ 長野県長野市 金井山から2.4㎞・屋代から14.1㎞

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信濃川田 しなのかわだ 長野県長野市 大室から1.6㎞・屋代から15.7㎞
 交換可能駅。

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若穂 わかほ 長野県長野市 信濃川田から1.5㎞・屋代から17.2㎞

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綿内 わたうち 長野県長野市 若穂から1.7㎞・屋代から18.9㎞
 交換可能駅。

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井上 いのうえ 長野県須坂市 綿内から2.5㎞・屋代から21.4㎞

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須坂 すざか 長野県須坂市 井上から3.0㎞・屋代から24.4㎞
 長野線との接続駅で、もちろんこの駅は今後も長野線の駅として存続します。

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 構内には車庫もあります。
 ただ、顔ぶれは今とは大分異なっていました。

 屋代線は、廃止の前には増発の実験なども行われていましたが、実を結ばなかったようです。
 中心の松代は長野市なのですが、長電だと市の中心部へ行くのにも須坂を経由しなければならないから、遠回りになる事も敬遠されたのでしょう。
 これで長野電鉄は長野~湯田中の長野線1路線だけになりました。
 長野線にしても、1994(H6)年には線路の増設を行って、長野~信州中野で毎時特急1本、普通4本というフリークエントサービスを行ったのですが、結局利用者の減少は止まらず、本数も激減していきました。
 県都発着の路線でさえこういう状況ではお寒いのですが、なんとか「ゆけむり」や「スノーモンキー」が引っ張っていって、再生が図られる事を望みたいと思います。

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