№2323 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(3)

 平成の鉄道・東京都のデータ編です。東京の地下鉄は、メトロ+都営で283.9㎞と№2321で書いたが(書き漏らしたが、千葉・埼玉県内の区間を含む。また、目黒~白金高輪間2.3㎞はメトロと都営の共用)、この内、1/3近くの89.6㎞は、平成の30年間の開業でした。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(都内のみ)〕 1989(H元)年1月26日  帝都高速度交通…

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№2322 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(2)

 平成の鉄道回顧・東京都編、2回目はJRが中心になります。さすがに日本の首都だけあって、通勤電車も常に、最新鋭車両が優先して導入されていきます。山手線など、平成の30年の間に2度置き換えがあった路線も、少なくありません。大手私鉄は複々線化などの輸送力増強に追われる日々が続くが、JRに関しては、質的な改善が進められた、という所でしょうか。一方長距離列車は、新幹線への転移や航空・高速バスとの競争もあ…

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№2321 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(1)

 平成の鉄道回顧、今回はいよいよ東京都です。さすがにボリュームがあるので、3回に分けて書きます。前半は主に地下鉄と私鉄です。  今のコロナ禍への対応でも明らかなように、東京は日本一の大都会であり、一極集中への対応も課題であり続けているが、東京都だけでは完結・解決できない事項も数多くあります。特に隣接する神奈川県、埼玉県、そして千葉県とは密接な関係があります。それは、鉄道も全く同じでした。東京都…

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№2314 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 12.埼玉県(2)

 平成の鉄道・埼玉県、今回はデータ編です。埼玉県と言えば、今年の大河ドラマの主役は、深谷出身の実業家、渋沢 栄一です。彼は、鉄道の世界にも少しばかし縁があります(東急の前身の一つ、荏原電気鉄道の発起人の一人に名を連ねている)。鉄道との関わりは、どう描かれる事になるのか。出身地の「血洗島」には現在、ドラマ放映期間中のみバスが運行されているそうだが(通常はコミュニティバスを利用するが、本数は少ない)…

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№2313 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 12.埼玉県(1)

 平成の鉄道回顧、今回は埼玉県です。埼玉でなく東京都内のできごとも、かなり書きました。埼玉県内の輸送にも影響が大だったプロジェクトが、数多く展開されていたので。下の画像は、具体的にいつ、とは特定できないが、複々線化工事真っただ中の越谷で撮影した、東武8000系です。更新前で、「準急」も、今とは意味が違っていました(停車駅としては、今の「区間急行」と同じ)。 JR・大手私鉄 輸送力増…

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№2311 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 11.千葉県(2)

 千葉県を含む、首都圏の1都3県に出されている緊急事態宣言は、21日に終了する事になりました。まずはホッと一息だが、海外では変異種の流行や、ワクチンへの疑念もあり、日本もこの先どう転ぶが解りません。3度目の緊急事態宣言なんてナシにして欲しいのだが、しつこいのだけれど、最終的には、我々一人一人の自覚が全てです。  平成時代の千葉県の鉄道、今回はデータ編です。ところで千葉県は、21日に県知事選挙が…

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№2310 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 11.千葉県(1)

 平成の鉄道回顧、今回は千葉県です。県内に旅客営業を行う鉄道路線がある事業者は17社局(東京都交通局を含む。第3種鉄道事業者でありながら車両を保有する千葉ニュータウン鉄道まで含めると18社局)を数え、都道府県別では東京都に次いで2番目に多くなっています。特急街道にニュータウン開発鉄道、モノレール、新交通システム、ローカル私鉄もあり、路面電車・LRTこそないが、バラエティに富んだ路線網を保有してい…

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№2309 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 10.群馬県(2)

 平成時代の群馬県の鉄道、データ編です。在来線の新線の開業はなかったが、駅の新設は活発で、県内を走る5社すべてが、平成の30年間に駅を1つは新設しています。信越本線は「横軽区間」廃止で、群馬県内に関しては実質支線化してしまいました。後年の北陸新幹線延伸開業に伴うしなの鉄道・えちごトキめき鉄道転換で、信越本線は完全に3分割される事になり、名が実態を表さなくなった。群馬県内区間は、それこそ横川線とで…

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№2306 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 10.群馬県(1)

「平成の30年 都道府県別鉄道回顧」、今回は群馬県です。185系〔踊り子〕ラストランが近づいているが、群馬県もまた、185系ゆかりの地の一つと言えました。165系置き換えで急行から始まったのは東海道線と同じだったし(そういえば、同じ群馬県の東武〔りょうもう〕も、似たような道をたどっている)、「新特急」群だけでなく、「横軽」を越えて長野に足を延ばす快速の運用もありました。〔踊り子〕以上にローカル色…

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№2290 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 9.栃木県(2)

 平成時代の栃木県の鉄道のデータ編です。平成の世になってすぐ、JR足尾線のわたらせ渓谷鉄道転換があったが、路線の新規開業や廃止は平成の30年間にはなく、関東1都6県では、一番変化が少ない県になりました。工事中の宇都宮ライトレールが、1986(S61)年開業の野岩鉄道以来の、栃木県の鉄道の新線となります。 ◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕 1989(H元)年3月11…

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№2289 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 9.栃木県(1)

 久しぶりに「平成の30年 都道府県別鉄道回顧」です。今回は栃木県です。いち早く緊急事態宣言が終わって、良かったです。  前回書いた茨城県と入れ替わって「魅力度」最下位に転落した栃木県だが、何がいけないのかねえ。世界遺産と豊かな自然を誇る日光、全国的にも有名な鬼怒川温泉があり、インバウンド(今はいないけれど)にも、それこそ昭和の昔から人気があるスポット、のはずなのだが。鉄道ファンにも魅力的な県…

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№2249 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 8.茨城県(2)

 平成時代の茨城県の鉄道のデータ編です。残念ながら全国でローカル鉄道の廃線が起きているが、関東地方1都6県に関しては、平成の30年間で全線が廃止になった鉄道は、茨城県の2社のみでした。日立電鉄は、平成になってからは乗った事がなかったなあ。鹿島鉄道も、もう少しキチンと乗っておきたかった。茨城県に限らないが、在来線といえども、令和の世ではTXくらいの高規格でもないと、生き残りは大変かもしれません。 …

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№2248 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 8.茨城県(1)

 先月、47都道府県「魅力度ランキング」で、茨城県が8年連続だった最下位から脱出した事が、ニュースになりました。代わって栃木県が最下位に沈む事となったが、これって、どういう部分で決まるのでしょうかねえ?少なくとも私には、茨城県が(栃木県も)魅力のない県とは思いません。というか47都道府県で魅力のない所なんて、私には一つもないんですけれどねえ。平成時代の都道府県別鉄道回顧、今回は、この更新の直前に…

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№2228 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 7.福島県(2)

 福島県のデータ編です。平成の30年間では、山形新幹線の開業はあったが、純粋な路線の新規開業、または廃止はありませんでした。 ◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕 1995(H7)年8月10日  会津鉄道 南若松 1999(H11)年8月7日  会津鉄道 あまや 2000(H12)年3月11日  阿武隈急行 福島学院前 2001(H23)年7月18日  …

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№2226 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 7.福島県(1)

 平成の30年間の鉄道回顧、今回は福島県です。  常磐線は今年3月14日、東日本大震災被災から9年で、ついに全線再開にこぎつけました。私も今月頭、常磐線も全線乗り通しています。詳しくは後日書くが、最後まで不通になっていた富岡~浪江間に位置する大野駅にも途中下車してきました。大熊町唯一の駅(町役場はかなり遠い)だが、駅付近は未だ「帰宅困難区域」に指定されており、民家も店も柵で覆われ、普段の生…

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№2225 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 6.宮城県(2)

 宮城県内のデータ編です。くりはら田園鉄道、あと1度は、乗っておきたかったです。2週間だけ、仙台空港から細倉マインパークまで、鉄道の乗り継ぎで行けました。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕 1992(H4)年7月15日  仙台市交通局 南北線 泉中央~八乙女   〔泉中央〕 2000(H12)年3月11日  東日本旅客鉄道 仙石線 あお…

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№2224 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 6.宮城県(1)

 平成時代の鉄道、今回は2回に分けて、宮城県の鉄道を回顧します。  宮城県も今月頭、JR線と地下鉄線に乗ってきました。と言っても仙台は、今回はほぼ泊っただけで終わっているが、それでもかなり久しぶりに、利府支線に乗ってきました。また、震災後初めて、常磐線で上野を目指しました。後日書きます。 東北随一の大都市 鉄道サービスの改善進む 震災乗り越え 仙石東北ラインスタート 平成…

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№2221 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 5.山形県

 平成時代の都道府県別鉄道回顧、今回は山形県です。  日曜日に休みを頂いたのは、実は南東北の方に泊りがけで出かけていたからでした。メインは3月に全線の運行を再開した常磐線で、昨日は途中、大野駅にも下車しているのだが、前日の日曜日には、福島~山形間の「山形線」(奥羽本線)に乗車しています。上の画像は、平成の世になった1989(H元)年の暮れ、12月28日の大沢駅で、当時は、後述するが、板谷峠…

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№2210 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 4.岩手県(2)

 平成の鉄道・岩手県のデータ編です。大志田・浅岸の両駅の廃止により、JR山田線の上米内~区界間25.7kmの間には、駅がありません。北海道以外の在来線では最長です。区界駅は、JR東日本が乗降人員を公表していた駅では最小の乗客しかいないが(2017(H29)年度は、1人!)、今後茂市・川内両駅と共に、駅舎を建て替えるそう。2018(H30)年度に無人化され(それまでは運転関係の駅員がいたらしい)、…

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№2209 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 4.岩手県(1)

 平成30年間の鉄道を、都道府県別に回顧するシリーズ、4回目は岩手県です。当然東北新幹線などもあるが、岩手県を代表する鉄道は?と問われたら、三陸鉄道を一番に挙げる方も多いのではないでしょうか。昭和時代に少しさかのぼってみます。 第3セクター鉄道の雄 三陸鉄道 震災の悲劇越え 三陸縦貫路線完成へ 第3セクターの雄 三陸鉄道 再生への道  悲劇の日、2011(H23)年3月1…

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№2207 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 3.秋田県(2)

 平成の鉄道・秋田県のデータ編です。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕 1989(H元)年4月1日  秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 比立内~松葉   〔奥阿仁/阿仁マタギ/戸沢/上桧木内/左通/羽後中里〕 ◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕 1989(H元)年4月1日  秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 西鷹巣 …

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№2206 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 3.秋田県(1)

 台風10号は日本を去りました。事前に懸念されたほどの破壊的な勢力とはならず、それでも犠牲者は出てしまって、お悔やみを申し上げたいと思いますが、全体的には思っていたより小さく収まってくれたと思います。あくまで結果論ではあるが。しかし、私個人には間接的に影響が出ました。日曜日の午後からまた出かけていて、たった今帰ってきた所なのだけれど、昨日は湖西線の新快速が強風のために止まって、湖西線内だけでなく…

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№2196 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 2.青森県(2)

 平成の鉄道・青森県のデータ編です。東北新幹線の延伸に伴う青い森鉄道転換により、東北本線は、青森県からは消滅しました。かつての花形特急街道は、今や貨物列車を除けば、地域輸送に専念する第3セクター鉄道です。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕 2002(H14)年12月1日  東日本旅客鉄道 東北新幹線 盛岡(岩手県)~八戸 2010(H22)…

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№2195 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 2.青森県(1)

 平成の30年間の鉄道を、都道府県別に回顧しています。今回からは東北です。最初は青森県です。 新幹線が変えた 長距離列車の歴史 観光列車相次ぎデビュー ハイブリッド車も 最後の輝き 東北特急  青函トンネルが前年(1988(S63)年)3月に開通、北海道直通の寝台特急〔北斗星〕〔トワイライトエクスプレス〕等は好評を博したが、連絡船に変わる青森~函館間の足は、快速〔海峡〕を中心…

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№2193 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 1.北海道(2)

 平成の鉄道・北海道のデータ編です。JR北海道の駅の廃止が多く、特定地方交通線の廃線の分を含めると、30年で147駅(道内のみ)が廃止になりました。新駅は臨時駅を含めて8駅のみ(知内は新設と廃止が共に平成)。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(道内のみ)〕 1992(H4)年7月1日  北海道旅客鉄道 千歳線 南千歳~新千歳空港   〔新千歳空港〕 1…

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№2192 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 1.北海道(1)

「平成の30年 都道府県別鉄道回顧」、今日から本格的に始めます。第1回目は北海道です。  基本的には、各都道府県毎に2回に分けて書きます(東京都などはもっと多くなるはずです。逆に1回で終わり、という県もあると思います)。  1回目は平成の30年に、その都道府県の中で起きた事を、テキストでまとめていきます。出来事から発生するエピソード、こぼれ話、逸話的なものは敢えて排し、できるだけ事実のみを記…

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№2191 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 今日から始めます 平成の鉄道100枚

 先月末予告したとおり、平成の30年間、鉄道の世界で起きた事を都道府県別に回顧する企画、今日から始めます。  もうすでに令和の世になって1年以上たってしまっているので、多少タイミングを逸しているのだけれど、実は一昨年の中ごろから、既にテキストは起こし始めていました。しかし、神奈川を初めとする関東地方以外は知らない、知らなかった事も多くて、多数の参考文献や過去の時刻表をひっくり返しながら、なんと…

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