№2139 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.1

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 新型コロナウィルス感染対策は、7日に緊急事態宣言が出された事で、より緊迫したものになりました。これまでの土休日に加え、平日も夜間を中心に、業種によっては営業自粛が強く求められるものになり、休業の補償の在り方も交えて、政治的・経済的な議論が引き続き、活発に行われています。個人的には、右も左も真ん中も、その言葉にはどこか、「心」が感じられず、自己顕示欲的の強さばかりが目立つ所があるように思えてならないのではあるが。
 公共交通機関は、首都圏においては今の所運行に関する要請は出されていないが(Osaka Metroは大阪市長の要請により、一部路線を除き今日・明日は減便。間引きに過ぎず、旅客に不便さを感じさせるだけで効果は疑問ではあるが)、既に鉄道・バス共に、曜日・時間帯に関係なく利用者が大幅に減少しており、事業者によっては既に先月末から減便を行っている所があり、緊急事態宣言後は、その傾向がさらに強まる事が予想され、相当心配です。
 今日からしばらくの間、毎週土曜日は、首都圏における緊急事態宣言の対象である東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県を中心とした、鉄道・バスの現在・そして今後の運行状況を、各社の公式Webサイトからまとめてみる事にします。正直辛いのだけれど、後々のために、記録を残しておく事も、ほんの少しでも意味があるのかな、と思っています。

 今回は、昨日10日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。

*** 鉄道 ***

JR東日本 定期列車は通常通り運行。臨時列車は、「のって楽しい列車」は全て、5月いっぱい取りやめ。多客対応の臨時列車も、大多数は取りやめ、あるいは指定券発売を中止。新幹線は車内販売を休止、アテンダント乗務でフルサービスのグランクラスは、営業取りやめ(アテンダントが乗務しない列車は、引き続き座席のみ営業)。

JR東海 東海道新幹線はGW中に続き、5月15・22・29日各金曜日、東京~新大阪間臨時〔のぞみ〕を取りやめ。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営 通常通り運行。「都電おもいで広場」は、5月6日まで休場。

京成 通常通り運行。〔スカイライナー〕は今日11日から、一部列車の青砥停車を開始。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じる。

東武 通常通り運行。「SL大樹」は、5月5日までの全列車が運休(6日はもともと運行予定がない)。

西武 通常通り運行。「52席の至福」は、5月5日まで全コース運休。なお、13日より秩父鉄道直通が取りやめになるが、西武側からの告知は、今日現在はない。

京王 通常通り運行。

小田急 通常通り運行。

東急 通常通り運行。

京急 通常通り運行。土休日に一部の快特で設定の「ウイングシート」は、今日11日から取りやめ。

相鉄 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。「北総線1日乗車券」は、GW中発売分(4月25日~5月6日の土休日)の扱いは、今のところ記されていない。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 通常通り運行。今日11日~5月6日まで土休日に予定していた特別ダイヤは取りやめ、通常の土休日ダイヤで運行。

湘南モノレール 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。常総線は今日11日から、土休日は終日単行で運転。

江ノ電 通常通り運行。グッズショップなどは休業。 ※リリースにはないが、平日ダイヤでは一部列車を2連に減車している。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは今日11日から減便。

伊豆箱根 通常通り運行。大雄山線「ヒスイカズラトレイン」は、9日で運行を終了している。

伊豆急行 定期列車は通常通り運行。JR直通の臨時特急は、5月いっぱいまでの分の発売を停止中。

富士急行 通常通り運行。富士登山電車は運休し、一般車両で代走運行。富士急ハイランド駅は終日無人化。

小湊鐵道 13日から減便。平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復を取りやめ。土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。五井発は、11時06分発の次は13時47分発、上総牛久発五井行は、13時37分発の次は15時59分(土休日16時14分)まで空く事になる。

いすみ鉄道 今日11日から、「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 今日11日から、朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 13日から、平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。急行・西武直通は取りやめ。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 「シャトル☆セブン」は、葛西臨海公園駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は一部の日を除き、一部または全便運休。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成トランジットバス 通常通り運行。

ちばフラワーバス 中田スポーツセンター閉鎖により、中田スポーツセンター発着便を中野操車場発着に変更。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 通常通り運行。

ちばグリーンバス 佐倉南高校線は休校日ダイヤで運行(4月末日までの予定)。

東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は今日11日から、土休日も平日ダイヤで運行。

国際興業 メッツァ直通バスは運休。

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。メッツァ・三井アウトレットパーク直通バス、三峰口駅~三峰神社間急行を取りやめ。小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。13日より、深夜急行バスは運休。

関東バス 13日より、阿佐谷・武蔵野・青梅街道・丸山〔営〕は一部系統を除き、平日・土曜も休日ダイヤで運行。一部系統は休日ダイヤをベースに増発便を運行。五日市〔営〕は引き続き、平日は臨時ダイヤで運行。

立川バス 16日より、平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。5月8日までの予定。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。

西東京バス 13日より、八王子市内路線は休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行(一部系統は、ラッシュ時に輸送力を増強)。

京王バス 13日より、中野・永福町・調布・小金井・多摩の各営業所は特別ダイヤ、府中・桜ヶ丘・八王子・南大沢・高尾の各営業所は休日ダイヤで運行(一部増発実施)。
※ 京王バス南・高尾〔営〕は、今月寺田支所から格上げで発足の模様。

小田急バス 世田谷〔営〕は16日から、〔下61〕系統の平日・土曜は臨時ダイヤ、その他の系統は全日、休日ダイヤで運行。

東急バス 今日11日より、土曜日の深夜バスは全て取りやめ。深夜急行バス「ミッドナイトアロー」は、既に運行を取りやめている。

京浜急行バス 今日11日より、八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。16日より、深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))、三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統は取りやめ。〔八8〕系統(金沢八景駅~関東学院〔循環〕)は、16日~5月6日は土曜ダイヤで運行。オープントップバスは、既に運休している。21日の大森・蒲田発着系統のダイヤ改正がリリースされているが、ウィルス感染対策とは関係なく行われるようだ。

KMバス お台場レインボーバスは、今日11日より、土休日のみ臨時ダイヤで運行(5月6日までの予定)。バスロケ「見えバス」は運用停止。

銀河鉄道 今日11日より「緊急特別ダイヤ」で運行。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは引き続き通過または運休。

新京成バス 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

千葉交通 通常通り運行。

千葉中央バス 通常通り運行。鎌取→新宿・深夜急行バス 新宿→大網線は15日を持って運行を終了するが、ウィルス感染と直接は関係ないようだ。

千葉内陸バス 通常通り運行。

千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 16日より、大網駅~季美の森・みどりが丘・みずほ台循環線は全日、土休日ダイヤで運行(5月6日までの予定)。清見台団地線は、午前中の日東交通担当便7往復が運休。

日東交通 既に運休している君津~マザー牧場線に加え、11日から金谷~マザー牧場線が運休。16日から清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。

平和交通 深夜急行バスは既に運休(銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線は運行している)。

あすか交通 通常通り運行。

東洋バス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。

朝日自動車 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

阪東自動車 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

川越観光自動車 今日11日~5月6日の間、森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。

国際十王交通 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。「水上温泉わくわく号」は、今月一杯運休の予定。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、今週末と次の週末の土日は平日ダイヤで運行。

横浜市営 「ピアライン」(今月いっぱいの予定)「あかいくつ」「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。26系統は海つり桟橋・横浜港シンボルタワー乗り入れを取りやめ。深夜バスは、土曜日のみ運休。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は休園)。

川崎市営 市営川崎高校行直行バスのみ運休。

神奈中 既に土曜日を休日ダイヤで運行。深夜急行バスは取りやめ。

相鉄バス 今日11日から、土曜日は休日ダイヤで運行。

臨港バス 3月26日より平日・土曜(鶴見〔営〕のみ)ダイヤ減便、深夜バス取りやめを行っていたが、浜川崎〔営〕は16日より減便を深度化、18日からは全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。

江ノ電バス 今日11日から、土曜ダイヤがある路線は休日ダイヤで運行し、深夜バスは取りやめ。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。4月1日にダイヤ改正を行っているが、需要の変動に伴うものとしていて、ウィルス感染とは関係がないと思われる。

伊豆箱根バス 定期観光バスは運休。一般路線は通常運行。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、明神峠路線は5月9日運行開始予定。御殿場プレミアム・アウトレット、ぐりんぱ路線は区間運休。分社は、静岡のぐりんぱ路線、富士桜墓園、大石寺(今日11日~5月6日予定)が全便運休。シティの根方線が、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。富士五湖周辺の観光3路線は、「レッドライン」は30分間隔、「グリーンライン」は60分間隔で運行。

山梨交通 一般路線は通常運行。

東海バス 熱海市内「湯~遊~バス」は、14日~5月いっぱい6便を運休(新型車両のダイヤは変わりなし)。ボランティアガイドの案内を自粛。定期観光バスは運休(高速バスと共に24日までの予定)。石廊崎オーシャンパーク関連系統は石廊崎上で折り返し運転。MOA美術館線は休館日ダイヤで運行(23日までを予定)。その他通学対応便で運休が発生。

 以上、可能な限り調べましたが、見落としたり、間違っていたりする所もあるかも知れません。悪しからず。各事業者の公式Webで確認して頂ければと思います。
 調べた限りでは、鉄道は郊外、バスは都心で運休・減便が多数発生しているようです。ほんの少しばかり乗ってみた感触でも、各鉄道・バスはいずれも、大幅に乗客が減少している事が肌で感じられます。また、2月の奈良の観光バスのドライバー以降、これまで見聞きした限り、鉄道・バスの乗務員の感染は報告されていないようだが、NYやロンドンではバスドライバーで亡くなられた方も多数おられるようであり、乗務員などの安全を合わせて考えると、今は通常運行の事業者も、今後運休や減便が追加で行われる可能性も大、だろうと思います。感染自体がどう推移しようと、影響は少なくとも夏休みまでは確実に残るはず(既に隅田川花火大会や仙台の七夕祭りなど、いくつかの夏のイベントの中止が発表されている)で、事業者としてどこまで耐えられるのか、心配です。と言って、乗りに行って、出かけて支援・応援、というのは、このケースではまかりならないのが現実。せめて、今目の前を走っている乗り物に、エールを送りたいと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR豊肥本線が8月頃に運行を再開できる見込みである事が、国土交通省より発表されました(JR九州からは発表がない)。JR九州随一の観光ルートで、「ななつ星in九州」の本来の走行ルートでもある事から、再開が大いに期待されるのだが、その頃には、新型コロナウィルス感染の影響が、どこまで癒えているだろうか?1月に阿蘇駅に降り立った時も、駅付近は中国を中心としたインバウンドの旅客が多く、再開を機に彼らが戻って来るか、戻って来られるか。また、10月には国道57号線北側復旧ルートが開通する見込みで、長距離バスがルートを変更する事で所要時間を短縮する事が予想され、スイッチバック区間を抱えたJR線は、苦戦も予想されます。この他、崩落した阿蘇大橋は来年3月開通予定だが、南阿蘇鉄道は記されておらず、まだかなり時間がかかりそう。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
10日 「文化観光」推進法 可決・成立 
(外務省幹部家族 感染確認 外務大臣定例記者会見中止) 
11日 北海道アポイ岳 山開き
(消毒用アルコール無料配布 茨城県神栖市)

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