№2393 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 上田交通 別所線

上田交通鉄橋 千曲川 上田~城下間.jpg
 長野県内の私鉄の一昔、ふた昔前くらいの駅の姿をご覧頂くシリーズ、最終回は上田交通(現上田電鉄)別所線です。
 かつては上田を中心に、いくつものローカル鉄道路線を走らせていた上田交通だったが、1969(S44)年6月以降は、今の別所線1路線だけになっていました。その直前に東急の傘下になっていた事もあり、昭和の終わり頃からは、東急の中古車両で車両の近代化が進められる事になります。
 今回撮影した画像は、基本的には1995(H7)年の撮影になります。5000系から、冷房付きの7200系に置き換えられてしばらく、という時期でした。

上田交通別所線01上田.jpg
上田 うえだ
 新幹線開業を機に高架新駅に移転する、その前の地平時代です。以前は留置線もありました。
 次の城下との間で、先日復旧した千曲川橋梁を渡ります。一番上の画像です。

上田交通別所線02城下 1995.jpg
城下 しろした
 行き違い可能駅。

上田交通別所線03三好町 1995.jpg
三好町 みよしちょう

上田交通別所線04赤坂上 1995.jpg
赤坂上 あかさかうえ

上田交通別所線05上田原 1995.jpg
上田原 うえだはら
 行き違い可能駅で、以前は青木線が分岐していました。かつてはここに車庫があったらしいが、昭和末期に下之郷に移転したのち、平成になってすぐ、駅自体が場所を変えたそうです。だから確かに、ホームも駅舎も真新しい。

上田交通別所線06寺下 1995.jpg
寺下 てらした

上田交通別所線07神畑 1995.jpg
神畑 かばたけ

上田交通別所線08大学前 1995.jpg
大学前 だいがくまえ
 長野大学、上田女子短大の近くにある駅です。ホームは真新しいが、駅自体は路線が開通した時点からあります。

上田交通別所線09下之郷 1995.jpg
下之郷 しものごう
 現在の別所線の中核となる駅で、行き違いが可能なほか、車庫があります。駅舎機能はホーム上にあります。

上田交通下之郷駅西丸子線ホーム跡 1995.jpg
 かつては西丸子線が分岐していて、ホームの跡が残っていました。西丸子線は、現在は上田バスの路線があるが、撮影当時はどうだったか解らないが、現状は、平日は下之郷発6本・丸子町発7本、土曜日は4往復、休日は運休…。

上田交通別所線10中塩田 1995.jpg
中塩田 なかしおだ
 駅舎は、別所温泉と共通した造りになっています。撮影時点では荒廃した感もありました。

上田交通別所線11塩田町 1995.jpg
塩田町 しおだまち

上田交通別所線12中野 1995.jpg
中野 なかの

上田交通別所線13舞田 1995.jpg
舞田 まいた

上田交通別所線14八木沢 1995.jpg
八木沢 やぎさわ

上田交通別所線15別所温泉 1995.jpg
別所温泉 べっしょおんせん
 別所温泉の駅舎もその後、リニューアルが行われています。

上田交通モハ5250形 1995.jpg
 別所温泉駅は急こう配を上がった所にホームがあるが、スイッチバック形態で側線があり、撮影時点では旧型電車が2両保存され、車内では資料が展示されていました。

 上田交通はその後、2005(H17)年には会社の再編成により、バス部門共々分社となって、上田電鉄として再スタートを切っています。
 その後の上田電鉄には、2009(H21)年10月、そして2か月前の7月に訪れています。12年前は当ブログスタート直後の№63で書きました。7200系→1000系へと、元東急同士で置き換えが進められている最中でした。7200系は「まるまドリーム」が最後の活躍、という所だったか。別所温泉駅は改修工事が終わり、中塩田も改修が進められている最中、という状況でした。
 親会社となった上田交通は今でも東急グループの一員であり、車両の供給の他、一昨年の水害からの復旧でも、いろいろな面で協力があったようです。上田は、東急の創始者・五島 慶太氏の出身地らしく(7月に訪問した時には、渋沢 栄一と並んだ企画展のポスターをご覧頂いています。№2377で出しました)。東急イン(現東急REIホテル)の1号店も上田(旧真田傍陽線の駅の跡地に建てられた。今は南口に移転)にオープンしており、上田とは、東急にとっても、今なお大事な場所なのでしょう。
(なお、バスは分社時の上電バスから上田バスに社名を変えた時に、東急の資本からは離れた。ただし、渋谷行の高速バスを、東急バス等と共同で運行している)

 別所線は今年6月に、開業100周年を迎えました。水害による千曲川橋梁の損壊からも立ち直り、華を添えた格好です。ここでも当然コロナ禍は心配だが、長電やアルピコに比べて、より地域の密着度が高いように思えるので、まだ影響は小さいかも知れません(むしろ北側の菅平などの方が大変かも)。7月の時は往復して、再生した鉄橋を見物しただけで終わってしまいました。その前の訪問時からの12年で、また新車両が入っている事もあるし、今一度時間を作って、撮影や乗車が出来たらな、と考えています。
 
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 京急は今日、10月18日より、久里浜線・京急久里浜~三崎口間で、平日11~15時台の減便を行うと発表しました。10往復削減し、基本的には20分間隔での運行。今日のリリースだけではやや判然としない部分もあるので、時刻表がPDFで配布されるのなら、それを見てみます。コロナ禍の影響なのは間違いないが、コロナ禍前の2019(H31~R元)年でも、最高で20%程度の利用しかなかったようで、観光はあっても、日常の利用はやはり少なくなる時間帯なのか。
 JR北海道の方は昨日、来年のダイヤ改正の基本線を発表しました。〔おおぞら〕は全列車261系となるが、閑散期は自由席車を1両減車し、4連で運行。H100形を根室本線・新得~釧路間(全列車)と石北本線・旭川~上川間に導入し、所要時分を短縮。学園都市線(札沼線)のロイズタウン駅が開業するが、リリースでは「最大限の約9割の停車を計画」としているから、全列車停車とはならないようだ。東風連駅は移転し、名寄高校と改称。新函館北斗では、北海道新幹線と〔北斗〕の接続を改善。〔ライラック〕2本は臨時列車化、臨時〔カムイ〕は運転日を削減。札幌圏では10本程度を土休日運休とするほか、学園都市線(札沼線)は日中・夕刻の運行本数・両数の見直し(減便・減車だろう)を実施。その他各地区で減車を実施。花咲線(根室本線・釧路~根室間)・宗谷本線・函館本線で合計7駅を廃止するが、駅名は記されていない。今回は地方のローカル列車の削減は行われないようだ。正式には(例年通りなら)12月半ば(12月17日?)のJRグループ統一リリースで詳細が発表されるだろうが、どこもコロナ禍の影響が甚大で減量が避けられなくなると思われるので、JR以外も含めて、ダイヤ改正の基本線のリリースが、早めに出される事になるのかも知れない。

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
15日 ゲノム編集で品種改良のトマト オンラインで販売開始
(シンガポール 「ブースター接種」開始)
16日 グーグル 提携先新聞社・通信社記事掲載サービス開始
(琉球銀行 高校生採用試験 対面で面接)

「ブースター接種」は、欧米でも視野に入っているようだが、WHOは、一方で途上国にはワクチンが全然行き渡っていないのだから、「ブースター接種」は後回しにして、途上国への供給を優先してくれ、としています。いずれ日本でも問題になるはず。今は2度目の接種までのワクチンの確保が引き続き課題だが、その先、「ブースター接種」もだし、ワクチンが十分に確保できても、接種率が下がってくる、という事も起きるでしょう。様々な事案に、どう対処すべきなのか。当然総選挙の争点になりうるが、各党は、ワクチンを確保した、その「先」の接種戦略をどう描いて、有権者に示すのか。
 感染者が減少しているとはいえコロナ禍は引き続き心配だが、それ以上に、台風14号が進路を変えて、西日本に接近しつつあります。予想進路を見ると、日曜日にかけて西~東の日本列島を横断するようで、山陽新幹線は、明日の午後から計画運休に入るという事。大事に至らなければ、良いのだが。

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