№748 JTB時刻表2012年7月号(JTBパブリッシング)

 何を今更、と言う時期になってしまいましたが、JTB時刻表2012年7月号が先月20日(水)に発売になっています。
 表紙は、この前乗ってきたばかりの秋田新幹線(赤渕~田沢湖(正確には田沢湖線))だ…。

◆ 奥羽山脈を越えて、その先の東北へ
 新幹線特集の第2弾で、20周年の山形新幹線と、15周年の秋田新幹線、いずれも「新在直通」の新幹線になりました。

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 どちらも1,067㎜軌間の在来線を改軌、新幹線区間から直通列車を走れるようにしたものです。
 これによって新幹線でも山形や秋田まで乗り換えなしで行けるようになったのは、画期的な出来事でした。
 ただ、弊害も少なくなく、後は続かないようです。
 グラビアでは沿線の観光地と接続する第3セクター鉄道、そして秋田新幹線でデビュー予定のE6系の速報。
 由利高原鉄道訪問の際、帰りに秋田新幹線に乗車した時について書いた中でも触れたのですが、母体が奥羽本線だった山形新幹線はまだしも、しょせんはローカル線だった田沢湖線がベースの秋田新幹線は、これ以上のスピードアップは不可能に思えました。
 だからE6系に期待がかかる所で、単純計算で〈はやぶさ〉との併結で運行された場合、東京~秋田は最速でだいたい3時間40分程度になると思われます。
 山形も秋田も在来線区間はこれ以上の所要時間短縮は不可能と思われるので、いかに新幹線区間で時間を稼ぐか、そしてグラフにも掲げられている観光地への旅客誘致を、どのように図っていくかが課題となるでしょう。
 もちろん、東北復興の尖兵としての期待もかかると思います。

◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第63回
 東海道新幹線の清掃を手がける「新幹線メンテナンス東海」の清掃員の方。
 親子2代ですか。
 以前は鉄道の清掃作業は「地味で汚い」「高齢者がやる物」というイメージが(多分今でも)あると思うのですが、これが脚光を浴びるようになったのは、多分東北新幹線東京乗り入れの時だったと思います。
 人海戦術というのは一見人件費が高くつくからコストがかかりそうなのですが、列車の運用効率の向上と天秤にかけると、実は結構有効な手段のようです。
(航空のLCCもそう)
 ただ、やはり12分というのは、新幹線は車両自体大型だし、車内のレイアウトが複雑だから大変そう、もう少し余裕を与えてやってもとは思いますけれどね。
 東海道新幹線はビジネス中心だから、それ程酷い汚れにはならないかもしれないけれど。

◆ のりもの探Q隊 vol.12
「ジェットフォイルの速さの仕組みに迫る」と題し、東海汽船の伊豆諸島へ行く高速船を取り上げています。
 今年で就航10周年なのだそうです。
 通常は東京(竹芝)と熱海からですが、早春の大島の椿シーズンだと、久里浜から出る事もあります。
「海の快特」というキャッチコピーを、京急線の車内や駅で御覧になった形も多いのではないでしょうか。
 高速船自体は確かどこかで乗った記憶はあるけれど、254人も乗れる大型は経験がないなあ。
 メカニック的な部分が中心になっているけれど、デザイン担当が柳原良平氏で、少しでもいいからこの部分も触れられても良かったかも。
(船好きで非常に有名、船に関するイラストをたくさん発表。相鉄6000系「緑園都市号」や、サントリートリスのキャラクターでも知られている)
 魚は犠牲にはならないそう。
 
「のりもの情報局」では、鹿児島市電の観光レトロ電車の愛称の募集があります。
 イラストを見た感触では、都電荒川線の9000形に似ていると思います。

◆ 黄色のページ
 夏祭り・花火大会の臨時列車が掲載になっていますが、愛知環状鉄道の「豊田おいでんまつり花火大会」の臨時ダイヤが初掲載になりました。
 午後以降は全線16分間隔で運行。
 一方、東海道線の「湘南ひらつか七夕まつり」の臨時は、設定がなくなってしまいました。
「長岡まつり大花火大会」は、初めて長岡→直江津の快速(途中来迎寺・柏崎・柿崎に停車)が設定された一方で、長岡→新潟の快速「三尺玉」が2本とも普通列車に格下げ。
 上越新幹線は〈MAXとき〉2本を昨年同様設定、「3・5号」とは定期列車より堂々とした名称。 
 
◆ 本文
〈ムーンライトながら〉の上りは来宮駅工事のため、大垣発8月12~15日(現地13~16日)は東京着が大幅繰り下げ。
 国府津始発724Mの後をついて走る事になるようですが、ちょうどお盆期間の真っ只中に工事をやるのですか。
 浦和駅の工事のため、湘南新宿ラインはこの後8日(日)にも折返し運転が発生するのだけれど、該当列車にはきちんとその旨個々に記して欲しい。

 しなの鉄道で、8月4・5・11・12日に臨時急行〈リバイバル信州〉を2往復運行。
下り
1号 軽井沢 10:57 → 11:57 篠ノ井
3号 軽井沢 15:48 → 16:52 篠ノ井
上り
2号 篠ノ井 9:15 → 10:17 軽井沢
4号 篠ノ井 12:12 → 13:11 軽井沢
停車駅:中軽井沢・信濃追分・小諸・上田・戸倉・屋代
急行料金300円が必要。
 本当は長野まで走れれば良いのだけれど…。

 先月号にはまだ記載がなかった茨城交通の高速バスの新路線・秋葉原~笠間線が掲載になりました。
 4往復の運行で片道1,800円。

 会社線では、6月30日に西武鉄道のダイヤが改正になりました。
 石神井公園駅の高架化・線増からくるダイヤのパターンの大幅な変更がメインで、新宿線でも準急・拝島快速の急行への統一などの大きな変化があります。
 今回の改正は西武単独となり、メトロ有楽町・副都心線は西武直通の行先の変更のみ(練馬高野台行がなくなり、石神井公園行・保谷行が初設定)、東武東上線は変更ナシ。
 本格的にはやはり、メトロ副都心線~東急東横線相互直通運転開始時点で再度改正が行われるはずです。

 阪急バスが関わる大阪(梅田)~東京・横浜・千葉路線が6月1日に再編成になっています。
 横浜経由品川・池袋線は廃止になり、横浜は東京駅・TDR経由千葉線(京成バスと共同)が経由、池袋は八王子経由新宿・渋谷線が隔日(京王バス担当便)のみ乗り入れ。

 なぜか今月も、スカイツリー関連のバス新規記載がありませんでした。
 黄色のページにもナシ。

 国内線航空では、エアアジア・ジャパン(WAJ)が8月1日に就航します。
 成田~札幌(新千歳)・福岡・沖縄(3日から)に就航。

WAJ8521 成田7:45 → 9:20新千歳
WAJ8523 成田11:45 → 13:20新千歳
WAJ8527 成田16:35 → 18:10新千歳
WAJ8520 新千歳9:45 → 11:20成田
WAJ8522 新千歳13:45 → 15:20成田
WAJ8522 新千歳18:35 → 20:10成田

WAJ8541 成田7:00 → 9:00福岡
WAJ8543 成田11:40 → 13:40福岡
WAJ8542 福岡9:25 → 11:15成田
WAJ8544 福岡14:05 → 15:55成田

WAJ8665 成田15:50 → 18:50沖縄
WAJ8666 沖縄19:20 → 21:55成田

 成田空港は第2ターミナル発着で、ANAの資本が入っているから意外だと思ったのですが、今後第2ターミナルの北側にLCCのターミナルが建設されるようなので、その対応を見込んでいるからでしょうか。
 それから先月、ジェットスター・ジャパンの成田発関空行(9日就航)初便の出発が6時00分で、空港までどうやって行くんだ?と書きました。
 この号にはまだ掲載がありませんが、京成バス・成田空港交通による成田空港~東京駅(・東雲車庫)路線「Tokyo Stulle」が明日開業する事になっていて、東京駅1時30分の便を利用してJST便に乗る事になるようです。
 成田空港第2ターミナル着が5時00分で、ほとんど夜行バス。
 この距離だと仮に全区間一般道だったとしても大幅な早着になるはずで、どこかの営業所で大休憩を取るのでしょう。
 合計では15往復運行、運賃は8月一杯まではキャンペーンで800円。
 今になって気付いたのだけれど、営業案内の欄外、「JAL便は日本航空インターナショナルまたはジェイエアの機材・乗務員にて運航」のままになっていました。

 国際線航空では、昨日からエミレーツの成田~ドバイ線にA380が就航しています。
 ただ成田到着17時35分、出発22時だから、ちょうど今の時期の到着便が、撮影に関しては勝負でしょう。
 なおJALとMHのコードシェアが昨日から始まっていますが、今月号ではまだ掲載なし。

 最後に、今月から「スカパー!」の「鉄道チャンネル」とのコラボレーションページが掲載になりました。
 読んだ限りでは、何だか「鉄」過ぎて、とっつきにくいかも。

 8月号の発売は7月20日(金)。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

「政治ゲーム」ここに極めり。
 個人的に期待した部分があったのも事実ですが、代表経験者達があからさまなケンカをしているようでは、もはや「失敗政党」と言わざるを得ないのではないでしょうか。 
 今日から2年目の「節電の夏」がスタート、一般の国民がこのゲームに関心を示す余裕があるのかどうか。
《今日のニュースから》
民主党・小沢代表 衆参両議員50名と共に離党届提出