№2323 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(3)

 平成の鉄道・東京都のデータ編です。東京の地下鉄は、メトロ+都営で283.9㎞と№2321で書いたが(書き漏らしたが、千葉・埼玉県内の区間を含む。また、目黒~白金高輪間2.3㎞はメトロと都営の共用)、この内、1/3近くの89.6㎞は、平成の30年間の開業でした。

◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(都内のみ)〕
1989(H元)年1月26日
 帝都高速度交通営団 半蔵門線 半蔵門~三越前
  〔神保町〕
1989(H元)年3月19日
 東京都交通局 新宿線 篠崎~本八幡(千葉県)
1990(H2)年3月10日
 東日本旅客鉄道 京葉線 東京~新木場
  〔八丁堀/越中島/潮見〕
1990(H2)年3月27日
 小田急電鉄 多摩線 小田急多摩センター~唐木田
  〔唐木田〕
1990(H3)年3月30日
 京王帝都電鉄 相模原線 南大沢~橋本(神奈川県)
1990(H2)年11月28日
 帝都高速度交通営団 半蔵門線 三越前~水天宮前
  〔水天宮前〕
1991(H3)年3月31日
 北総開発鉄道 京成高砂~新鎌ヶ谷(千葉県)
  〔京成高砂/新柴又〕 ※京成高砂は京成電鉄の駅として開業済み
1991(H3)年11月29日
 帝都高速度交通営団 南北線 駒込~赤羽岩淵
  〔駒込/西ケ原/王子/王子神谷/志茂/赤羽岩淵〕
1991(H3)年12月10日
 東京都交通局 12号線 練馬~光が丘
  〔練馬/豊島園/練馬春日町/光が丘〕
1993(H5)年9月27日
 東京モノレール 整備場~羽田空港
  〔羽田/新整備場〕
1994(H6)年12月7日
 西武鉄道 西武有楽町線 新桜台~練馬
1995(H7)年11月1日
 東京臨海新交通 新宿~有明
  〔新橋/竹芝/日の出/芝浦ふ頭/お台場海浜公園/台場/船の科学館/テレコムセンター/青海/国際展示場正門/有明〕
1996(H8)年3月26日
 帝都高速度交通営団 南北線 四ツ谷~駒込
  〔東大前〕
1996(H8)年3月30日
 東京臨海高速鉄道 りんかい線 新木場~東京テレポート
  〔新木場/東雲/国際展示場/東京テレポート〕
1997(H9)年9月30日 帝都高速度交通営団 南北線 溜池山王~四ツ谷
  〔溜池山王〕
1997(H9)年12月19日
 東京都交通局 12号線 新宿~練馬
  〔都庁前/西新宿五丁目/中野坂上/東中野/中井/落合南長崎/新江古田〕
1998(H10)年11月18日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田~羽田空港
  〔羽田空港〕
1998(H10)年11月27日
 多摩都市モノレール 上北台~立川北
  〔上北台/桜街道/玉川上水/砂川七番/泉体育館/立飛/高松/立川北〕
2000(H12)年1月10日
 多摩都市モノレール 立川北~多摩センター
 〔立川南/柴崎体育館/甲州街道/万願寺/高幡不動/程久保/多摩動物公園/中央大学・明星大学/大塚・帝京大学/松が谷/多摩センター〕
2000(H12)年4月20日 東京都交通局 12号線 国立競技場~新宿
  〔国立競技場/代々木〕
2000(H12)年9月26日
 帝都高速度交通営団 南北線 目黒~溜池山王
  〔目黒/白金台/白金高輪/麻布十番/六本木一丁目〕 ※目黒は東京急行電鉄の駅として開業済み
 東京都交通局 三田線 目黒~三田
  〔目黒/白金台/白金高輪〕 ※目黒~白金高輪間は帝都高速度交通営団南北線と共用
2000(H12)年12月12日
 東京都交通局 江戸線 都庁前~(清澄白河)~国立競技場
  〔新宿西口/東新宿/若松河田/牛込柳町/牛込神楽坂/飯田橋/本郷三丁目/上野御徒町/新御徒町/両国/森下/清澄白河/月島/勝どき/築地市場/赤羽橋/麻布十番/六本木/青山一丁目〕
2001(H13)年3月28日
 埼玉高速鉄道 赤羽岩淵~浦和美園(埼玉県)
  〔赤羽岩淵〕 ※赤羽岩淵は帝都高速度交通営団の駅として開業済み
2001(H13)年3月31日
 東京臨海高速鉄道 りんかい線 東京テレポート~天王洲アイル
  〔天王洲アイル〕
2002(H14)年12月1日
 東京臨海高速鉄道 りんかい線 天王洲アイル~大崎
  〔品川シーサイド/大井町/大崎〕 ※大崎は東日本旅客鉄道の駅として開業済み
2003(H15)年3月19日 帝都高速度交通営団 半蔵門線 水天宮前~押上
  〔清澄白河/住吉/錦糸町/押上〕
 東武鉄道 伊勢崎線 押上~曳舟
  〔押上〕 ※押上は帝都高速度交通営団の駅として同時開業
2004(H16)年12月1日
 東京モノレール 羽田空港第2ビル~羽田空港第1ビル
  〔羽田空港第1ビル〕
2005(H17)年8月24日
 首都圏新都市鉄道 秋葉原~つくば(茨城県)
  〔秋葉原/新御徒町/浅草/南千住/北千住/青井/六町〕
2008(H20)年3月30日
 東京都交通局 日暮里・舎人ライナー 日暮里~見沼代親水公園
  〔日暮里/西日暮里/赤土小学校前/熊野前/足立小台/扇大橋/高野/江北/西新井大師西/谷在家/舎人公園/舎人/見沼代親水公園〕
2006(H18)年3月27日
 ゆりかもめ 有明~豊洲
  〔有明テニスの森/市場前/新豊洲/豊洲〕
2008(H20)年6月14日
 東京地下鉄 副都心線 池袋~渋谷
 〔雑司が谷/西早稲田/東新宿/北参道〕 ※小竹向原~池袋間有楽町線新線部と合わせて開業

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1991(H3)年4月6日
 京王帝都電鉄 相模原線 多摩境
1992(H4)年6月19日
 東京モノレール 天王洲アイル
1994(H6)年12月7日
 西武鉄道 池袋線 練馬高野台
1996(H8)年5月28日
 帝都高速度交通営団 丸ノ内線 新宿
1997(H9)年4月1日
 東日本旅客鉄道 横浜線 八王子みなみ野
1997(H9)年9月30日
 帝都高速度交通営団 銀座線 溜池山王
2000(H12)年11月11日
 東京都交通局 荒川線 荒川一中前
2002(H4)年11月2日
 東京都交通局 大江戸線 汐留
 ゆりかもめ 汐留
2003(H15)年10月1日
 東海旅客鉄道 東海道新幹線 品川
2009(H21)年3月14日
 東日本旅客鉄道 南武線 西府
2010(H22)年10月21日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田空港国際線ターミナル
 東京モノレール 羽田空港国際線ビル

◆平成時代の改称路線
2000(H12)年8月6日
 東京急行電鉄 目黒線 目黒~田園調布(←目蒲線)
        東急多摩川線 多摩川~目黒(←目蒲線)
 ※目蒲線・田園調布~多摩川間は同日東横線に編入
2008(H20)年3月30日
東京都交通局 大江戸線 国立競技場~光が丘(←12号線)

◆平成時代の改称駅
1998(H10)年11月18日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田(←羽田空港)
2000(H12)年8月6日
 東京急行電鉄 東横線 多摩川(←多摩川園)
        田園都市線 二子玉川(←二子玉川園)
2001(H13)年3月28日
 西武鉄道 多摩川線 多磨(←多磨墓地前)
           白糸台(←北多磨)
2004(H16)年12月1日
 東京モノレール 羽田空港第1ビル(←羽田空港)
2010(H12)年10月21日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田空港国内線ターミナル(←羽田空港)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(都内のみ)〕 日付は営業最終日
1993(H5)年9月26日
 東京モノレール 整備場~羽田
  〔羽田〕

◆平成時代の廃止駅 〔廃線に伴わない単独廃止駅〕 日付は営業最終日
2004(H6)年3月31日
 京成電鉄 本線 博物館動物園
 ※1997(H9)年4月1日より休止

◆平成時代の電化路線・区間
1996(H8)年3月18日
 東日本旅客鉄道 八高線 八王子~高麗川(埼玉県)(直流1500V)

◆平成時代の事業者名称変更
1998(H10)年4月1日
 ゆりかもめ ←東京臨海新交通
1998(H10)年7月1日
 京王電鉄 ←京王帝都電鉄
2004(H16)年4月1日
 東京地下鉄 ←帝都高速度交通営団 ※民営化
2004(H16)年7月1日
 北総鉄道 ←北総開発鉄道

13東京都1.JPG
13東京都2.JPG

東京都の歴代知事
鈴木俊一→(1995(H7)年4月23日~)青島幸男→(1999(H11)年4月23日~)石原慎太郎→(2012(H24)年12月18日~)猪瀬直樹→(2014(H26)年2月11日~)舛添要一→(2016(H28)8月2日~)小池百合子


令和以降の東京都の鉄道
 相模鉄道の新線の開業に伴い、新宿~(羽沢横浜国大)~海老名間で埼京線の電車と相鉄の相互直通運転が、2019(R元)年11月30日に始まった。基本的には新宿~海老名間の運転で、朝方には埼京線区間への直通運転がある。相鉄は新形式12000系を使用しているが、民営化以降でJR東日本の新宿駅にJR以外の電車が乗り入れたのは、りんかい線(70系)・東武(100系「スペーシア」)に次いで3例目である。
 翌2020(R2)年3月改正において、高輪ゲートウェイ駅が開業した。山手線の新駅は、1971(S46)年開業の西日暮里以来49年ぶり、東京23区内のJR東日本の路線で、新線の開業に伴わない新駅は1986(S61)年開業の横須賀線・西大井以来34年ぶり、民営化以降では初である。ロボットの実証実験や、無人AI決済コンビニの開業などの試みが見られる。開業に先駆けた2019(R元)年9月、山手線・京浜東北線の一部区間を運休にした、大規模なルート変更の工事を行った。
 6月6日には、メトロ日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅が開業している。虎ノ門エリアの再開発事業の進捗に合わせての開業だが、現状では暫定的な開業の意味合いが濃く、上下線の改札は完全に別々になっており、特に北千住方向のホームの場合、乗り換え指定駅となった銀座線・虎ノ門とは、地上を移動する必要がある。将来的には一体的な駅施設が整備される。
 同日、日比谷線~東武スカイツリーライン(伊勢崎線)直通の新ライナー列車〔THライナー〕の運行が始まった。東武70090型を使用し、平日・土休日とも、朝方は久喜→恵比寿間2本・夜間は霞ケ関→久喜間5本を運行している。東武では同日の改正で、浅草発着特急の一部の曳舟停車を開始している。
 新型コロナウィルス禍は、東京オリンピック・パラリンピックを史上初の延期に追いやるなど、東京都に甚大な悪影響を与えた。2020(R2)年4月の緊急事態宣言時には、GW中の小田急ロマンスカーが全て運休、西武の特急も多数が運休になるなど、鉄道も影響が大きかった。2021(R3)年1月には2度目の緊急事態宣言が発出され、首都圏の各線区では、最終電車の繰り上げの措置が取られた。3月には各社でダイヤ改正を行い、大半の路線で、正式に最終電車の繰り上げを実施した。東急や小田急は、午前1時を過ぎる列車の運行がなくなっている。航空需要激減の影響も大きく、JR〔成田エクスプレス〕・京成〔スカイライナー〕の大多数は現在も運休のままであり、東京モノレールは終日に渡り、大幅な減便を行った。なお、羽田空港国内線第2ターミナル部の国際線共用開始に伴うターミナル名称の変更により、京急・東京モノレールで、関連するターミナル駅の改称を行った。
 JRは3月の改正で東海道線のライナー列車を特急〔湘南〕に格上げした。新潟地域と合わせ、JR東日本からは、整理券を購入して乗車するスタイルの「ライナー列車」は消滅した。
 東急は持ち株会社制導入に伴う組織再編により、2019(R元)年10月より、持ち株会社となった東京急行電鉄(9月より「東急」)の傘下の「東急電鉄」が、鉄道事業を行っている。京急は同年、港区の本社を、横浜市のみなとみらい地区に移転した。

 次回は私の地元、神奈川県となります。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
 7日 東京電力小早川社長 役員報酬返納 柏崎刈羽原発 テロ対策不備など責任
(名古屋市 職員ら感染で緑区役所閉庁)
 8日 東松島市鳴瀬桜華小学校 新校舎で始業式
(新型コロナ感染の肺移植 京大病院で世界初実施)
 9日 チケットぴあ 全店舗運営 6月末終了を発表
(大阪・道頓堀商店街メンバー 飲食店巡回 感染対策項目チェック)

 東京都(23区・八王子市など)は12日から5月11日までの30日間、大阪府に続いて、京都府・沖縄県と共に「まん延防止等重点措置」が適用される事になりました。基本的対処方針の中には、「都道府県間の移動も極力控える」とあり、交通機関そのものにどうのこうのしろ、という事はないようだが、影響は大いに心配されます。
(大阪府では既に、近鉄特急の減便や、阪急「京とれいん」の運休が発表になっている)

 次回は日曜日に更新し、新型コロナ禍における首都圏の交通のまとめを書きます。楽しい事が、欲しいよね。

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