№1034 バスグラフィックvol.19(ネコ・パブリッシング)

「バスグラフィックvol.19」も先月末発売になりました。
 特集「江ノ電バスに乗ろう!」。

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 バス趣味誌でビキニ姿の姉ちゃんを見るとは思わなかったが、いきなり超マイナーな路線に乗せるよなあ、というのが「江ノ電バスで湘南・鎌倉小旅行」。
 まず、表紙のポーズがすごく浮いて見えるんですけれど。
 最近までは鎌倉~七里ヶ浜~江ノ島海岸~辻堂駅の路線があったが、何より国道134号線の渋滞が慢性的に激しい事で利用が減り、廃止になってしまいました。
 末期には平日午前中のみ数本だったが、七里ヶ浜まで短縮になった時点で、逆に土休日のみの運行に変わりました。
(路線確保の意味の方が大きいだろう)
 七里ヶ浜循環の間合い運用なのでしょう。。

 江ノ電バスは何しろ神奈中と同様地元なので親近感があり、十分楽しめました。
「オススメ路線10選」の中では、⑨戸塚駅~京急ニュータウン線は、ごく平凡な住宅地路線という印象だけれど。
 30年位前までは、港南プラザが終点でした。
(京急ニュータウンに一番最初に入ったのは、横浜市営の45系統だった)
⑧洋光台駅~上大岡駅(桜通坂上経由)線は、やはり桜のシーズンを見計らって乗りたいですねー。
 特に港南区総合庁舎~桜道坂上の桜並木が見事なので。
 空港バスは数年すると車両の置き換えが課題になるはずだが、大船のガード通過の問題があるので、標準床のラインナップがなくなった現状では、どういう方向になるのか。

「鎌倉営業所乗務員の一日」もあったけれど、この乗務員の行路や中休場所で伺えると思われるが、「鎌倉」営業所といいながら、圧倒的に戸塚駅界隈の路線の方が主力です。
 そもそも、鎌倉営業所自体確かに鎌倉市にあるが、横浜市栄区との市境が近くです。
 鎌倉駅に入る系統もあるが、横浜〔営〕・湘南〔営〕と分担で、回数はそんなに多くないです。

 白黒ページの「あの頃キミもバスも若かった-」も江ノ電バスで、鎌倉・藤沢・大船・江ノ島・上大岡付近の写真が並んでいるが、上大岡は全く変わったなあ。
(今は「ゆめおおおか」のビルの中にある)

 江ノ電バスというと、ごく少数に終わった形式が少なくなく(たとえ他社ではポピュラーでも)、その辺の車両もどこかで取り上げられると良かった。

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 辻堂駅~西海岸で運用されたキュービック(先代の114)なんてその典型で、1年ちょっとしか使われなかったから(その後国際興業9501)、あまり画像も残されていない様子。
 特定車では他にもあったが、オレンジカラーのキュービックは、まさに「幻」でした。

「日本バスめぐり」は頸城自動車で、最近はかなり洗練されたデザインになっているようだけれど、それにしてもよく昔のデザインの車両が集まっていると思いました。
 旧デザイン時代の頸城自動車には乗った事があって、真夏のみ運転の平岩駅~蓮華温泉路線(今は頸南バスの運行)でした。
 蓮華温泉は白馬岳の新潟側登山基地で、下山の際に乗ったものだが(既にスケルトン6Eの時代だった)、運賃自体は意外に安いものの、荷物代がかなり高額で、登山客輸送に特化した路線だった事が伺えました。

「青春バス紀行」第4回は九州産業交通(前編)。
 熊本市中心部でもかなり田舎臭いデザインが多かったと思います。一方で4枚折戸の導入が早かったのは、九州の大都市らしいとも思えますが。
 そもそも産交はなぜ、2つ目にこだわったのだろう?
 それと、初期車両は側面に社紋があるのが、今更ながら気づきました。
 ボディがスケルトンになったあたりで、フロントに移ったようです。
 フロントの「普通」のプレートも、産交らしさを演出していると思います。社紋もプレートも、今はもうないが。

 興味深かったのが「2ナンバーの世界」で、希望ナンバーがない時代だったら、どこの地域も申請順だろうと思っていたが、京都だけでなく他地域でもやっていたらしい。
(最近だと沖縄ナンバーが、島別に割り当てているのではないか)
 現代でも希望ナンバーとして、登録番号を社番的に使っている事業者もあるが、逆に社番を登録番号に反映させている事業者も多くなって(相鉄・富士急など)、登録番号と社番の関係が逆転した感があります。
(京都交通で「吉川」の横に(能勢電)とあるのは、吉川は妙見口駅に隣接しているから) 

「希少形式のススメ」も、見た目には希少とは見えない車両が少なくない。
「エルガJ」は、結局15台で終わったのか。今はいいけれど、数年して、日野車がいる事業者に移籍したら、分別は大変そうだ。
 形式からは離れるが、千葉交通のJAL従業員輸送用ブルーリボンシティは、ベースのカラーが90年代のままで、「JAL」の3文字の上に新鶴丸を張り重ね、後部の「Japan Airlines」の英文はそのままだから相当アンバランス。
 自社の旅客機はまだしも、系列でもないバス会社に、塗り替えまでは要求できなかったのでしょうか。

 巻末に江ノ電バスのバスマップが付録で封入されていたが、江ノ電がバスマップを発行していたとは、正直知らなかった。反省。どこで手に入るのだろう。
 ただ1年前の10月1日現在と若干古く、といって大きく変わってもいないが、今年運行が始まった明治学院大学南門~平島は反映されていません。

 特集記事はほとんど関東地方なので、そろそろ西日本の事業者も欲しいかな。
 西日本にバスファンは、特にそう思うのではないでしょうか。

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 予告してきた通り、明日6日~11日の間、ロンドンに行って来ます。
 往復ともフランクフルト経由で、往路はLHのA380-800、復路はANAのB787-8。
 いよいよ両者に乗れる日が来ました。どんなフライトになるか、今から楽しみです。
 ロンドンで考えているのは、①ヒースロー空港での旅客機撮影 ②クロイドンのLRT乗車 ③ロンドン交通博物館訪問 ④高速列車「ジャベリン」乗車。
 もちろんロンドンバスも撮って、乗ってきたいとも思います。
 例によって弾丸旅行になってしまうが、精一杯ロンドンの乗り物を楽しんでこようと思います。
 また今回は、乗り物以外でナショナルギャラリーを訪れる予定です。絵心がある訳ではないが、実は是非見たい絵が1枚、ありますので…。
 次回更新は帰国日の11日(金)となる予定です。

《今日のニュースから》
天皇・皇后両陛下 東京国体ハンドボールを御観戦