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zoom RSS 1996 バスグラフィックVol.38(ネコ・パブリッシング)

<<   作成日時 : 2019/05/02 22:00   >>

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 令和の世が始まりました。うんと先の話だろうと思っていた事が、現実になってしまったという気がします。基本的にどこもかしこも祝賀ムード、鉄道も平成→令和と跨がる記念列車が走ったり、記念乗車券発売などがあったりで、30年前とは大違いのようでした。ただ、新年を迎えるかの如くのカウントダウンは、これはこれで、どこか違うんじゃね?みたいな感想も抱きました。前回も書いたが、何のかんの言っても、日本人にとっては、天皇制・年号は切っても切れないものみたいです。
 10連休に関しては、弊害も指摘されるようになってきたようです。だろうねと思う。私は相当昔、9年前の110で、「日本の祝日は多すぎるかも知れない」と書いたが、その後も8月に「山の日」が制定されて、年間16日になっています。やっぱりこれ以上はいらない、そろそろ見直しを図るべき、その分、年休を取りやすくするなどの方向で、働き方を改善する方向に行くべきだと思います。GWに関しては、一部の左派系労組の活動家は、5月1日のメーデーを祝日化せよ、と未だ叫んでいるようが、この祝日体系のままでメーデーを祝日化すると、同じ曜日配列になったら(直近は2024(R6)年)、また同じ事が繰り返される事になり、必ずしも労働者のためにならないとしたら、ホンネはどうなのよ…。メーデーを祝日にしたいなら、他の祝日は、憲法記念日以外は全部廃止にした方がいい(私のホンネでは、憲法記念日も左右の活動家ばかり大声を張り上げるだけで、正直ウザイ。日本国憲法そのものは大事だが)。欧米などと違い、歴史上の経緯や宗教などとは関係ないものばかりなので。会社社会などでは「五月病」が問題になる事が多いようだけれど、長期のGWの存在も影響しているのでは?新社会人はまだまだいっぱい仕事を覚えなければならない時期に、いきなり長期の休みに出くわす事になるので。

「バスグラフィックVol.38」、先月頭には刊行されていたのに、1ヶ月も遅くなってしまって、申し訳ありません…。

 冒頭の三菱ふそうエアロクィーン・エアロエースは、京成バスが先月末、新松戸〜羽田空港路線でエースを1台導入したと、リリースがありました。これが、市販第1号でしょうか。

 はとバスの「ハローキティ」は巻末の折込み付録にもあるが、先日、錦糸町で見た気がする…。

ありがとう市営バス 佐世保市交通局 最後の記録
「バスグラフィック」で、廃止となる市営バスを単独で特集するのは、初めての事になりました。佐世保市は、長崎県では第2の都市、九州でも有数の大都市なのに、バスが取り上げられる事はほとんどなく、まして市営バスは、全バス趣味誌を見渡しても、これまで取上げられた事は、ほぼなかったはずです。だから、この企画は歓迎する向きも多かったのではないでしょうか。
 と言いながら私自身は残念ながら、佐世保の街自体ほとんど行った事がなく(たぶん1〜2回程度)、市営バスも撮った事がないので(少なくとも最近のものは)、ほとんど何も語れません。

 年表にモノコック車の写真が添えられているが、多少アレンジされているものの、基本的なデザインは変わっていない。

 佐世保というと、米軍の基地がある港町なので、何となく横須賀と印象がダブる所があるが、建造100年近い建物が残っているのは、横須賀と違う所だろうか。ハンバーガーが有名なのは共通しているか。やはり米軍の影響があるのか。

「佐世保市営バスの車両たち」は、具体的なリストがなかったので、独自に集計してみました。
 大型車…23台、中型ロング…16台、中型車…44台、貸切…8台、合計が91台、させぼバスは大型車…7台、中型ロング…1台、中型…16台、貸切…7台、合計が33台。両者合わせると124台で、思ったより規模が大きい。また、意外に大型が多い。日産ディーゼルが53台で、全体の半分近く。東日本からの移籍車両が多いからか、九州なのに西工ボディは少なく、中型ロングと中型(全部日デ)に見られるのみ。プロパーでは8台しかいない。元都営のエルガミオがいるが、この型式は、都営バスでは7台しかなかった。ビニール地は変わっていないんだ(一番最初は青梅〔支〕配置で、品川〔営〕移籍時にビニール地になった)。他の移籍車両も変わっていないようだ。
 一番新しいのは、2016(H28)年式のレインボーUの2台。既にさせぼバスがスタートしていたが、まだ市営バスとしてやっていこう、という意向があったのか(西肥自動車との協定書締結は翌年)。最古参は競輪輸送用のレインボーで、1989年式、というから平成が始まった頃か。
(なお、次回書く予定の「バスラマインターナショナル173」に、昨年4月時点のリストが掲載されている)
 フォワードは、バスの様に毎日あちらこちら走り回る、という車両ではないから延命出来たのだろう。西肥自動車に引き継がれたのだろうか。でなければ、どこかの博物館で保存されると良いのだが。
 路線図は、地形と対応していないから解りづらいが、「○○駅前」のバス停から判断すると、「平成の大合併」以前の市域は、ほぼ網羅していたと考えて良いのだろうか。「指定停留所」とは何だったのか。
 カトリック濱町教会の前を走る市バスの写真があったが、もう少し純粋な走行写真があったら良かった。案外風光明媚な路線が多そうなので。

 佐世保市営バスがなくなった事で、九州の公営バスは、北九州市、佐賀市、長崎県、鹿児島市のみとなってしまいました。
(他に熊本市は引き続き市電を運行。地下鉄を運行している福岡市は、最初から市営バスがなかった)

完成!新那覇バスターミナルレポート
 ついに出来ましたか!ゆいレールが延伸したら(10月1日になるらしい。令和最初の鉄道新線となるか)、さっそく行きます。
 工事中の時期との新旧対比。外観に「第一」のマークが入っていて、「那覇バスターミナル」という運営会社は、琉球バス・那覇バスを傘下に置く、第一交通産業(北九州市のタクシー事業者)の配下にあるという事になる。と言っても、沖縄バス・東陽バスも当然乗り入れていて、沖縄バスは一昔前と比べてだいぶ顔ぶれが変わったという印象。
 那覇オーパは、「A&W」は入らなかった。残念。 

東京都交通局 フルフラットバス登場

画像

 昨年末にデビューしながら、しばらくは1台のみの運行、しかも途中整備に入って運用を離脱した時期があり、ヤキモキさせていた部分もあった、都営バスのフルフラットノンステップ車が、ようやく本格的な運用に入りました。
 画像は4月28日の撮影で、小滝橋〔営〕の〔上69〕系統で、2台運用を確認、その一方で、大塚〔営〕の〔都02〕には運用がありませんでした。
(運用はアプリの運行情報で追跡可能です。やや探しづらいが)
 改めて写真を見ると、新潟交通や西鉄で走っている連接車を単車にしたようなスタイルだが、クセがなくシンプルで、好感が持てるデザインだと感じます。一方車内は、黎明期の国産車に見られた、タイヤハウス上のボックスシートは取り入れられていない。優先席の横向きは、新エアロスターが前向きにしているだけに、比較してどのような評価が下されるのだろうか(都営バスには新エアロスターはないのだが)。
 東京大学大学院の鎌田実教授のコメントがあり、フルフラットのノンステップバスは詰め込みが聞かず、乗客を多くの世帯なら、国産の前中扉間ノンステップの車両は理に適っている、という事。この辺は、「バスラマインターナショナル誌」(特に和田編集長)の主張とはやや見解が異なると感じました。
 結局の所、フルフラットのノンステップ車をさらに大きく伸ばそうとするなら、バス事業者だけではダメ、メーカーだけでもダメで、政治や行政、さらには我々利用者の側も、意識を大きく変える必要があるように思えました。欧州では当たり前でフルフラットの積極導入を可能にしている信用乗車方式も、日本の現状ではすぐに取り入れられるかというと、個人的には疑問だし(LRTも絡めて積極的にやるべし、という声は大きいが、日本には欧州のような「社会民主主義」という考え方が極めて乏しい、と思えてならないので…)、車両の規格も、もう少し大きくできれば(ベンツのシターロくらいに)、さらに乗降の改善が図れるだろうが、それには道路事情が良くなった上に、路上でのバス優先の考え方の浸透が必要だろう。車両単独ではなく、バス事業全体のシステム的な改善が必要で、その中にフルフラットバスが組み込まれるべき、なのだろうと思います。
 今回の29台に続いて、来年以降も導入はあるのか。しばらくは燃料電池バスや、一般の国産ノンステップバスと並行して導入、という事になるのか。また、都営以外、特に民間事業者への導入はあるのか。「SORA」を導入した京浜急行バスのように、ある程度大手クラスの事業者が、率先して導入するようになると、また違った展開が見られるでしょう。それは、国産のメーカーにも影響を与えるに違いなく、全ての面で、2020年以降の都市バスのスタイル、あり方を変える存在になり得る車両になりそうです。今後の展開に注目します。

おもしろバス 路線漫遊記
 書く機会がなくてスミマセン(毎号目を通していますよ)。西東京バス路線が延長した事で、富士急(4月1日から「富士急バス」になっている)の路線と繋がりました。バス会社だけでなく、地元自治体とかももっとこのルートを売り出していいと思う。ただし、どちらも本数がかなり少ないので、プランニングは要注意(特に富士急の小菅の湯発は、最終が14時41分と相当早い)。なお、4〜7月・9〜12(上旬)月の土休日のみ、上野原駅からの便もあります。

 ムック本なので次号の予告はないのだけれど、令和の世の始まりと同時に、茨城交通と日立電鉄交通サービスが合併しているので、茨城交通の特集なんて見たいと思う。アルペンルートのEVバスが稼働を開始したので、それはあるかも知れない。
 上に挙げた富士急バスは、山中湖の水陸両用バス「KABA」の運行をリニューアルしている。そろそろ、水陸両用バスを取上げてみても、良い時期ではないだろうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
 1日 米FRP 政策金利 2.25〜2.5%に据え置き
 2日 車解体工場火災 岐阜県羽島市


 5月のタイトル画像は、前回の予告通り、くしろバスの「ルパンV世」です。去年6月5日の撮影である事は、1874でも書きました(だから6月掲載が適当なのだろうが、7月が同じような構図になるので、バランスを取って1ヶ月前倒しにした)。作品そのものは、もはや改めて記す事はないでしょう。先月亡くなられたモンキー・パンチ先生が浜中町出身という事で、JR北海道・根室本線(花咲線)のキハ54と共にラッピングが施されています。バスは2代目らしい。古い記事を見ると、前後ドアの富士重ボディの車両に描かれていました(デザインは同じ)。浜中町には「ルパンV世de町おこし」なる組織もあるようで、「ルパン三世フェスティバル」は、先生の遺志を尊重して、今年も行われる事になるようです。
 このバスは、釧路市内と、浜中町の霧多布を結ぶ便でダイヤを固定して運用されているようだが、2時間半程かかる。くしろバス本社〜霧多布温泉間は99.9q!だそうで、アニメラッピング車は、高速バスでは今現在富士急シティバスが東京〜沼津間で運行している「ラブライブ!サンシャイン!!」があり(6月1日にダイヤ改正・運賃改定があり、富士急の車庫まで延長)、その前には小田急箱根高速バスの「新世紀エヴァンゲリオン」があったが、一般路線バスで、となると、これが最長距離、となるのではないでしょうか?

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(6月1日追加) 5月 タイトル画像

 また、平成の交通を振り替える個別記事の画像は、米子〜広島間を結んでいた、急行〔ちどり〕です。平成の世になって間もない5月6日に、木次線内で撮影しました(どの駅だったかは失念した。申し訳ありません)。この時点では、ローカルも夜行も、JRの急行はまだそれなりに全国各地で走っていたのだが、次第に特急に格上げになったり、列車そのものが廃止になったりして、結局北海道新幹線開通と引き替えに〔はまなす〕が廃止になった事で、JRの定期急行は全て消滅、となりました。特急の高規格化・フリークェントサービスの強化の一方、特に西日本では急行を凌駕するスピードやアコモデーションを誇る快速が整備された事で、明確なポジションを失ってしまったのだろう。高速道路の整備など、JRの外の変化もまた大きかったはずです(〔ちどり〕なんてそう)。臨時列車ではまだ急行があり、急行料金制度も残っているが、令和の世においては大手私鉄のように、料金不要の快速系の中で最上位を急行と称する列車が、JRにも現れる事になるかも知れません。

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(6月1日追加) 5月 個別記事画像

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