№2309 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 10.群馬県(2)

 平成時代の群馬県の鉄道、データ編です。在来線の新線の開業はなかったが、駅の新設は活発で、県内を走る5社すべてが、平成の30年間に駅を1つは新設しています。信越本線は「横軽区間」廃止で、群馬県内に関しては実質支線化してしまいました。後年の北陸新幹線延伸開業に伴うしなの鉄道・えちごトキめき鉄道転換で、信越本線は完全に3分割される事になり、名が実態を表さなくなった。群馬県内区間は、それこそ横川線とでも呼んだ方が、実態に合うのではないか?

◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕
1997(H9)年10月1日
東日本旅客鉄道 長野新幹線 高崎~長野(長野県)
〔安中榛名〕

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1989(H元)年3月29日
 わたらせ渓谷鐵道 運動公園/本宿/中野
1990(H2)年4月1日
 上信電鉄 東富岡
1992(H4)年3月14日
 東日本旅客鉄道 吾妻線 小野上温泉
 わたらせ渓谷鐵道 下新田
1993(H5)年10月19日
 上毛電気鉄道 東新川
1994(H6)年4月10日
 上毛電気鉄道 循環器病センター
1997(H9)年3月25日
 東武鉄道 日光線 板倉東洋大前
1999(H11)年3月12日
 東日本旅客鉄道 両毛線 前橋大島
2002(H14)年3月17日
 上信電鉄 高崎商科大学前
2004(H16)年10月16日
 東日本旅客鉄道 上越線 高崎問屋町
2006(H18)年10月1日
 上毛電気鉄道 桐生球場前
2014(H26)年12月22日
 上信電鉄 佐野のわたし

◆平成時代の改称駅
1989(H元)年3月29日
 わたらせ渓谷鐵道 神戸(←神土)/沢入(そうり←そおり)
1991(H3)年12月1日
 東日本旅客鉄道 吾妻線 川原湯温泉(←川原湯)/長野原草津口(←長野原)
2001(H13)年6月1日
 上毛電気鉄道 心臓血管センター(←循環器病センター)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(県内のみ)〕 日付は営業最終日
1997(H9)年9月30日
 東日本旅客鉄道 信越本線 横川~軽井沢(長野県)

◆平成時代の営業譲渡路線・区間
1989(H元)年3月29日
 わたらせ渓谷鐵道 桐生~間藤(栃木県)
  (←東日本旅客鉄道 足尾線)

10群馬県.JPG

群馬県の歴代知事
清水一郎→(1991(H3)7月28日~)小寺弘之→(2007(H19)年7月28日~)大澤正明


令和以降の群馬県の鉄道
 東武伊勢崎線は2020(R2)年6月改正で運転系統の分断が深度化し、一般列車は全て館林で分断され、館林~太田間の普通列車は全てワンマン運転となった。10000系2連のワンマン化改造編成も投入されている。
 北陸新幹線は、2019(H元)年の台風被害により長野車両基地が被災、E7・W7系の多数が使用不能となった。代替車両の新造が鋭意進められているが、上越新幹線E4系はこの影響で、昨年度に予定されていた引退が延期になっている(13日より「ラストラン企画」が始まっている)。13日のダイヤ改正で特急〔あかぎ〕〔スワローあかぎ〕の高崎~前橋間が廃止、新特急時代から続けられた、両毛線の特急の運行に終止符が打たれた。
 コロナ禍は特に中小私鉄・第3セクター鉄道に影響が及び、上信電鉄では2020(R2)年5月に8往復の計画運休を行った他、わたらせ渓谷鐵道では、トロッコ列車の夏季の運行開始が遅れる事となった。

 次回は、千葉県です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JALの紙の時刻表が最終号となり、各地のカウンターに並び始めています。30年近く前、チャゲ&飛鳥を表紙に起用したら、あっという間にカウンターから消えた、などという逸話もありました。ANAは既に終了、ADOなども終了を発表しています。コロナ禍がとどめを刺した格好だが、航空は早くからネットでの検索・予約が当たり前になっていて、最近はスマホ予約も普通になってきているから、潮時だったという事でしょう。平成の30年で、空(に限らないが)の旅のスタイルも、ガラッと変わりました。航空だけではないが、ネットなどに慣れない旅客をどうフォローするかが、今後の課題でしょう。

《今日のニュースから》
14日 乗鞍岳・千畳敷カール 雪崩発生 スキーヤーら巻き添え
(東京都 感染者数239人 入院患者は「ステージ2」レベルに減少)

この記事へのコメント