№1196 JTB時刻表2014年7月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2014年7月号」が発売になりました。
 小海線青沼駅が表紙で、列車が現れない駅の写真が表紙になるのは、2012年12月号の東京駅以来。田園地帯にあるホームだけの駅で、女性がベンチに腰かけて列車を待っています。

★青春18きっぷ 夏の計画 お役立ち特集
 グラビア全部使って、「青春18きっぷ」を使った旅のプランの提案。3部構成。
「青春18きっぷ」は、今夏シーズンより11,850円に改定。

コース1 北陸・信越本線 最後の夏を行く
 来年の北陸新幹線開業に合わせて第3セクター鉄道に転換される、北陸本線・信越本線の旅で、「青春18きっぷ」で乗れない私鉄や、名物駅弁も交えて紹介。
 特に金沢~直江津の第3セクター鉄道転換は、「青春18」の旅をすごく難しいものにしてしまいそう。関西~新潟・東北(日本海側)へのルートが非常に限られたものになってしまうので。
(本数が少ない飯山線を利用するか、関東地方を迂回するか、になるから)
 途中下車はできなくなるとしても、通過位は認められると良いと思うのだが。
(七尾線・城端線・氷見線が他のJR在来線から孤立するので、青い森鉄道と同程度の特例はあるだろうと思われるが、どうだろう)

コース2 東海道本線 神戸→東京589.5㎞上りの旅
 神戸から東京まで、途中下車しながらの旅のプラン。駅弁もあり、工場見学もあり、風呂もあり。
 車内の様子は当ブログでも何回か書いているが、このルートの普通列車は「青春18」発売のあるなしで、利用率にかなりはっきり差が出てくるのが、昨今の傾向のように思います。特にJR東海区間で顕著な気がする。
「大垣ダッシュは危険です」の小コラムがあるが、むしろJR東海に対策を考えて欲しい。これも前にも書いたが、特に下り「ムーンライトながら」→大阪直通の快速。
 あと、JR東日本区間の普通列車にはグリーン車があり、今はグリーン券を買えば「青春18」でも乗れるので、この点に触れても良かったのでは?

コース3 日本最長普通列車 滝川発→釧路行〔2429D〕に乗る
「日本最長」と言っても308.4㎞、キハ40×2連とは、小粒になってしまったなあ。
 しかしJR北海道もある程度力を入れていて、行先方向板にタイトルを入れたり、釧路で証明書を発行しているそうです。

 この他、「青春18」で乗れる乗り物で、SL列車や観光列車、バス(BRT)や船(宮島航路)も取り上げられています。
 北海道の特急も一部は乗れる(普通列車がない、津軽海峡線と石勝線の一部区間)が、津軽海峡線は新幹線になるとどうなるのだろう?さすがに新幹線で特例扱いはしないだろう。江差線も第3セクター鉄道転換になるし、青森~函館は別払いでもフェリー利用が現実的になるのでは?
(青函フェリーの2等が1,540円。(別途燃料油価格変動調整金(今日現在で300円)必要)

★旅の記念に 駅スタンプを集めよう
 私も若い頃は、ある程度は駅のスタンプを集めたものでした。それほど熱中したわけではないが。
 駅スタンプの減少は、駅務体制の合理化が進んだ(比較的利用が多くても駅員がいなくなってしまったりとか)事もあるでしょう。
 また、国鉄時代は統一感もあったが、民営化後は会社によってスタイルも変わってきているようです。

「のりもの情報局」は「鉄道・運輸機構 『鉄道のある風景写真コンテスト』作品募集」「箱根登山鉄道 あじさい電車」「舞浜リゾートライン 『ワンス・アポン・ア・タイム』フリーきっぷ」「黒部峡谷鉄道 割引プラン」「三岐鉄道 北勢線開業100周年記念グッズ」「伊予鉄道 郊外電車1日乗車券」「苓北観光汽船 高速新造船『Kizuna Ⅱ』」。
 舞浜リゾートは「アナと雪の女王」の企画乗車券とか、いつかは出るのかな?

★黄色のページ
 行楽臨時列車では、予讃線<伊予灘ものがたり>が掲載になりました。

下り
大洲編 松山9:10 → 10:33伊予大洲
八幡浜編 松山13:28 → 15:50八幡浜
上り
双海編 伊予大洲10:52 → 13:12松山
道後編 八幡浜16:05 → 18:06松山
 7月26日~9月28日の土休日運転。
 道後編以外は車内で予約制の食事を提供。大洲編2,500円、双海編・八幡浜編4,500円。
 富士急行直通関係では、<成田エクスプレス>の河口湖直通運転が発表になっているが、今号では掲載がありませんでした。

 夏祭り・花火大会の臨時列車の掲載が始まりました。
 新顔が「盛岡さんさ踊り」の快速<ジパングさんさ>。

下り
一ノ関15:30 → 17:02盛岡
上り
盛岡10:51 → 12:05一ノ関
停車駅:平泉・前沢・水沢・北上・花巻
 8月1~4日運行。一部指定席。

 また、「赤川花火大会」で臨時特急<いなほ81・83号>を運転。
 8月16日運転(12・13日運転と同じダイヤ)、E653系で運転。

 会社線では、山梨交通の南アルプス行登山バスが今シーズンも運行。
 甲府~広河原線の他に奈良田~広河原線もあるが、かつては身延から奈良田を経由して広河原まで運行していたものの、水害の影響で長期運休になっていました。
 奈良田から先、身延までの路線については触れられていません。
(山梨交通のWebサイトにもなし。数年前に山交タウンコーチが撤退し、地元タクシー会社が運行)

 おトクなきっぷ情報の「立山黒部アルペンきっぷ」、かつてのルート周遊券の名残で、名古屋・静岡発、京阪神発、山陽発、四国発が設定されているが、前にも書いた気がするけれど、なぜ首都圏発着がないのだろう?

★本文
 本号ではグラビア企画に連動し、欄外に「ちょい足し鉄旅情報」と称し、「駅」「駅弁」「スポット」「思い出」の4項目に分類して情報を記しています。

 山陽新幹線500系の<こだま>1往復に「プラレールカー」を連結。
下り<こだま741号>、上り<こだま730号>で7月19~29日、8月2~19日、23~9月10日、13~15日、17~30日に設定。タカラトミー・パナソニックとのコラボだそう。

 JR四国の8600系が23日より、<いしづち101・104号>で運行を開始しています。2000系DCで運行されていた列車。
「検査等により一般型特急車両で運転する日がある」と注釈があるが、「一般型特急車両」の表現は、どんなものだろう?
 8600系自体も「一般型特急車両」のはず。臨時<あずさ><かいじ>でも見られる表現だが、「旧型車両」とも書けないが、「在来型車両」とでもした方が適当ではないか? 

 山形新幹線・福島~新庄<とれいゆ つばさ>が掲載になりました。
 在来線特急の扱いのようで、福島は在来線ホームに発着。
(乗車券は仙台近郊区間の規則が適用になると思われるが、JR東日本仙台支社のWebサイトにも、その辺の記載はなし)

下り
とれいゆつばさ91号 福島9:32 → 11:57新庄
 9月13日運転
とれいゆつばさ1号 福島10:02 → 12:16新庄
 7月19~9月28日の土休日運転(8月16・17日、9月13・23日を除く)
上り
とれいゆつばさ2号 新庄14:43 → 17:41福島
 7月19~9月28日の土休日運転(8月16・17日、9月23日を除く)
停車駅:米沢・高畠・赤湯・かみのやま温泉・山形・天童・さくらんぼ東根・村山・大石田
 2号は天童→山形のどこかで<つばさ150号>を退避。

 吾妻線の八ッ場ダム区間がいよいよ切り替えになり、9月25日は中之条、26~30日は岩島~大前が全面運休、代行バスを運行。
<草津>は全列車が全区間運休。渋川、または新前橋あたりまでは走れるのではないかとも思うのだが、やはり吾妻線方面の需要が主力なのでしょう。
(グラビアでは日本最短トンネル「樽沢トンネル」も廃止になるとあったが、ではどこが最短トンネルになるのか?山岳トンネルでは山田線の古田トンネル(11m)らしいが)

 常磐線・広野~竜田が1日に運行を再開し、ダイヤが掲載されました。
 当面は1日9往復。水戸発着の直通もあります。
 竜田~原ノ町46㎞は、いつか再開の日は来るのだろうか。

 会社線は、東急田園都市線・大井町線・こどもの国線、メトロ半蔵門線が21日にダイヤ改正。
 田園都市線では、記事にはないが準急が土休日も含めて、上下とも日中にも設定。南町田に新規停車。
(東武スカイツリーラインも一部修正あり)
 神戸電鉄も6月28日に改正。有馬温泉直通の再開と、粟生線快速の増設定など。

 航空は、国内線では春秋航空日本(SJO)の就航延期(8月1日~)が反映されました。
 ANAが伊丹~青森線・新千歳~青森線に就航。
 両路線ともDHC-8-Q400で2往復、青森→伊丹だと1時間55分かかります。523マイルは、現行のプロペラ機路線では日本最長になるはずです。
(遠い昔は、TDAがYS-11で羽田~女満別線(現在は609マイル)を運航していて、女満別→羽田は3時間20分かかっていた)

 JR北海道は、現在運行を取りやめている183系の運用を、8月1日に再開すると発表しています。他の列車にも修正が加えられるはずで、来月号で発表になるでしょう。

 当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 乗り物から外れるが、昨日の事になるけれど、サッカー日本代表は残念な結果になりました。でも皆懸命に戦ってきたはずだから、まずはお疲れ様でしたとねぎらいたいと思います。クリーンだったしね。
 結局、8年前のドイツ大会と全く同じ流れになってしまいました。日本はW杯で通算17戦を闘った事になるが、南米勢相手には4戦全敗。欧州勢相手だとそこそこ健闘できるようになった(2勝2敗4分け)と思うが、昨年のコンフェデレーションズ杯の結果も合わせると、南米勢対策は急務でしょう。
 後任の監督について早くもいろいろ取りざたされているが、私はザッケローニ続投で良いと思いますけれどね。本人の意思もあるが、大会毎にクルクル監督が変わるのは、代表チームの成熟の面でプラスにならないと思う。
 日本も残念だったが、全体的には欧州勢が予想以上に不振の印象、昨日はイタリアも敗退してしまいました。2006年の覇者が、2大会連続して1次リーグ敗退とは。私は南米には行った事がないから雰囲気が読めないのだけれど、アジアやアフリカ勢も含めて、南米の地は想像以上にハンデとしてのしかかるのでしょうか。

《今日のニュースから》
「事業用自動車事故調査委員会」発足 都内で初会合

 国土交通省から独立し、バスやトラック、タクシー等の事業用自動車の事故の調査を行う機関で、年間20件程度の調査を行うとの事。「運輸安全委員会」の道路版、という所でしょうか。
 去年の7月、長崎電軌と長崎バスの衝突事故(電車が脱線)があって、先ごろ運輸安全委員会から報告所が出たが、あれは主に電車側からの視線で書かれていたと思います。今後こういう事態が起きたら、両者が共同で調査を行う事になるのでしょうか。その場合、報告書はどういう形態になるのだろうか。
 いずれにしろ、この組織の発足が、公共交通の安全性の向上につながる事が望まれます。