№2050 自動運転バスに乗ってみた

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 相鉄バスと群馬大学では14日から、日本初の、大型バスによる自動運転の実証運行を開始しました。
 横浜市旭区のよこはま動物園「ズーラシア」と、現在開催中の里山ガーデンフェスタの会場を結ぶ無料シャトルバスで、金・土・日・月曜日に午前中8往復、昼休みを挟んで午後に8往復、それぞれ20分間隔で運行されています。
 比較的近場なので、先日16日、仕事帰りに立ち寄って、乗ってみました。自動運転バスに乗るのは、初めて。

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 ズーラシアは4番乗り場からの発車。他に一般のバスのシャトルもあります(やはり無料)。下段が自動運転バスの時刻。

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 これは、乗車後のアンケート。乗車時に「自動運転バス 記念乗車証」というのが配られるが、裏面がステッカーになっていて、それをはがして、小さな丸の部分を、降りた後に自分が感じた部分に貼り付ける。これはズーラシアのものだが、里山ガーデンフェスタの会場の降車場にもあります。全体的には、不安を感じなかった乗客が大半だが、感じた乗客も、いない訳ではない。

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 午後の2番目の便(ズーラシア14時30分発)が来ました。ブルーリボン・ハイブリッド改造車(4822)。蛇足ながら相鉄バスの日野大型車は極めて珍しく、2005(H17)年にブルーリボンⅡワンステップを2台導入して、それ以来。ただ、この数年まとまって導入があるようです。その中の1台。

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 自動運転のステッカーが、公式・非公式両面にあります。
 これまた蛇足ながら、右は11月30日の相鉄・JR相互直通開始のPR。私も先日、相模大塚の留置線にE233系(7037F)を見ました。いよいよあと2ヶ月。開通して、東京方面から直通線でズーラシアへ来るお客さんが増えるといいとは思うが、ただメインアクセスのバスが出る鶴ヶ峰と三ツ境が、共に特急は通過なんだよなあ…。

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 これはズーラシアのバスターミナルの入り口にある、一般道のマイカーへの告知の掲示。

 里山ガーデンまでは動画を撮っていたので、写真がありません。ゴメンナサイ。
 他に客がいないまま出発すると、ターミナル内は手動運転、出る直前でドライバーがパネルにタッチすると音声が流れて、自動運転開始。左折して、里山ガーデンフェスタの会場まで走行する。が、現在はレベル2の段階で、時速20㎞と、正直ノロい。車両は旭〔営〕所属らしいが、ドライバーは横浜〔営〕、ガイド役(何かしらの事態が起きた時のサポートも兼ねているのだろう)は綾瀬〔営〕の所属らしい。

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 それでも5分強で、里山ガーデンフェスタの会場のバスターミナルに着きました。

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 里山ガーデンフェスタの会場の、バスターミナル。といってもここは ズーラシアへのシャトルバスだけ。

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 里山ガーデンフェスタの会場。10月14日(体育の日)までの開催。
 出店もたくさん出ていて、ご覧の通りの雨交じりのあいにくの天気だったが(イベントもいくつかは中止になっていた)、それでも家族連れを中心に、それなりに賑わっていました。出店もいくつか出ていて、私もバスが1往復してくる間、アイスクリームをなめていました。。

 15分ほどで、バスが帰ってきました。

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 改めてバスを見ると、天井のハイブリッドのユニット付近に、いろいろカメラ?やセンサーらしきものが備え付けられています。

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 フロント部にも、レーザーセンサーがついています。

 15時03分発のバスで帰ります。

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 車内はこんな感じで、基本的には通常の相鉄バスと変わらず、運賃箱もそのままついていた。ただ、運転席のすぐ後ろ、タイヤハウス上の座席は撤去し、自動運転用の機器を搭載していました。結構大がかり。

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 運転の様子を放映するモニターも2ヶ所あります。運転中、ドライバーはこんな感じで、ハンドルのすぐ下に手のひらをかざしていて、いつでも異常を感知した時点ですぐに対応できる体制をとっていました。低速なので、マイカーはどんどん追い抜いていく。バス(ズーラシア北門からの回送車両)はさすがにおとなしくついてきていたが。

 という感じで、初の自動運転バスの体験乗車はつつがなく終わりました。はっきり言って、短区間を1往復しただけで、自動運転どうだった?とはあまり書けません。私は脳天気な性格だし、何しろ20㎞/hの低速なので、不安は全く感じなかった。交通量が比較的少ないし、信号もない区間でもあったので。来年にはレベル4には持って行きたいという話だったので、そのあたりで、真価が問われるではないか。先日のシーサイドラインの事故もあったし、そうでなくてもバスは、一般の車両と同じ道を走るのだから、私は良くても、他の人は不安に感じる部分も、多々あるだろうと思う。コスト面の問題もあるし、実用化はまだ数年くらい先になるだろうが、ドライバ-不足が深刻化している現状では、期待されている部分もあるだろう。ともかくやるからには、少なくとも一般のバスと同レベルの安全性を間違いなく提供できるレベルまで、実績を充分に積み上げていって欲しいと思います。

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 京成・北総・東京都(浅草線)の、10月26日ダイヤ改正の詳細が発表になりました。京成は先行してリリースされていた、スカイライナーの大幅増発、成田空港発最終電車の繰り下げの他、日中は一部の特急の快速特急への変更と、佐倉発着の快速の成田空港延長(どちらも2本に1本となるようだ)があります。北総は新鎌ヶ谷→京成高砂間の上り最終繰り下げと、平日夕方の新鎌ヶ谷→印西牧の原間の増発。今日の時点では、京急はまだリリースされていません。
 昨日は、去年10月の神奈中バスと、今年4月の神戸市営バスの事故で、共に過失運転致死罪に問われているドライバーに対する初公判が行われました。神奈中バスの方は、無罪を主張しているという事。今のバスの現状を見た時、単にあいつが悪いこいつが悪いだけで片付けていい事ではない。もっと広い視野で、バス業界が置かれている状況を見る必要があるでしょう。公共交通の維持・向上が強く求められている時、だから。

《今日のニュースから》
18日 米FRP 0.25%追加利下げ決定 7月以来2回連続
19日 福島第一原発事故 東電旧経営陣3人全員無罪判決

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