№806 山下達郎「OPUS ALL TIME BEST 1975-2012」 本日発売

 スミマセン、今日は残業もあって帰りが遅くなったので、乗り物とはほとんど関係ない事で、簡単にお茶を濁してしまいたいと思います。
 私が大好きなシンガー、山下達郎のベストアルバム「OPUS ALL TIME BEST 1975-2012」が本日発売になりました。
 ただのベスト盤じゃない、1975(S50)年の「SUGAR BABE」時代にまで遡って、実に37年に渡っての、その名の通り「オールタイム・ベスト」です。
 まだ買ってきたばかりで聞いていない(だって全部聞くと4時間越えるもん)ですが、これからじっくり鑑賞してみます。

 ちなみに最近は竹内まりやとか桑田佳祐とかが同じ企画をやって、この後はユーミンも同じような生涯に渡るベスト盤を出すようです。
 特に1980年代の「ニュー・ミュージック」と呼ばれるジャンルを引っ張ってきたトップランナー達も、デビューから30~40年経ち、60歳代に手が届くか届かないかという年齢になってきたので、この機会に自らのディスコグラフィーを振り返ってみよう、そんな思いもあるのだと思います。

 私が山下達郎のファンになった最初のきっかけは、何といっても「RIDE ON TIME」でした。
 1980(S55)年発表なのですが、「こんな斬新な歌を歌えるシンガーがいたのか!」と驚かされたものです。
 比較的最近の人だと、ANAを舞台にしたドラマの主題歌、という印象も持たれるかと思いますが、元々はCMソング。
 なんと、日立マクセルの、「カセットテープ」ですよ!
 当時はDVD・ブルーレイどころかCDすらなく、VTRもまだまだ高嶺の花、という時代でした。
 このCMには山下達郎自らも登場しています。
 達郎はこの「RIDE ON TIME」で大ブレイクし、一気にニュー・ミュージックのトップランナーの座に登り詰めるのです。

 当然いくら3枚組だからって収録できる曲には限りがある訳で、収録されている曲目のリストを見ると、ほんの少し、私の好きな方向とは違う部分も、それはもちろんあります。
 個人的には「僕の中の少年」や「Blow」、「NEVER GLOW OLD」あたりが入って欲しかったとも感じるし、「ON THE STREET CORNER」シリーズからもラインナップされたら良かった …彼の音楽人生を語る上で「一人アカペラ」は外せないだから… とも思います。
 しかし、CMソングや、映画・ドラマの主題歌が大半だから、言い換えれば私みたいなコアなファンでなくても、充分楽しめるはずです。
「○○○48」とかもいいけれど、たまにはこんなジャンルも聞いてみてはいかがでしょうか?
 若い人でも、「目からウロコ」だと思いますよ?
「RIDE ON TIME」を初めて聞いた、私のように。

「乗り物とほとんど関係ない」と最初に書いてしまいましたが、乗り物のCMソングも数曲入っています。
「高気圧ガール」「踊ろよ、フィッシュ」はANAの沖縄キャンペーン。
「高気圧ガール」は1983(S58)年の発表で、当時のANAは「モヒカンカラー」だったから、今の感覚だとピンと来ないかも知れません。
 もちろんそれは、単に達郎が凄かったという事。
(選から漏れた中では「飛遊人(ヒューマン)」もANAのCMソングだったが、同名の旅行商品のCMで、方向性が180度異なる)

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「クリスマス・イブ」はJR東海の東海道新幹線のCMソングですが、発表は同じく1983(S58)年。 
 最初からCMソングとして作られたわけではありません。
 30代位からの方だと「シンデレラ・エクスプレス」というキャンペーンを覚えておられるのではないでしょうか。
 発表からチャート1位まで6年6ヶ月は最長記録だったのだそうです。

 多彩なジャンルで曲作りをしてきた山下達郎ですが、終始一貫したテーマは何か。

『時代』という言葉に惑わされるなよ

という事なのだろうと、思っています。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 京急線は、今日も運行を再開できなかったですねー。
 何でも脱線した車両は、3両目(1919号車)の台車が車体から外れてしまっているとの事で、1・2両目もその可能性が高いという事。
 トンネルに突っ込んでしまって、クレーンとかが使えないからより困難な作業になっているのでしょう。
 横須賀市に通じる、鉄道の大動脈ですから、一刻も早い復旧が待たれます。
 昨日の京急の会見では「雨の降りが想定の範囲外だった」という事で、当時の横須賀市は100㎜の大雨だったそうですが、でも「想定の範囲外」という言葉、去年も散々聞いたような…。
 確かに昨日も少し書いた通り、この数年の、特に大雨は異常で、豊肥本線もまた不通になってしまったし、名松線や只見線も、未だに復旧の見通しが立っていません…というか、復旧させるのか?
 恐らくこれから先、大雨や強風などの異常気象は、規模を拡大しながら繰り返し起こるでしょう。
 どこまで「想定の範囲」にするのか、というのもまた難しい判断になるのですが、京急に限らず、鉄道に限らず、単独では難しいにしても、より強力な防災対策が求められ続けるでしょう。

《今日のニュースから》
大関日馬富士 第70代横綱に昇進