№2115 バスグラフィックVol.41(ネコ・パブリッシング)

「バスグラフィックVol.41」、新年早々には発売になっていたが、また遅くなってしまいました。

GMニュールック上陸!
 最初にパッと見た時は、長距離、あるいは観光バスかと思った。公式側に資材が置かれていて中ドアの様子がよく解らないが(他者様のサイトには公式側の画像があるものもある)、あるいはかつて日本でも多数(特に東武バスあたり)見られた、真ん中にドアを増設改造したのかとも思ったが、最初から純粋なシティバスなのか。それにしてはずいぶんボリューム感があるボディは、昔のアメリカらしい、と言って良いのだろうか。
 車内の座席は割と簡素で、これでは長距離は向かなさそうだ。前方ドアハウス上が三方シートなのが、新鮮に映る。後方の三方シートは、去年乗ったハワイのバスと同じで、このレイアウトが、長年のアメリカのシティバスのスタンダードなのかも知れない。
(窓の紐を引いて降車を知らせるのも、ハワイと同じ)
 27年に渡っての製造とは、相当長い。日本だと、製造された車両が置き換えられて、その車両もまた置き換えの対象となるくらいのサイクルだ。
 是非再整備して、日本国内での静態保存を期待。アメリカ国内は、バスを保存している所はどれだけあるだろう。「博物館」的な場所はあるだろうか?探せばあると思うけれど。

神奈中に夢中!

神奈中バス 大船駅西口.jpg
 そう、「バスグラフィック誌」は、主に関東地方の大手事業者を特集のメインに据える事が多いが、神奈中バスは初めてだねえ。神奈川県では、横浜市営バスは2回あって、江ノ電バスに加えて、臨港バスもこの前取り上げられたばかりだったが。地元も地元なので、興味深く読みました。

 11系統は、特に中村橋より東側に見所がたくさんあって、観光客の利用も多そうだが、西側も探せばあるものだ。この路線は、東側の神奈中単独区間では、市営バスからの転換時に、バス停もバスに合わせたデザインに交換されているので、写真はあるのだが、その辺も触れられれば良かった。全体的には利用者の減少傾向は続いているようで、専用車両は2007(H19)年製だからそろそろ代替もチラつく時期だと思うが、道路事情も合わせて考えたら、代替車は中型車になるかも。
〔秦21〕系統は若干補足が必要で、この系統だけだと、沿線でこんなに乗ったり降りたりは出来ません!途中の蓑毛までは〔秦20〕系統が、約30分おきに走っています。〔秦21〕系統は、ひたすら山屋御用達というイメージがあったのだけれど、沿線にもこんなに見所があるとは新鮮だった。土休日は朝方に集中して走るので、現実的には先に蓑毛から先の山間部を訪ね、それから下界を訪れるというのが良いと思う(でないと、午後のヤビツ峠行は、土曜日は2本あるが、平日と休日は1本しかない)。シーズン中は登山者で恐ろしく混むのと(場合によっては続行便も出るが)、特に今の時期、降雪の直後は蓑毛から先が運休になったりするので、そのつもりで。

「神奈中のバスたち2019」は、神奈中は三菱ふそうの関連会社を持っているから近年は三菱ふそうが大半だが、よく見れば、一般路線車も各メーカーをバランス良く導入している。特に中型車は、三菱ふそうは今は途絶えてしまっているからいすゞがほとんどだし(中型の三菱ふそうは、もうエアロミディSだけ?)、ハイブリッド車もいすゞ・日野だけ。以前三菱ふそうがエアロスター・エコハイブリッドを販売した時、神奈中も導入するだろう、と思っていたのだけれど。
 高速バスは、30年前に夜行路線から高速路線に参入した時から、ほぼ一貫して三菱ふそうオンリーだ(ベルマーレ送迎バスから転用したスーパークルーザーはあったが)。神奈中観光にはガーラもあるのだが。
 一つ気になったのは、神奈中バスは3年前に経営体制を再編成しているが、その前の旧神奈交バス各社の一部の車両が、各社のオリジナルカラーをまとっていました。新体制になった時に、ラッピングで今の神奈中バスのカラーになっている(なのでやや色調が異なっている)、それらの車両については、1台もありませんでした(エンジン開口部の網がオリジナルカラーのままなのですぐ解る)。ひ172号(エアロミディME)も(元神奈交ではないが)ラッピング。

神奈中バス車庫内訓練.jpg
 それと、今の神奈中は「かなみん」だが、昔の神奈中のスペシャルカラーは、「かなちゃん」でした。2代に渡って見られて、初代は確かグラフィック誌でも出てきたが、2代目が最近まで一部営業所では、車庫内教習車両として残っていたので(なぜか緑ナンバーを維持していた)、これも取り上げられても、良かったかも知れない。もう遅いかも知れないが。過去の特集などと被るかも知れないが、昔のバスも少し並べてもらえると良かった。

神鉄バスの車両たち
 リエッセとかは乗った事はなかったのだけれど、1台だけ残っているという大型バスの路線が沿線に広がっていた時期に、乗った事がありました。
 鈴蘭台駅のガードは、2.7mでもギリギリだなあ。全体でも少数派のジャーニーJ、という点でも貴重でしょう。
 マイクロバスの2ドアというのは、かつては弘南バスでも走っていたけれど(ローザ)。
 リストを見た限り、貸切車も大半は乗合バスベースだ。契約輸送が大半という事か。

おもしろバス漫遊記
 小田急バスも含めて、なぜか柿生・鶴川・若葉台(下黒川)の各駅を結ぶエリアは、週1本の系統が多い。「市ヶ尾駅(市が尾駅が正しいのだけれど)は田園都市線の一大拠点」と記されているけれど、神奈中バスに限ると、他には中山駅行〔中50〕系統が平日・土曜日各1本(この系統は、中山〔営〕開設前は舞岡〔営〕、さらには横浜〔営〕笹下車庫の担当だった)と、長津田駅行〔市02〕系統が、休日に1本あるだけで、レアな系統が集う、かなり不毛の地域といえます(担当営業所が全部違う)。東急田園都市線や小田急多摩線、京王相模原線は昭和40年代の開業で、恐らくそれまではもっと違う系統体系で、本数もかなりあったのではないでしょうか。

その他
 淡路交通の2ドアエアロ車が全車引退、という記事があるが、欧州の長距離バスだと、結構普通でもあるのだが。特に北欧。スーパーハイデッカーにも
あったと記憶しています。日本だと、逆に低床化という流れになるのでしょう。

 折り込み付録は、ベンツ・シターロG。ネオプランがもう代替の時期に入りました。国産のハイブリッド連接車は、導入の可能性はないでしょうか?三菱系中心の事業者としては、やはり後継者はベンツという事になるのか。

 これで、神奈川県に限ると、横浜市営バス、江ノ電バス、臨港バスに最大手の神奈中バスまでやりました。あとは川崎市営バス、相鉄バス、箱根登山バスあたりは期待。特に箱根登山バスは、エリア全域に見所が満載なので、一般ウケもしそうだし。
 それと、今回の神奈中バスには「かなみん」のラッピング車があり、4種類のデザインがあるが、残念ながら、それを全部取り上げる場所がありませんでした。最近は関東地方を中心に、事業者オリジナルキャラクターをデザインしたラッピング車がかなり走っているので、一度どこかで特集して、まとめて出してもらえないでしょうかね?

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 としまえんの行方が急速に慌ただしくなってきました。昨日報道各社が一斉に報じたもので、西武HDは段階的にとしまえんを閉園して敷地を売却、東京都が災害対策も兼ねた大規模な公園を整備し、一部は「ハリー・ポッター」のテーマパークを建設、という話らしいです。西武は先日、西武園ゆうえんちの改修を発表しているが、今は大手私鉄と言えども、2つも遊園地を保有してはいられなくなっている、という事でしょうか?平成の30年は、大手私鉄が遊園地を相次いで手放した時代でもありました(本業を助けてくれる存在ではなくなった、という事。少子化もあるし)。この事は、西武豊島園や、都営大江戸線にはなにか影響を与えるでしょうか。

《今日のニュースから》
 1日 福島県警ヘリコプター不時着 臓器運搬中
 2日 有明アリーナ完成 記念式典開催
 3日 埼玉高速鉄道 スタジアム延伸 浦和レッズが要望
 4日 ドコモ・メルカリ スマホ決済提携で合意

 埼玉スタジアムは行った事はないが、浦和美園駅のホームからもスタジアムが結構大きく見えて、そんなに遠いか?(試合時にはバスがある)岩槻延伸の構想は以前からあるが、スタジアムだけのための延伸は、難しいだろう。
 昨日乗った首都圏の鉄道各線の車内は、パッと見た限り、乗客の1/3程度はマスクを着けていました。日本でも全国各地に、コロナウィルスが蔓延しているのか?と心配になってしまうほど。私はノーテンキなので、義務化でもされない限りは、たぶんマスクは着けないと思う。いよいよ日本への影響も直接波及してきて、航空ではANAとJALが、中国路線の大幅な減便を発表しました。JALは半分以下になるとの事。中国からの団体客も、40~50万人くらいは減少するだろうとの予測も出ています。日韓関係のような外交上の衝突からくる問題なら、当事者同士の話し合いで解決の道を探る事も出来ようが、全世界規模の未知の病気、だからねえ…。最悪でも、東京オリ・パラまでには全面的に収束・解決して欲しい。

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