№1525 思い出の海外旅行クロニクル 23.2004年アイルランド 2

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 1回お休みしたが、アイルランドの旅の「クロニクル」、続けます。3日目にして、ようやく鉄道が出てきます。

2004年 6月11日(金)

 本来は前日の内に乗る予定だったコーク行インターシティ、YHの朝食も取らずに、ヒューストン駅7時10分発に乗る事になります。駅までテクテク歩いて行きます。

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 ヒューストン駅のホームに停車中のインターシティ。客車は「シティゴールド」1両、2等車6両、食堂車1両、それに電源車1両。ICでは電源集中方式を採用している。

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 シティゴールドに乗ります。1等の中でもさらに上級。専門の係員がドアに立っていて、リストから座席を探して案内してくれます。

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 その車内。ゆったりしています。ここでは車内は乗客がいないが、この後パラパラ乗客が増えていく。大半がビジネスマン風で、正直場違いな感じも。

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 シティゴールドでは、食堂車の食事を座席まで運んでくれます。グレートアイリッシュ・ブレックファースト。12.85€(≒1,730円)。

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 沿線はほとんどの区間で、こんな感じの田園地帯。ここでは青空だけれど、時々黒い雲が遮って、雨がぱらついたりもする。
 車窓から路線を観察すると、駅が非常に少ない。集落自体がないから造りようもないか。それと信号機もほとんど見かけない。あっても2灯式。どんな閉塞システムなのか、大いに気になりました(日本だと、複線以上は3灯以上でなければならないので)。

 2時間半ほどでコーク到着。ここはこの8年前の1996(H8)年10月に、パリからの航空便で着いた所。
 ここから当初決めていた通りのプランに戻るので、残念ながら町歩きもしないで、すぐ引き返す形になります。つくづく前日の空港バスの選択ミスが残念。

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 コーク駅のコンコース。

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 駅は急カーブ状に位置、ホームはドームになっています。
 マロー行のDC2連。2600形というのか。アイルランド版キハ47?8年前にも乗っているが、カラーが変わりました。

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 東急車輛製で、車内にはプレートがあります。

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 車内は特に8年前と変わっていないようです。
 マローまで逆行。34㎞もあるのに、駅がありませんでした。ローカルなのにノンストップ。

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 マロー駅。ダブリン~コーク間の本線と、トラリーへの支線の分岐駅。ただ駅自体は町外れという感じで、人家が少ない。

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 マロー駅のホーム。ここでダブリンからのトラリー行に乗り換えます。

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 ザバップス山。標高700m足らず。

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 途中のキラーニーで進行方向が変わります。停車時間の間に撮ってみました。

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 終点のトラリー駅。

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 町中の聖堂。カチッとした印象です。

 トラリーからダブリンへの帰り、最初はリメリックまでバスで出て、そこから別ルートの列車の利用を考えていたが、バス便はあるものの、リメリックまで2時間かかって列車乗継のタイミングが合わず、おとなしく今来た道を戻る事としました。

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 14時発のダブリン行IC。この列車は「いつも混み合う列車」と時刻表には記されていて、確かに切符売場の行列も長いし、乗車した前から5両目は子供のグループがやかましい。
(IEは号車番号が存在しない)

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 2等車はこんな感じ。この列車の1等は2等との合造で、シートピッチ以外はあまり違わない気がしました。
 寝不足だったためか、帰り道はほとんど寝ていました。BAR車にも立ち寄ってはいるが、写真を撮っていないな。

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 時々はこんな感じで青空も広がる。でも10分も続かない。黒い雲が空を覆って、雨がパラつく事もある。
 その混雑のためか途中の駅では最大10分の遅れになったのに、終点のダブリン・ヒューストンは逆に4分の早着になりました。どうやら、終点の到着時刻は上げ底?

 再びYHに戻る途中、また雨…。なのにYHにたどり着くと青空だ…。信じられない位、コロコロ天気が変わる。これがアイルランドの6月の空、なのだろう。

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2004年 6月12日(土)
 
 この朝ははっきりした曇り空で、肌寒い。
 ウォーターフォードまで南下して、それからリメリックへ北上するプランだが、まず近郊列車でキルデアに向かいます。8年前にも降りているけれど。列車もあの時と同じ東急の2600形。

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 キルデア駅の駅舎。今回はホーム側をご覧頂きます。
 町外れの上、列車が多少遅れて着いたので、町を見に行く余裕はなし。後続のウォーターフォード行に乗る。これも2600形。

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 曇り空の下、牛が草を食む。

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 キルケニー駅。スイッチバック式。ここで途中下車する事としました。

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 キルケニー城。

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 ウォーターフォード行は客車。
 実は、この列車には、このようなチラシが置かれていました。

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 翌日の日曜日、この3本の列車では、アルコールは飲んじゃダメよ、という事。
 何故かというと、この時期はポルトガルでサッカーの欧州選手権が行われていて、日曜日はフランス×イングランド戦があるので、このためじゃなかったのかなあ。この年はアイルランドは出場していないが、イングランドであってでもそれなりに盛り上がるのだろう。
 車内は空いてはいたものの、ゴミがずいぶん多い。特にビール瓶。あるテーブルでは10本位空き瓶が並んでいた。こんな明るい時間から?

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 ウォーターフォード駅。8年前はリメリックからロスレアに向かう途中経由しているが、あの時はもう真っ暗で何もわかりませんでした。
 ここでリメリック行に乗り換えるはずだった。8年前は真っ暗になって車窓を楽しめなかったローカル線ので今日は、と思っていたのに。
 ところが、何と運休!(理由は聞きそびれた)反対側のホームに停車していた旧型客車の編成がリメリック行だ、と思ったのだが。やむなくバスを利用する事になる。シュア川の反対側のバスターミナルから出るそうで、歩いて5分はかからず。

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 シュア川の橋から眺めた、ウォーターフォードの街並み。

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 バスターミナルは、行き止まり式のプラットフォームが10番線まであります。何時の何行はどこから出るというのは、特に決まっていないようだった。

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 リメリック行のバスは、10番線に泊まっていた車両がバックして、3番線に据え付けられる。前の方はすぐに埋まってしまって、後方の席に落ち着く。

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 座席は14列で、ピッチが狭い。トイレはなくて、全部で53席。ほぼ満席で出発。

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 途中の主要なバス停は、こんな感じ。他の、もっと小さいバス停にもこまめに停車して行く。スーパーハイデッカーの長距離バスも、“各駅停車”で行くという事だろう。

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 ガルディモア山を見る。
 車内は静か。アナウンスは一切ない。乗り通すと、やや単調かもしれない。長距離だが、休憩の停車がないので、その点は要注意。

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 リメリック到着。

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 リメリック・コルバート駅。バスターミナルは駅に併設されています。この駅も8年前に来ました。佇まいは変わっていません。

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 この日は駅前の、このB&Bに投宿。リメリックに限らず、アイルランドの街並みはどこもカラフルです。

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 この日の旅はここが終点。街歩きをしてみました。セント・ジョーンズ大聖堂。

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 ピープルズパークの広場。

 ダブリンのYHは内も外もやや騒々しい傾向があるので、久しぶりに静かなひと時を過ごせたような気がした、この日の夜でした。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


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《今日見た・聞いた・思った事》
 京急が今日、今年度の設備投資計画を発表しました。
 車両面では、新1000形32両を新造。編成内容は不明。前年度は20両だったので、かなり増える事になります。1800番台車両の写真が掲げられているが、これが増備されるのか?(大量に新造されるとは考えにくいのだが)他に2100形16両を更新。これで同形の更新工事は終了。
 連続立体交差工事は、京急蒲田がいよいよ今年度で全て終了。また、大師線の東門前~小島新田間の地下化工事を引き続き推進。
 この他、防災・地震対策強化や、駅舎の改修など。
 総額205億円は、ほぼ前年度並み。
 京急は別に、2035(H47)年度を目標年次として長期計画を見直すとともに、2020(H32)年度までの中期経営計画も発表しています。長期計画には、リニアが乗り入れる品川、国際ハブ空港の地位を増す羽田空港の2大拠点を背景に、空港アクセスの強化や、三浦半島の都市近郊リゾート開発などが盛り込まれています。
 中期計画はいろいろあるのだが、一番大きいと思われるのは品川駅の地平化で、2面4線化すると共に、JR駅の東西自由通路を延長し、JR線への乗り継ぎ利便性に加え、再開発される西口への回遊性も向上させるとしています。また、八ッ山橋付近の踏切3ヶ所の撤去も盛り込まれています。
 また、金沢八景駅は再開発に合わせて橋上駅舎化、ペデストリアンデッキを介して、横浜シーサイドライン新駅への乗り継ぎの便が向上する事になりそう。さらに本社が横浜に移転する事になるようで、ビルの外観イメージも公表されています。
 鶴見区では「バス営業所の移転による輸送力増強と跡地の有効活用」もあるが、臨港バスの話ですよね。塩浜・浜川崎が両方とも移転するのか。統合も予想されます。
 京急EXインは海外(アジア)展開も想定。
 なお、安全対策としてホームドア整備の検討もあるが、今の京急の運行システムのままで導入できるのか。やるならまずは横浜など、利用が多い駅からとなろうが、快特120㎞/h運転区間の通過駅の安全も考えると、運行システムそのものの抜本的な変更(思想的な部分から)を考えなければならない時期かもしれません。
 ところで京急は再来年2018(H30)年、前身の大師電気鉄道の創業から120年の節目を迎えます。今の所は何をやるこれをやる、という話はないが、100周年の1998(H10)年に2100形がデビュー、それから20年経つので、ひょっとしたら新快特車という話が出るかも知れません。この中期経営計画の5年間は、見逃せない期間となりそうです。

《今日のニュースから》
10日 富山市の暴力団 解散届 組事務所を取り壊し
11日 JR北海道再生推進会議委員 苗穂工場を視察