№2291 最後の「日高本線」の旅 それにしても 何もかもが「寒かった」 1.ANA71便

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「何を考えているんだ」というお叱りも聞こえてきそうだが、年明け早々、北海道に行ってきました。この頃にはすでに、二度目の緊急事態宣言が発出されるのではないかという話も聞こえ始めていて、結果的には、ギリギリセーフ、という所だったでしょうか。
 何回か書いたが、今回の目的の一つは、日高本線の代行バスに乗る事でした。去年の秋に廃止の申請が出され、11月1日(10月末を持って)廃止の予定だが、条件が整えば、4月1日に廃止の繰り上げが認められるという事になっていました。既にバス代行から5年以上経っており、特に問題なくバス輸送が行われているように思え、3月いっぱいでの廃止は、間違いないだろうと思ったのです。無論、どの道鉄道で様似を目指す事はもはや叶わないのだが、正式にバスに転換されると、運賃が相当な高額になると思われたため(現在の苫小牧~様似間は片道3,630円)、「青春18きっぷ」で乗れる今のうちに、代行バスだけでも乗っておきたいと思ったのです。
 他に、北海道新幹線〔はやぶさ〕に、新函館北斗から東京まで乗り通す、という事もありました。キハ40形の乗車もあるし。日本全体が未だにコロナ禍に苦しむ最中、何が見えたのだろうか。1日休みをもらって、2泊3日で行ってきました。

 1月 3日(日)

 札幌・新千歳空港までは、今回はANA便。去年1月に大分便で搭乗して以来1年ぶりで、「パンデミック」後では初になります。
 71便は、最初の予約時点ではB777-200だったが、数日後にメールで「機材変更」で座席番号も変更になっていました。B787-9への変更で、そうなると6年ぶり、しかも同じ1月3日に福岡へ飛んだ時以来だな、そう思いながら、羽田空港に向かったのでした。

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 仕事が終わって午後、羽田へ。今日は京急線、蒲田からのエアポート急行。3が日の最終日だが、羽田を発とうとする旅行者の姿は、それなりにあったと思う。

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 しかし、第3ターミナル(旧国際線ターミナル)駅は、ご覧のあり様…。

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 第1・第2ターミナル駅は、普段と同じくらい、となるのだろうか。

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 第2ターミナル内は、乗客は少なくないものの、普段と同じくらいとなろうか。

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 出発便のインフォメーション。乗客が少なくなっているからか、保安検査場Dは閉まっている。下から5番目が、これから搭乗する71便だが、搭乗口が57に変更になっている。前日に届いたメールには52とあったのだが。

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 2Fに通じる、エスカレーターの吹き抜け。

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 出発ロビー。これだけ見たら、いつもとそんなに変わらんなとは思ったのだが。

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 チェックインカウンター。全部セルフサービスだ。
 ここでチェックインしたら、また機材変更?座席番号も変更、44K→30Aになっていた。さらに機材がダウンサイジング、B787-8になっていた。
(この日の朝届いたメールに記されていたが、既に支度のためにPCを切っていたので、見ていなかった)

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 保安検査場。ここを通過して、57番ゲートがある北側のフィンガーに向かう。

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 その道すがら、57番ゲートに駐機する機体が見えた。やはりB787-8、JA840A。

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 57番ゲート付近。
 この71便はフィリピン航空とのコードシェア便(便名は失念)らしい。現状ではあまり意味がなさそうだが。

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 ベンチは「ソーシャルディスタンス」で、中央部は使用不可。正直あまり意味がない気もするが、それがあまり問題にはならなさそうなくらい、乗客は少なかった。

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 搭乗開始。事前改札の後、先に後部座席のグループから搭乗が行われる(優先搭乗はなく、上級会員は専用の改札を通過する)。

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 ボーディングブリッジには、アルコール消毒液が用意されていました。

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 このJA840Aはキャビンが改修されていて、シートTVがありました(スカイマスター3)。マップ。
 ところで、ポケットには「翼の王国」が入っていなかった(後部のラックにあったが)。の案内が気もなくて、入っているのは「安全のしおり」だけ。

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 歌舞伎の機内安全ビデオ。

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 西日が差し込んで、まぶしい!そんな中、ほぼ定刻に出発。

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 タキシング。C滑走路のR/W34Rに向かう。スカイツリーが、ADO機の尾翼と被っている。

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 離陸。西日が富士山や丹沢をシルエットにしつつ容赦なく差し込んできて、まぶしい。

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 レインボーブリッジ。

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 さらにスカイツリーが見えるが、これを左に見ながら、左旋回していく。去年からスタートした、北風離陸時の新ルート。去年6月に搭乗した、JAL女満別便と同じだ。

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 荒川。

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 さらに、埼玉スタジアムも見る。

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 渡良瀬遊水地。

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 そして、雲に囲まれてしまっているが、蔵王を見る。御釜も確認できます。

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 西日はだんだん弱々しくなり、西の空に消えていきました。

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 せっかくの新キャビンだが、乗客はやはり少ない。特に後方は、窓際以外はほぼ空席だ。

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 シートTVでは、ANAのウィルス対策についてのプログラムもありました。

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 フライトデータ。

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 ドリンクサービスが回ってきたので、まずスープを注文し、空港で買っておいたサンドイッチを食する。

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 その後、コーヒーをお代わりし、やはり空港で買ったスポンジケーキと共に頂く。

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 Wi-Fiのネットで、新千歳空港からのJR線の時刻を検索してみました。苫小牧に泊るのだが、新千歳空港からだと、遅くなりそう…。
(事前に時刻表で調べていたので、解っていたけれど)

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 夕闇。

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 とっぷり暗くなって、窓の外の様子はよく解らないけれど、それでも大都市の街明かりが見えてきました。これから泊る、苫小牧だろう。

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 モニターのマップ。この時点では、左手に新千歳空港が見えていました。この後、Uターンするように左旋回し、空港にアプローチしていきます。なお、機外カメラはない。

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 着陸直前、左手に明るく見えたのは、レンタカー各社の基地らしい。19Lにランディング。

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 新千歳空港のターミナルビル。ここはいつの間にか、3年ぶりになった。北海道はほぼ毎年行っているが、一昨年は帯広往復、去年は女満別から入って、旭川から帰っているので。今はなきバニラエアで、成田から着いて以来でした。

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 17時29分到着。定刻より6分早く着いた。入れ替わりにADOのB737-700が出発する。

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 降機時、シートTVでは、機内安全ビデオのメイキングが流される。

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 降機し、手荷物受取理に向かうと…。

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 新型コロナウィルス対策への協力を呼び掛ける、北海道の看板がありました。去年4月に初回の緊急事態宣言が出された時のものだが、北海道はかなり厳しい状況に置かれていて、12月には札幌や旭川の病院ではクラスターが発生したから、大変だった(緊急事態宣言の対象とはならなかった)。

 さて、苫小牧へはバスでも良かったのだが、今回はJR(短区間だからICカード)。先のスマホの画面の通り、時間が相当あるので、しばらくターミナルを歩いてみました。

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 到着ロビーも閑散としていたが、こちらは通常ピークと逆方向だからまあいい。
 しかし…。

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 出発ロビーも、ウソみたいに人が少ない。年末年始の新千歳空港は来た事がなかったけれど、三が日の最終日、いつもなら東京や大阪へ帰る利用者が、最終便の頃までごった返し、手荷物検査場も長蛇の列、となるはずだが…。

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 ショッピング街の4Fも…ガラガラとまでは言いきれないけれど…ご覧の様子。1月3日で、こんなはずはないよね?それは、夕食用の弁当を買った店の店員さんも、同じ事を言っていました。

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 5Fのフードコートもそう。普通の日なら、こんなものかな?と思うのだが。

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 以前もご覧いただいた「大空ミュージアム」。18時の閉店直前でした。先代の政府専用機、B747-400のクリアファイルを販売していました。

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 出発・到着の案内表示。一応、国際線の便も表示されるが、当然ながら全部欠航。国内線も、欠航便が少なくない。

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 ここまで乗ってきたJA840Aが、76便となって、羽田に向けて出発。

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 離陸。
 なお、展望デッキは元々冬季閉鎖。

 そもそも、本来一年の中でも有数の混雑日の1月3日というのに、機材からして2度もダウンサイジングして、なおガラガラなのだから、如何に航空の現状が極めて厳しいのか、改めて思い知らされました。当然それは航空だけでなく、この後の2日間でも、様々現実の厳しさを見せつけられる事になります。

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 新千歳空港駅は、3年前の改修工事も終わっていて、スッキリ。

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 ホームの壁面には、再来年の北海道日本ハムファイターズの北広島移転のPR広告が掲げられています。新球場は「エスコンフィールド北海道」と称するらしい。移転する頃には、ウィルスなど気にせず、スタンドが満員になるくらい賑わってほしい。JR北海道のためにもなるし。

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 南千歳まで、快速〔エアポート189号〕に乗車。721系6連。

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 南千歳は、発着ホームが下りの3番線に変わっていた。以前は本来上りホームの2番線に着いて、苫小牧や帯広方面とは、同じホームでの乗り換えができたのに、階段の上り下りが必要になってしまった。いつからかは解らないが、昨年春のダイヤ改正で、〔エアポート〕が12分間隔に増発されたからだろうか。

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 1番線から、苫小牧行普通電車。731系3連。
 完全に真っ暗なうえ、沿線の人口が希薄だから、明かりがほとんど見えない。この2784Mは植苗が通過なのだが、見落としてしまった。目と鼻の先のように思える苫小牧も、営業キロが27.2㎞あって、東京~横浜間よりやや短い程度。それで駅が2つしかないのだから、如何に北海道は広くて、かつ住人が少ないか。

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 苫小牧に着きました。改札の前には、日高本線の定期券の発売についてのお知らせがあり、3月31日の「営業終了」に合わせて、段階的に定期券の発売を終了していく、と記されています。この日の時点では、まだ廃止繰り上げは決定ではなかったが、既成事実として動き出していたという事です。

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 最後に、人影まばらな苫小牧駅前の広場、とまいるスクエアの「苫小牧イルミネーション」。
 苫小牧は、市営バス廃止直前の2012(H24)年3月以来、9年ぶりです。

 駅前のホテルに投宿。翌日は、鵡川までは残る鉄道と、代行バス2本を乗り継いで、様似往復です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
10日 南太平洋ローヤリティー諸島震源 M7.7大地震
(独メルケル首相 小売店など営業禁止措置 3月7日まで延長)
11日 藤井聡太二冠 「朝日杯将棋オープン戦」 3回目優勝
(オリックス タイラー・ヒギンズ投手 ウィルス感染)

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