№1739 「矢部の湯」 今月一杯で閉店

画像

 今日は乗り物にあまり関係ないローカルネタになるが、どうかご了承ください。どうしても書きたい事なので。
 当ブログでは「バスで行くバス」と題し、横浜市・神奈川県を中心とした日本各地の銭湯を、バスでのアクセスを中心に取り上げてきました。来月には西鉄福岡(天神)駅近くの銭湯を取り上げる予定だが、実は、大変残念なニュースがあります。
 7年前に第1回で書いた、地元戸塚の「矢部の湯」さんが、今月一杯で閉店する事となりました。

 今日仕事帰りに寄ったところ、店に大きな張り紙で閉店のお知らせ。地元のWebマガジン編集部のスタッフが、お客さんにインタビューしていて、私も答えておきました。
 個人的な事を書くと、私の自宅にもキチンとした風呂があります。しかしなんだかんだあって … その辺を記すのは私自身の恥になるので控えたいが … 自宅は利用せず、日常の入浴は銭湯の利用でした。そして戸塚駅に最も近い矢部の湯さんを利用する機会が、最も多くなっていたのです。
 ただ実は正直な所、こういう日が来るのはそう遠い事ではないのではないかと、私は思うようになっていました。今回の閉店はご主人の体調がすぐれないからという事だが、2年前にもやはりご主人が入院されて1か月程度の休業に追い込まれた事があり、ひょっとしたらいずれは…というのが頭の中にはありました。それが今月30日になったというわけです。
 人気の銭湯で、SNSでも閉店を惜しむ声は多いようです。私の立場としては、とにかくお疲れ様でした、という事しかありません。寂しいし、なくなって困る、という常連客もいるだろうが、営業する方も苦渋の選択だったはずで、今はそれをただ尊重したいと思います。

 再開発が進捗し、JRの大踏切もなくなって、近代的なビルが立ち並ぶ中に、奇跡的に残った昭和レトロ銭湯、残された2週間の間に、可能なら訪れてみると良いのではないでしょうか。

画像


 改めて「矢部の湯」さんについて、アクセスを中心に記してみたいと思います。
(再開発が進んだので、№239を一部修正しています)

<アクセス>
 JR戸塚駅東口から徒歩3分程。 江ノ電バス各系統で東口に着いた時も同じ。
 駅の左手、Modi(旧丸井)の脇のバス道路(神奈中バスが頻繁に行きかう)を進み、戸塚駅東口交差点のゲーム販売ショップを右折すると、元飲食店の民家の隣り。 歩道にも電照の看板が立つ。
 西口バスセンター行は、現在は戸塚駅西口バス停(降車専用)に停車する。ここで降りて地下道に下り、駅の真下を通って、ラピス2から地上に出る。
 鳥が丘からの神奈中バスが発着する西口乗場からは、大踏切の代替で完成した歩道橋でJR線を横断する。

 横浜駅・保土ヶ谷駅・井土ヶ谷・舞岡・三ツ境駅・緑園都市駅・弥生台駅等の方向からの戸塚駅東口行神奈中バスの場合は、終点の一つ手前の「矢部町」で下車。 乗ってきたバスの進行方向に沿って歩く (途中左手の個人病院の建物も一見の価値あり)。戸塚駅東口入口交差点の手前左手。

<営業時間・休業日>
 終了が1時間早まり、14:00~23:00になりました(30分前までに入場の事)。
 毎週月曜休業で、祝日に当たってもカレンダー通りに休み、従って次の18日(敬老の日)も休むので注意。

<更衣室>
 番台だが、ロッカーの鍵は料金を払った時点でを渡される。帰りにはロッカーを閉めて、鍵を返さなければならない。タオルは無料で貸してくれます。
 テレビなし。有料マッサージシートあり。マンガ本・雑誌が置いてある。

<浴場>
 昔ながらのオーソドックスな湯屋建築だが、男湯には耐震補強の柱が立っている。
 カランのシャワーは、女湯との仕切りに設けられた箇所にだけある。
 浴場は特段変わったものはなく、普通の風呂・泡風呂・薬湯。
 壁画の富士山は前回書いた時以降、2回描き換えられている。女湯側に富士山が書かれていた時期があった。
 男女仕切りの壁面にはタイル絵が描かれている。

「矢部の湯」さんの閉店で、横浜市戸塚区からは銭湯が全てなくなる事になります。私にとって戸塚区の銭湯は既に「矢部の湯」以外の何もなかったのだが、遠い昔は他にもあったのでしょうか(西口側にもあったらしいが)。
 これまで全国48の銭湯を取り上げてきたが、やはり残念ながら、銭湯縮小の傾向は止まらず、その後閉店になった銭湯もあります。全部は確認できていないが、煙突の文字が電車からも確認できた№339の六郷温泉(東京都大田区)もなくなっているし、沖縄ならではの?独特のムードに驚かされた、№1063の「日の出湯」(沖縄市)も廃業になったと聞いています。一方でスーパー銭湯のコンセプトを取り入れて頑張っているの銭湯も少なくはないが、「矢部の湯」さんのような個人経営で、施設が古くなると、どこかで行き詰ってしまうものかも知れません。残念な事ではありますが…。
 夏休みの間、お孫さんを抱いて番台に座っていた奥様の柔らかな応対は忘れられません。もはや後戻りする事はないが、まだ2週間あります。私もあと数度ここを訪れ、戸塚最後のレトロ銭湯の入浴を楽しみたいと思っています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


********************

《今日見た・聞いた・思った事》
 京急・京成・北総・都営(浅草線)は、10月28日ダイヤ改正を発表しました。右肩上がりの航空需要への迅速な対応が求められるためか、このルートはこの所、毎年のようにダイヤ改正が行われています。

京急 … 現行では比較的本数が少ない早朝・深夜時間帯の羽田空港→横浜方面エアポート急行を増発、朝ラッシュ時の浦賀行特急を三崎口行に変更、夕ラッシュ時以降の大師線は京急川崎発車時刻を変更、土休日夜間の京急蒲田行特急を久里浜行に変更(羽田空港発からの振り替えか?)、など。

京成 … 〔スカイライナー〕を日中に1往復増発し、20分間隔運転時間帯を拡大、京成上野21時00分発〔イブニングライナー〕を成田空港へ延長。成田空港→京成津田沼の最終を快速京成高砂行に変更して延長(京成津田沼→京成高砂の最終は快速になる)し、京成高砂で浅草橋行最終(繰り下げ)に接続。アクセス特急は成田空港発を23時00分発に繰り下げ、行先を平日は金沢文庫・土休日は西馬込に変更(京急編成?京成上野へは青砥で通勤特急に連絡)。早朝の京成成田→京成上野の快速を羽田空港行快速特急に変更。

北総 … 一部列車の運転時刻の変更や、回送列車の営業列車化により、アクセス特急との接続を改善。土休日下りの運転間隔をおよそ20分に統一。

都営浅草線 … 土休日の普通の一部をエアポート快特に変更し、運転時間帯を拡大。浅草橋行最終の繰り下げ、その他一部列車の種別、行先の変更、など。


 BS1の海外ニュースから2題。
1.韓国の長距離バスや市外バスで大型連休を前にして行政が点検を行った所、5台に1台は消火器が適切に備えられていなかった。ある長距離バスは消火器がシートの下にあり、座面を外さないと使用できない。10年前に期限切れになったもの(ご丁寧に安全ピンで固定されたまま)、圧力が下がって使用できないものもあったそう。韓国では年間150件もバス火災が発生しているのだそうで、日本も先日JR東海バスのエアロエースが火災を起こしているから他人事ではないが、韓国のバスの運営って、やっぱりどこかブラック?
2.経営破たんしたドイツ・エアベルリンのパイロット200人が「急病」とかで、750便中100便が欠航になったとか。明らかにウソで、組合あたりが何らかの圧力をかけようとしたのだろう。しかし、彼らにも言い分はあろうが、こんな事をやっていたら、自分で自分の首を絞める事になりはしないのか?JALの大型経営破たんから7年、その翌年に三沢→羽田のMD-90に搭乗した時、「皆様の多大な支援により、(JALが)運航を継続させてもらえている事に感謝している」とキャプテンアナウンスがあった事を、ちょっと思い出しました。


《今日のニュースから》
13日 俳優小出恵介 未成年女性と交遊で書類送検
14日 契約社員の格差認定 日本郵便に90万円の支払い命令

 台風18号が明後日以降西日本に接近、土曜からの3連休で日本列島を縦断する可能性が出てきた事。予報通りなら、せっかくの3連休なのに、家から一歩も出られなくなるかも。少なくとも、九州北部豪雨のような大災害だけは勘弁。
 2024年のオリパラはパリ、2028年はLAと正式に決まりました。東京と決定した4年前のような緊迫感はなかったですねー。