№2266 JTB時刻表2021年1月号(JTBパブリッシング)

 少なくともこの一年間は辛抱、とならざるを得ない2021年。この西暦が記された「JTB時刻表2021年1月号」が先週、発売になりました。
 表紙は、石北本線の端野~緋牛内間。この区間、「外出自粛」明け直後の今年6月に乗っています。極寒の地ゆえ、真冬の撮影は大変そう。

「のりもの情報局」は今月も表紙裏。ほとんどが北日本だ。「JR東日本秋田支社 『駅カード』配布中」「津軽鉄道 ストーブ列車運行中」「三陸鉄道 2020三陸鉄道こたつ列車」「JTBパブリッシング 『都道府県カードゲーム』新発売」「道南いさりび鉄道 開業90周年記念乗車券・カレンダー発売中」。
「鉄道プレゼントコーナー」は、富山地鉄14720形+14790形3両セット。長野電鉄2000系などにも通じる、日本車両の標準型「ロマンスカー」の一族で、この後さらに近代的になって、ローレル賞も受賞した14760形など、当時の富山地鉄はオリジナル指向が強かった、と思うのだが、最近は大手私鉄の中古車が幅を利かせるようになったのは、仕方のない事でしょうか。カラーはやはりこの白+グレー+赤帯が地鉄らしいと思うのだが、どう思われるでしょうか。

今、乗っておきたい列車 2021

キハ40形.jpg
 今グラビアは「お年玉プレゼントキャンペーン」もあって3ページと、やや寂しい内容になりました。この企画は、去年も1月号やっている。全部JRだったが。
 北海道のキハ40形は、去年は帯広~新得間、今年も石北本線で乗ったが、実は新年早々北海道へ行く事になっておりまして、日高本線・室蘭本線・函館本線で再び乗る予定です。室蘭本線はキハ150になるかも知れないが、来春のダイヤ改正で、特に東室蘭~長万部間は全部H100形に置き換えられるので、キハ40形が当たれば、同区間では最後の乗車体験となるでしょう。北海道でも、気付けば二重窓の車両は、ほとんどなくなりました。51系客車や711系電車はなくなって久しく、あとは51系改造のキハ143系や、国鉄時代末期デビューのキハ54 500番台だけだ(JRになってからは、二重窓の車両は新造されていない)。道南いさりび鉄道について触れられても良かった。
 他地域についても少し記されているが、驚いたのは、小湊鐵道に、只見線で使用されていたキハ40形が譲渡されている事。ずいぶんヘビーな車両を入れたと思う。先日五井の車庫にいるのを見たが、営業運転はいつになるのか。
 私鉄では近鉄12200系や東急8500系が取り上げられているが、もう少しあっても良かったのではないか。JRでは113系や115系、私鉄だと関東では東武8000系、関西では京阪5000系に南海6000系あたりは、加えられても良かった。私鉄は皆通勤車だが、歴史的な価値や記録もあり、特に京阪5000系は50周年を迎えたが、5ドアの運用が来年1月29日に終了する事になっていて、引退へのカウントダウンが始まっている状況だけに、やはり入れるべきだったろう、と思います。いずれにしろ昭和生まれの車両は、JRや大手私鉄では風前の灯になりつつあり、地味な通勤電車であっても、今のうちに見て、乗っておくのが得策でしょう

特集のページ
「NEWS」のイラストは、「36ぷらす3」。

 今月も、「ひと目でわかる!JR線 電化区間と複線区間」が掲載になっています。前号と変わりないのだが。前にもどこかで書いたが、札沼線(北海道医療大学~新十津川間)は、4月18日以降も列車運休の状態のまま、路線自体は存続していたのだから、「2020年5月6日限り」とするのが正しいと思う。
「大みそか終夜運転のご案内」が例年通り掲載されていたが、結局、ここに掲げられた鉄道は、全て終夜運転が取りやめになりました。ここにない中では、福岡の西鉄も昨日、終夜運転の取りやめを発表しています。使われる事のない、千葉~成田間と宇都宮~新宿~横浜~鎌倉~逗子の時刻も掲載になっているが、今さらながら気づくのは、横須賀線も列車番号は「M」で、通常の「S」ではない。
 今月も、伊豆箱根鉄道駿豆線の時刻が掲載になっています。来春のダイヤ改正では、普通列車に関するアナウンスは何もないが、先月も書いたが、最終電車はこの時刻で固定になるだろう。時刻とは関係なくなるが、駿豆線もそろそろPASMOを入れて欲しい。東海バスが3月から熱海地域にPASMOを導入すると発表していて、いずれ伊豆半島全域に波及するだろうから、それも考えれば鉄道も、というのが自然な流れだと思う。コロナ禍で非接触ICカードの導入が待望されている状況でもあるし(東海バスも、導入の理由の一つに挙げている)。関東大手私鉄のライナー列車や高速バスも、先月と同じ。

本文
 JRに関しては、今号はあまり特筆事項はない。常磐線・偕楽園駅の臨時停車の時刻が記載になったが(2月13~28日の土休日停車)、この通りになるのだろうか?現状では偕楽園閉園=臨時停車取りやめ、という事態も十分にありうるのだが(今日現在は、偕楽園・JR東日本共、何の発表もない)。

 会社線は、小田急ロマンスカーの時刻に、これも取りやめが決まった〔ニューイヤーエクスプレス号〕〔メトロニューイヤー号〕の記載がある。京成の〔シティライナー〕はない。京急の「ウィング・シート」は正月期間は設定がないが、これについても記載がない。これも今さらだが、京急の〔ウィング〕各列車の号数は、下りが偶数・上りが奇数(列車番号もそう)。
 高松琴平電鉄は、11月28日からの新ダイヤを掲載。この時刻表にはないが、琴平線の伏石駅開業に伴うもの。3路線とも最終電車が1時間以上の大幅な繰り上げになり、23時を過ぎて運行されるのは、琴平線の下り2本のみ。長尾線・志度線では、日中の削減(運転間隔拡大)も行われている。

 裏表紙の「JR繁忙期・閑散期カレンダー」は、2021年の1年間の対応になりました。祝日が、来年のオリンピックに対応したものになっている。6・12月に加えて、来年も10月の祝日がない。

 次号2月号は、新幹線・特急など、指定席を連結した列車の新ダイヤが先行して掲載になるはずです。少々気が重いが…。

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