№2146 JTB時刻表2020年5月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2020年5月号」、先週20日に発売になりました。
 表紙は「エヴァンゲリオン」コラボのマークが入った小田急VSE。

「エヴァンゲリオン×箱根 2020」を楽しもう!
 なのだが、完全にタイミングが狂ってしまった。「第3新東京市スタンプラリー」は8日に中止になっている他、各種フリーパスも発売が中止になっています。何より、劇場版『シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ|』自体が、6月27日予定だった公開が、早々に延期してしまいました。この劇場版の公式Web、開くといきなり単線の線路が続いていて、遠くにシンジ君(だと思う少年)が立っている。なるほど。鉄道との結びつきが強そうだなあ、というのがうかがえます。
 箱根登山バス・小田急箱根高速バスのラッピングバスはたぶん運行を継続していると思うが(両社の公式Webでは確認できなかった)、両社とも大幅に便数を削減しているので、見て、乗るのは難しいかも知れない。それ以前に、遠出自体がまかりならないのが現状。GW中も、箱根には来ないでくれ、と懇願されているし。
 ここは一時我慢、7月以降の夏休みあたりの再開を心待ちにする方が、精神的に良さそう。箱根登山電車(箱根湯本~強羅間)が7月中の再開を目指しているので、アクセスもさらに良くなるだろうし、もっと思いっきり楽しめるはずだ(感染予防対策は厳しくなるはずだが)。合わせて、箱根そのものへの支援としたい。

エヴァンゲリオンと鉄道
 正直「エヴァンゲリオン」シリーズは、観た事がありません。むろん名前は知っているけれど、だからアニメそのものについては、全く語れません。箱根が舞台の一部であろう事、比較的以前から交通とのタイアップがあった事(小田急箱根高速バスは、以前にもラッピング車が走った事がある)は知っているが。でも、TVでのシリーズスタートから、もう四半世紀なんだなあ。
 タイアップは箱根や小田急グループ以外にもあって、山陽新幹線500系は知られていたけれど(屋外広告の規制があって、だから外観はイメージになっていたのか)、名鉄もミュースカイがエヴァラッピングで、相模大野駅では、小田急と名鉄の広告が並んでいるのを見た事があります(ミュースカイも減便になっているので注意)。
 劇中に出てくる鉄道は、皆架空の会社・路線なのか。ロマンスカーがリニア式とはね。

2020年のアニメ×鉄道
 久しぶりの、JTB時刻表のアニメ特集。
「ゆるキャン△」(「ゆるきゃんぷ」と読む)は、JR東海のイベント急行列車、運行されてよかった。あと2週間位遅かったら、「富士」「御厨」のように取りやめになっていたかもしれない。最初に時刻表1月号の特集のページに時刻が掲載されているのを見た時、「何だこの列車?」と思った。アニメと鉄道の結びつきは強まる一方だが、ついにアニメのタイトルを冠したJRの全車指定席急行が走ったわけで、国鉄~JRでは史上初の快挙?だろう(私鉄ではあったかも知れないが、記憶にない)。指定券に堂々と、アニメの名前が記されるのだから。

鹿島臨海鉄道 6000形ガールズ&パンツァー4号車アンチョビ.jpg
 今回は、鹿島臨海鉄道の「ガールズ&パンツァー」にもテキストが割かれている。以前ブログにも少しだけ書いたが、私もラッピング車、見て、乗りました。3台走っているが、初代車両はラッピング車としては終了していて、今走っているのは2~Ⅳ号車。(なぜかローマ数字の)Ⅳ号車は、(テキストには記されていないが)一昨年からスタートしている劇場版に合わせたデザインで、山側は写真の如く、「あんこうチーム」が乗るⅣ戦車D型が大きく描かれ、加えて大洗鹿島線コスプレのあんこうチーム5人娘が描き加えられています(センターは五十鈴 華。海側は、劇場版から登場する、BC自由学園のメンバーが描かれている)。この車両のみ、カーテンも一部は5人娘が描かれています。車内にちりばめられたキャラクターのセリフも楽しい(画像はアンツィオ高校のアンチョビ)。TVシリーズはDVDで見ました。劇中では、6000形が戦車を運搬する貨車をけん引するシーンがあるが、鹿島臨海鉄道は元々は貨物鉄道で、DLがあるのだから、それに曳かせた方がリアルだったと思いました。6000形は老朽化が進んで8000形への置き換えが進行中、一方で劇場版はあと数作作られるらしいので、ひょっとしたら、8000形のガルパンラッピング車が実現するかも。

「のりもの情報局」は、「箱根登山バス オリジナル今治ハンドタオル発売予定」「BS日テレ 『友近・礼二の妄想トレイン』放送中」「近畿日本鉄道『海遊館トレイン』」「Osaka Metro『1970年大阪万博50周年記念乗車券』発売」「広島電鉄『2020年シリーズカープ電車』運行」「JTBパブリッシング『るるぶ広島カープ』発売中」。
 広島カープ関連が2つ並んだが、ともかくシーズンが開幕しないと話にならない(早くても6月になりそうだが…)。今年は佐々岡新監督となって、対中日では、同じ1989(H元)年ドラフト1位の与田監督との対決も見ものなのだが。海遊館も閉鎖されているし、ここにも新型コロナウィルス感染渦の影響が出ています。
「鉄道プレゼントコーナー」は、伊豆箱根鉄道駿豆線の3000系3505F。

 気仙沼線・大船渡線のBRT区間は、3月いっぱいを持って、鉄道としては廃線になりました。それを反映してか、索引地図では青の二重線になりました。ただ、大船渡線は鉄道時代と同様、気仙沼~盛間の一本線で、上鹿折~陸前矢作間が直接繋がらなくなった現状を反映していない(規則上は今でも1本だが)。

特集のページ
 渋谷駅工事による、湘南新宿ラインの高崎線~東海道線系統のうち、東海道線側は(「増発列車」と記されているが)原則品川発着川崎経由に変更になり、時刻が掲載されています。下り9821M(←2821Y)・9867M(←2867Y)と、上り9820M(←2820Y)・9870M(←2870Y)のみ大崎発着・武蔵小杉経由、その他は品川発着で運行。湘南新宿ラインでの「特別快速」は「快速」、「快速」は「普通」としての運行。高崎線側は新宿で折り返し。宇都宮線~横須賀線系統は新宿と大崎で折り返し。
 ここに掲載されているJRの臨時列車は、ほぼ全て取りやめ。なお、奈良線(快速の稲荷臨時停車)と、香椎線(西戸崎~香椎間増発)の臨時ダイヤの扱いは、JRの公式ホームページでは、今日現在は確認できませんでした。

 会社線では、札沼線の代替バスが掲載されています。石狩当別~(石狩)月形間は下段モータースが9往復、月形~浦臼間は美唄自動車学校(実際には美自校観光バスという事業者が運行すると思われるが、公式Webサイトには記載がない)が5往復運行。なお浦臼~新十津川間は在来の北海道中央バス路線があり、ここには時刻の記載がない。
 黒部峡谷鉄道は、開通を見合わせている。5月6日まで、とされている(たぶん、さらに延期だろう)。

本文 
 九州・北海道は、定期特急の減便は4月23日までになっていました(その後5月31日までに延長し、本数も拡大)。北海道の〔カムイ19号〕は〔ライラック〕編成で運行(この列車のみ、グリーン券は車内で販売)。
 札沼線は、5月6日予定だった非電化区間廃止に向けた、当初の運転計画(DC全列車が自由席で、新十津川発最終は快速運転の臨時列車)がそのまま記載されています。7日から、学園都市線電車で石狩当別始終着の一部列車が、北海道医療大学まで延長(列車番号が+2000になる)。また一部は時刻変更。
 会社線は、札幌~函館間高速バス〔はこだて号〕は、函館バスが参入して、中央・北都・道南との4社共同運行になっています(18日から2往復減便。5月11日からは減便となる便が変わる。5月いっぱいの予定)。
 札幌の路面電車は今月から札幌市交通事業振興公社の運営になっているが(軌道の保有は引き続き札幌市交通局)、5月号ではまだ反映されていません。11日からの夏ダイヤが掲載になっています。

 3・4月号は、裏表紙は広告がなくて、「JR繁忙期・閑散期カレンダー」になっていたのだが、今月号では、エヴァンゲリオンの箱根のイベントになって、カレンダーはひとつ前に移りました。

マスクケース.jpg
 付録が、「エヴァンゲリオン×箱根2020」の、マスクケース、とはね…。早く本来の用途で使う必要がなくなって、コレクションとしてしまっておける日が来るのを、願うのみ。ファンとしては、そうでしょう。

 次号6月号は、「WEST EXPRESS 銀河」がグラビアの特集となるらしいが、予定通りのデビューができるのか?(JR西日本からは、今日現在は何も発表がない)それ以前に、例年6月号では、GW終了後にJR各社などから発表される(去年は5月17日だった)、7~9月の夏の臨時列車が掲載になるのだが、今年は少なくとも、例年通りの発表とはならないのではないか?既に仙台の七夕祭りや徳島の阿波おどりなど、夏の祭りやイベントの中止が相次いで発表されており、新型コロナウィルス感染の状況によっては、さらに初秋までは影響が残る可能性もあります(「緊急事態宣言」も、5月6日で終わり、とはならない雲行きだし)。それを見据えないと臨時列車の計画の策定もままならず、ひょっとしたら、少なくとも6月号の時点では、夏の臨時列車が掲載できない可能性も、大いにあるのではないか。グラビアとかも含めて、全体的にどんな内容で発売になるのか、正直今から憂鬱です。

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 ANAHDは、今年1~3月の3か月間の決算が587億円の赤字となり、これは過去最大だという事です。ANAは、去年「FLYING HONU」がヒットして、今年は3機体制でデイリー2便となる予定だったし、3月29日の羽田空港発着国際線増便は、相当期待していたはずでした。それが一転、社員の一時帰休、という話に転落してしまって、上も下も、ものすごく悔しいと思う。むろん事はANAだけではなく、JALもそうなるだろうし、全便の短期欠航を決定したFDAあたりなどの小規模キャリアやLCCは、さらに厳しいはず。あるいは事がある程度でも収束したのち、航空業界全体を巻き込んだ大再編劇が、待ち構えているのだろうか?
 京成が今日、5月1日~31日の間、〔スカイライナー〕の一部運休を発表しました。41往復中の18往復で、日中は40分毎という事になります。既に〔成田エクスプレス〕や〔ラピート〕〔はるか〕、〔ミュースカイ〕の減便が発表になっていたし、だろうな、と思った。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
26日 イエメン内戦 南部分離独立派が自治を宣言
(全国高校総体(インターハイ) 中止決定) 
27日 2019年世界の軍事費1兆9170億ドル 過去最大規模 スウェーデン研究機関発表
(英ジョンソン首相 公務に復帰)
28日 京都アニメーション 放火現場のスタジオ 解体工事完了
(東京都の感染者112人 3日ぶりに100人超)

 日本の感染状況は、東京都の感染者数が100人を超えたか超えないかで一喜一憂しているのが現状だが、どんなに強力なメッセージを発しようとも、結局は外出の「自粛」の要請(=お願い)のレベルでは、急激に感染者数が減少に向かうとは思えない。そうなって欲しいとは思うが。「ステイホーム週間」は、その効果が出たのかどうかがわかるのは、早くて5月中旬位になるはずで、しばらくは100人のラインを行ったり来たり、という傾向が続くのではないか。

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