№2025 会津地方 鉄道周遊の旅 3<終> 磐越西線・水郡線乗継ぎで 帰宅の途に

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 最近の私のテーマの一つとして、JR・私鉄含めて、何年・何十年乗っていないような鉄道路線に改めて乗る、というものがあります。会津若松からの帰りも、磐越西線・水郡線・常磐線の普通列車乗継ぎのスタイルになりました。特に磐越西線と水郡線は、もういついらいだっただろう?忘れてしまった…。JRになってからは初めて、とか?
(水郡線は、茨城県側はJRになってから乗った事はある。当時のJRバスで烏山まで乗り継いだ)

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 芦ノ牧温泉行のバスに乗る前に、会津若松駅の窓口で購入しておいた、西若松→横浜市内の乗車券です。会津若松→郡山→水戸→東京と経由して、6,260円。

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 会津若松駅前の動輪。〔SL磐越ものがたり〕運行開始記念で置かれたモニュメント、だそう。

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 会津若松11時58分発の1230M。E721系2連のワンマン列車。

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 郡山から、やや遅れて到着した快速3233M。719系4連で、先頭の編成は「赤べえ」。行先変換中で、もう掲げる事がない「黒磯」が出ました。

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 4・5番線に、会津鉄道の列車が並びました。右が鬼怒川温泉から漬いた〔AIZUマウントエクスプレス2号〕。左は快速〔リレー132号〕。
 〔AIZUマウントエクスプレス2号〕は12時02分着だから、本来は見られないはずだが、新潟からの228D(キハ110系3連)が遅れ、こちらも9分遅れで、会津若松を後にしました。

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 磐梯山。

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 しばらくは穏やかな田園地帯が続く。

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 しかし広田を過ぎると、勾配がきつくなり、キツイオメガカーブが続く。森の中の路線になり、人家がほとんど見られなくなる。
 それにしても、かつては特急が走り、東日本大震災直後には重量級のタンク列車がファンを涌かせた、という路線にしては、線路が思った程重装備ではない。

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 猪苗代。向こうの会津若松行1227Mは4連。

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 またしばらくは田園地帯になる。磐梯山は雲を被っている。

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 猪苗代湖畔の臨時駅は、ホームが草むしていました。2007(H19)年が最後の営業だったらしく、12年も列車が停まっていない。

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 中山宿は急な下り勾配上の棒線のホームだけの駅だったが、この先に、かつてのスイッチバック時代のホームが、遺構として残されていました。
 先頭車両の乗務員室のすぐ後に立っていたのだが、無人駅(磐梯熱海までは、駅員がいるのは猪苗代だけ)で運賃を支払って降車した乗客は、たぶん皆無。

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 さらに下った喜久田では、快速3235Mが、こちらの乗客を待っていました。快速でもワンマン。

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 2年前に開業した、郡山富田。棒線だ。一見橋上駅舎に見えるが、東西を結ぶ通路に過ぎず、IC簡易改札器はホーム上にあります。
 結局、会津若松で生じた9分の遅れは回復出来ないまま。運転士のアナウンスがあった。郡山では、磐越東線いわき行(737D)は待つが、新幹線〔やまびこ・つばさ131号〕には、接続できないという事。

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 郡山は1番線到着。そのまま快速3237Mとして、会津若松へ折り返して行く事になります。

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 現在の郡山駅は、長編成の特急・急行列車は全て無くなり、短編成のローカル列車ばかり。最大どの程度の長さになるのかは解らないが(6連程度か?)、現状では無駄に広いだけ、の印象が否めません。何より、水郡線の3番線ホーム(画像では、キハE130系2連が停車している一番右)が相当遠い。他の駅でも書いている事だが、新幹線の開通や夜行の廃止により長編成の列車が無くなったターミナル駅では、実体に合わせた、駅構内の再編成も、利用をつなぎ止める上でも、必要ではないでしょうか?

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 その水郡線、水戸行328D。前の列車から、4時間半も空いている(日によっては常陸大子行8326Dが運行される事もあるが)。遅れていた磐越東線からの接続を取るが、この磐越東線735Dは6番線に着くので、これまた乗換は相当時間を要する事になる。特に高齢者などは大変だろう。この列車では結局乗り換え客はいなかったようだ。座席がほぼ埋まるくらいの乗りで出発。
 この列車、3月改正までは常陸大子行だったが、水戸直通になっている。

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 安積永盛で東北本線と別れると、阿武隈川を渡る。急にローカル色が濃くなる。

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 しかし線路は、貧弱だなあ。草むしている。一方でコンクリ枕木が入っているところも、あるにはあるが。

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 右手は、ひたすら水田が続く。雨が本降りで、遠くの方が見えない。
 安積永盛から先はしばらく、乗車してくる乗客はいなかったはずだ。磐城石川での乗降が多かった。

 本来なら磐城橘で333Dとの行き違いになるはずが、現れないまま青信号が出て、あっさり出発。

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 333Dは南石井で待つ事に。ホームには運行情報の表示があるが、下小川~西金間で倒木があって、その影響で遅延が発生しているという。では、こちらの行く手は?

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 333Dは、キハE130形の単行で到着。30分近い遅れになっている。こちらも10分程度の遅れで出発になりました。

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 県境を過ぎ、下野宮を出た時点での乗客は、2両で19人。多いのか、少ないのか。

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 常陸大子に着きました。始発の郡山行335Dがこちらを待っていて、遅れて出発。

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 常陸大子駅。駅舎は改築されているようです。

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 駅前に静態保存されている、C12 187号。

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 ここで後部にキハE130形2両を増結し、4連となります。車掌も乗務。

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 ところで、水群線では茨城県内区間にSuicaが導入されたが、「Suica一部対応駅」として、上菅谷・常陸大宮・常陸大子・支線の常陸太田のみICカードが利用可能で、しかも定期券は発売しないし、一部対応駅ではカードの発売も行わない。水郡線は、現在は急行も快速もないし、一部対応駅と、そうではない駅と取り扱いに差をつける理由が見当たらない。一部駅を除けば、そんなに大きな利用の差が付いているとは思えないのに、これでは肝心の地元の利用者にとっては、ほとんどメリットがないのではないか?(地元の人がどう思っているかは解らないが)。

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 久慈川が見えてくるようになる。しかし「奥久慈清流ライン」の愛称がある割には、つかず離れず並走、という感じでもない。

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 西金は、旅客列車同士の行き違いはできないが、保線用らしきホッパー車が留置された側線があります。

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 ここから下小川までの間が、先に表示があった倒木の区間。倒木そのものは取り払われているが、30㎞/hでカーブをノロノロ通過して行く。線路際には作業員の姿があった。

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 下小川の場内信号機は「停止」のまま。その先がカーブに遮られているので、状況が解らない。運転士がタブレット端末を操作している。へえ、こんな所でもタブレット端末が使われているんだ。同じローカル線の「タブレット」でも、昔とは全く意味が違うが。
 下小川では先にこちらが到着し、その後337Dが到着。このあと中舟生で減速運転は終わるが、常陸大子は定刻に出られたのに、また10分の遅れになってしまった。

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 久慈川を渡る、細い橋。

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 常陸大宮はもう水戸の衛星都市という感じ、山越えも終わって、穏やかな地形になる。人家は郡山側よりずっと多い。直線も長くなり、スピードも上がってくる。静の先、立体交差するのは国道118号線。
 しかし、水戸が近づいて、列車本数も格段に多くなっている割には、線路は貧弱だ。4種踏切も見られたりして、ローカル線風情は変わらない。大都市に近い区間、水郡線なら茨城県側の区間くらいはもっと設備投資をやって、近代化を積極的に進めるべきではないか?本当なら電化くらいやっても良いとも思う。先のIC導入もそうで、何かJR東日本は、投資すべき方向が、どこかズレているように、あちらこちらの路線を乗り歩いていると感じるのだが…。

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 水戸到着直前、渡るのは那珂川。

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 速度を上げたり、上菅谷の停車時間を詰めたりして、水戸の到着は、ほぼ定刻になりました。この点は褒められると思う。もう帰宅ラッシュだ。折返しは835D常陸大子行。右は先発の833D常陸大宮行(水郡線は他に支線の終点常陸太田があり、主要駅で似たような名前の駅が3つあって紛らわしい)。

「青春18きっぷ」ではないのだから特急もアリ、の所、常磐線も普通列車で行きます。17時32分発上野行448M。

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 水戸駅で買った駅弁「焼き鯖すし またべえ」(だけど、JTB時刻表には記載がないなあ。公式の水戸駅弁ではないのか?)
 しかし、ボックスシートで食べても、帰宅ラッシュの最中だとやはり他のお客さんの視線が、少々気になる。

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 土浦で〔ときわ84号〕待ち合わせ。

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 さらに、後部に5両増結。
 この後はもう真っ暗になり、19時34分、上野に到着しました。さらに乗り継いで、我が町戸塚に着いたのは20時31分。会津若松から、約8時間30分の、普通列車の旅でした。

 こんな感じで、久しぶりの会津の旅も終わりました。色々感じた事、言いたい事はまだまだ山ほどあるが、ともあれ数十年ぶりのローカル線の旅も、いいものでした。やはり何の変哲もなくても、ごく普通のローカル列車(幹線でも)の旅の方が、自分には合っていると、改めて感じました。
 会津鉄道については今回は「お試し」レベル。また行かなければなるまいが、いつになるだろうか?あっち行きたい、こっち行きたい、この所、こればっかり…。

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《今日のニュースから》
11日 ニューヨーク株式市場 平均株価2万7000$超 最高値更新
12日 北海道南西沖地震26年 小学校で避難訓練
13日 「気仙沼かつお祭り」 予定通り開催 


 長らくお待たせしました。ようやく、今月のタイトル画像を掲載出来るようになりまして、それとなく予告しておいた、国際興業バス「ヤマノススメ」です。飯能を舞台とした「女の子だけの、ゆるふわアウトドアアニメ」。セカンドシーズンより協賛している国際興業が、飯能地域のエルガ3台にラッピングを施していました。画像はその内の3号車で、アニメをベースにしたデザインになっています。本体でも画像を掲載して、テキストにも書いているが、他社・他作品のアニメラッピングバス・列車と比べると、地元(飯能市)のPR色が濃くなっているでしょうか。名郷行の運用を、下名栗地域で撮りました。山へ行こう、というアニメだから、山へ向かうバスでというのはちょうどいい?撮影がちょうど1年前の「海の日」でした。「海の日」に、「ヤマノススメ」…。
 なお1号車は9月に引退しています。最終運行の直前には、名栗車庫でミニ撮影会も行われました。

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(8月18日追加) 7月 タイトル画像 

 なお、Biglobeのブログメンテ以降は、個別記事のタイトルの画像を出す事ができなくなり、5月に始めたばかりの、平成に起きた交通の出来事の画像を出す事が、出来なくなってしまいました。いずれ何らかの機会に取上げたいと思いますが、機会があるかどうか。
 今後も、ブログのスタイル全体の見直しがあるかもしれません。まだ完全には落ち着かないと思いますが、辛抱して来訪して頂けるとウレシイです。メンテのゴタゴタもあって、この2週間は更新回数を減らしていたけれど、来週から元通り火・木・土曜日の更新とする予定です。

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