№2384 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 20.長野県(2)

 平成の鉄道回顧・長野県、今回はデータ編です。前回も少し書いたが、長野電鉄の衰退が残念です。廃線もそうだし、残存区間も、便数が平成の30年間で相当減ってしまったので。平成になった頃は、日中でも長野発は毎時特急1本・普通4本のパターンダイヤになっていました。県庁所在地を起点とする、ある程度都市鉄道的な機能も保持していたはずの路線まで衰えていくというのは、如何に地方の鉄道が厳しい状況にさらされている…

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№2383 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 20.長野県(1)

 平成の鉄道回顧、今回は長野県です。長野県のJR線は、新幹線を含めて大半はJR東日本が運営しているが、中央西線と飯田線(どちらも早期の災害からの復旧が望まれます)をJR東海、大糸線の南小谷以北をJR西日本が運営しています。JR3社の路線がある都道府県は、長野県が唯一です。新幹線の開業は長野県の鉄道に大きな変革をもたらし、ひいては日本全国にも、特に新幹線と在来線の関係の在り方に、重大な影響を与える…

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№2381 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 19.山梨県

 平成の鉄道回顧、今回は山梨県です。山梨県の鉄道は、1962(S37)年7月の山梨交通鉄道線廃止以降、国鉄から民営化されてJR東日本に引き継がれた中央本線(中央東線)と小海線、JR東海の運営となった身延線、それに富士急行の実質4路線となり、平成の30年間、というよりもう60年近くもの間、路線の新規開業も廃止もありません。駅の開業も富士急行の1ヶ所のみで、平成の期間では、路線網の点では、最も鉄道の…

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№2364 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 18.福井県(2)

 東京都に4度目の「緊急事態宣言」。もはやため息以外の何物でもないのだが(そんなに軽いものだったっけ?)、それより今度は西日本が大雨で、3年前に豪雨被害があって追悼の式典が行われたばかりの広島県はまた記録的な豪雨、山陽本線の糸崎駅が冠水してしまいました。松永・三次より南の、広島県西部のJR在来線は、今日は全て運転見合わせ、明日の運行も、多分難しいだろう。新幹線も大雨で一部が運休になっているみたい…

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№2363 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 18.福井県(1)

 平成の鉄道回顧、北陸の最後は福井県です。№2361(バスラマインターナショナル186)で書いた事の繰り返しになってしまうが、福井県が北陸4県の中では、一番地味なイメージをいだいてしまうのは、申し訳ないが間違いない。無論魅力がないわけでは決してないが、県都の福井市の人口が約26万5千人、次いで脇を固める坂井市が約9万2千人、越前市が約8万3千人、鯖江市が約6万9千人、この4市を合計して、石川県の…

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№2355 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 17.石川県(2)

「平成の鉄道」石川県編、今回はデータ編です。前々回の新潟県、前回の富山県、次回の福井県、さらにいつになるか未定だが滋賀県まで含めて、JR西日本運営下の北陸本線・米原~直江津間では、平成の30年間には新駅の開業が、一切ありませんでした。民営化翌年・平成末期の1988(S63)年10月1日、小松市内に開業した明峰駅が、国鉄・JR時代では最後の北陸本線新駅で、第3セクター転換後の2018(H30)年3…

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№2354 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 17.石川県(1)

 平成の鉄道回顧、今回は石川県です。石川県は、尾小屋鉄道が1977(S52)年3月19日を持って廃線になったのち、昭和末期の1988(S63)年3月25日にのと鉄道が特定地方交通線転換で開業するまでの11年間、国鉄→JR西日本と、北陸鉄道の2社体制が続いていました。しかし北陸鉄道もこの間に多数の路線が廃止になっており、県内では全体的に路線数を減らした状態で、平成の世を迎える事になります。 …

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№2346 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 16.富山県(2)

「平成の鉄道」富山県編、今回はデータ編です。富山県は去年の秋に行って、新しい富山駅も見ているが、市内線電車は富山港線も含めて全く乗らずじまいに終わっています。また早めに行って、富山港線から市内線と乗り通してみたいが、この状況下では、いつになるのやら。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕 1996(H8)年4月23日  立山黒部貫光 室堂~大観峰…

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№2345 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 16.富山県(1)

 毎日毎日、どうも明るい話題というものがないですよねえ。ネガティブな話ばかり(特にオリ・パラ)。震災や豪雨災害などとは違い、「パンデミック」というものは、ダイレクトに人々の日常の営みと連動して拡大していくものなので、どうしてもそうなってしまう。命に関わる感染症がまん延する世界で生きるとはこういうものなのか、大げさかもしれないけれど、今さらながらにしみじみ思い知らされます。 「平成の鉄道回顧…

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№2343 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 15.新潟県(2)

「平成の鉄道」新潟県編、今回はデータ編です。前回の繰り返しになってしまうけれど、新潟交通と蒲原鉄道、やはり廃線前にもう一度、キチンと乗っておきたかったです。この両鉄道、あるいは新潟県に限らず全都道府県に言えるけれど、近代化された路線に脱皮できない鉄道は、平成の30年間のうちに進退が極まってしまった所が多いようです。寂しい事ではあるけれど、一方で一時は、時速160㎞/hで快走する特急も走った北越急…

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№2342 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 15.新潟県(1)

「平成の鉄道回顧」、今回からは中部です。第1回は新潟県です。  下の画像は1990(H2)年1月24日、新潟駅で撮影した夜行快速〔ムーンライト〕(後に〔ムーンライトえちご〕)です。後述する通り、当時台頭していた高速バスへの対抗策として、165系3連を改造して夜行快速専用車としていたもので、グリーン車から転用した座席を配置、読書灯や、小規模ながらフリースペースを設けた、夜行仕様に特化した意欲作で…

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№2330 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 14.神奈川県(3)

 日曜・火曜と2回に渡って、平成の世の神奈川の鉄道を回顧しました。  通常はデータ編で、令和の世に入ってからの、各都道府県の鉄道の動きを簡単に記しているのだけれど、神奈川はやはり地元なので、もう少し突っ込んで記したいと思います。7年前の2014(H14)年、当ブログの更新1000回記念として、当時の神奈川県の駅を全部撮影して公開する企画をやっていまして(だから南武線の小田栄はまだなかった)…

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№2329 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 14.神奈川県(2)

 平成の鉄道回顧、神奈川県のデータ編です。前回も書いたが、ここに挙げたデータ上の変化も、全て相模川の東側で起きている事です。  ちなみに、相模川の西側で一番新しい路線は東海道新幹線(1966(S39)年10月1日開業)、一番新しい駅は小田急小田原線の開成(1985(S60)年3月14日開業)、一番新しい駅の改称は小田急小田原線の東海大学前(←大根)・秦野(←大秦野 共に1987(S62)年3月…

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№2328 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 14.神奈川県(1)

 平成時代の都道府県別鉄道回顧、関東地方も最後の神奈川県まで来ました。埼玉や千葉と同様、神奈川県も当然の如く、東京都の影響を大きく受ける事になります。 都心への直通運転 拡充続く 多様な姿を見せる 小田急ロマンスカー 相模川の東側 新線相次ぎ開業  平成の神奈川県では、新線の開業は相模川の東側に集中した。  県内の平成初の新線は、1989(H元)年7月に開業した、横浜新都市…

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№2323 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(3)

 平成の鉄道・東京都のデータ編です。東京の地下鉄は、メトロ+都営で283.9㎞と№2321で書いたが(書き漏らしたが、千葉・埼玉県内の区間を含む。また、目黒~白金高輪間2.3㎞はメトロと都営の共用)、この内、1/3近くの89.6㎞は、平成の30年間の開業でした。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(都内のみ)〕 1989(H元)年1月26日  帝都高速度交通…

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№2322 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(2)

 平成の鉄道回顧・東京都編、2回目はJRが中心になります。さすがに日本の首都だけあって、通勤電車も常に、最新鋭車両が優先して導入されていきます。山手線など、平成の30年の間に2度置き換えがあった路線も、少なくありません。大手私鉄は複々線化などの輸送力増強に追われる日々が続くが、JRに関しては、質的な改善が進められた、という所でしょうか。一方長距離列車は、新幹線への転移や航空・高速バスとの競争もあ…

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№2321 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(1)

 平成の鉄道回顧、今回はいよいよ東京都です。さすがにボリュームがあるので、3回に分けて書きます。前半は主に地下鉄と私鉄です。  今のコロナ禍への対応でも明らかなように、東京は日本一の大都会であり、一極集中への対応も課題であり続けているが、東京都だけでは完結・解決できない事項も数多くあります。特に隣接する神奈川県、埼玉県、そして千葉県とは密接な関係があります。それは、鉄道も全く同じでした。東京都…

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№2314 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 12.埼玉県(2)

 平成の鉄道・埼玉県、今回はデータ編です。埼玉県と言えば、今年の大河ドラマの主役は、深谷出身の実業家、渋沢 栄一です。彼は、鉄道の世界にも少しばかし縁があります(東急の前身の一つ、荏原電気鉄道の発起人の一人に名を連ねている)。鉄道との関わりは、どう描かれる事になるのか。出身地の「血洗島」には現在、ドラマ放映期間中のみバスが運行されているそうだが(通常はコミュニティバスを利用するが、本数は少ない)…

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№2313 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 12.埼玉県(1)

 平成の鉄道回顧、今回は埼玉県です。埼玉でなく東京都内のできごとも、かなり書きました。埼玉県内の輸送にも影響が大だったプロジェクトが、数多く展開されていたので。下の画像は、具体的にいつ、とは特定できないが、複々線化工事真っただ中の越谷で撮影した、東武8000系です。更新前で、「準急」も、今とは意味が違っていました(停車駅としては、今の「区間急行」と同じ)。 JR・大手私鉄 輸送力増…

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№2311 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 11.千葉県(2)

 千葉県を含む、首都圏の1都3県に出されている緊急事態宣言は、21日に終了する事になりました。まずはホッと一息だが、海外では変異種の流行や、ワクチンへの疑念もあり、日本もこの先どう転ぶが解りません。3度目の緊急事態宣言なんてナシにして欲しいのだが、しつこいのだけれど、最終的には、我々一人一人の自覚が全てです。  平成時代の千葉県の鉄道、今回はデータ編です。ところで千葉県は、21日に県知事選挙が…

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№2310 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 11.千葉県(1)

 平成の鉄道回顧、今回は千葉県です。県内に旅客営業を行う鉄道路線がある事業者は17社局(東京都交通局を含む。第3種鉄道事業者でありながら車両を保有する千葉ニュータウン鉄道まで含めると18社局)を数え、都道府県別では東京都に次いで2番目に多くなっています。特急街道にニュータウン開発鉄道、モノレール、新交通システム、ローカル私鉄もあり、路面電車・LRTこそないが、バラエティに富んだ路線網を保有してい…

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№2309 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 10.群馬県(2)

 平成時代の群馬県の鉄道、データ編です。在来線の新線の開業はなかったが、駅の新設は活発で、県内を走る5社すべてが、平成の30年間に駅を1つは新設しています。信越本線は「横軽区間」廃止で、群馬県内に関しては実質支線化してしまいました。後年の北陸新幹線延伸開業に伴うしなの鉄道・えちごトキめき鉄道転換で、信越本線は完全に3分割される事になり、名が実態を表さなくなった。群馬県内区間は、それこそ横川線とで…

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№2306 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 10.群馬県(1)

「平成の30年 都道府県別鉄道回顧」、今回は群馬県です。185系〔踊り子〕ラストランが近づいているが、群馬県もまた、185系ゆかりの地の一つと言えました。165系置き換えで急行から始まったのは東海道線と同じだったし(そういえば、同じ群馬県の東武〔りょうもう〕も、似たような道をたどっている)、「新特急」群だけでなく、「横軽」を越えて長野に足を延ばす快速の運用もありました。〔踊り子〕以上にローカル色…

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№2290 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 9.栃木県(2)

 平成時代の栃木県の鉄道のデータ編です。平成の世になってすぐ、JR足尾線のわたらせ渓谷鉄道転換があったが、路線の新規開業や廃止は平成の30年間にはなく、関東1都6県では、一番変化が少ない県になりました。工事中の宇都宮ライトレールが、1986(S61)年開業の野岩鉄道以来の、栃木県の鉄道の新線となります。 ◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕 1989(H元)年3月11…

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№2289 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 9.栃木県(1)

 久しぶりに「平成の30年 都道府県別鉄道回顧」です。今回は栃木県です。いち早く緊急事態宣言が終わって、良かったです。  前回書いた茨城県と入れ替わって「魅力度」最下位に転落した栃木県だが、何がいけないのかねえ。世界遺産と豊かな自然を誇る日光、全国的にも有名な鬼怒川温泉があり、インバウンド(今はいないけれど)にも、それこそ昭和の昔から人気があるスポット、のはずなのだが。鉄道ファンにも魅力的な県…

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№2249 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 8.茨城県(2)

 平成時代の茨城県の鉄道のデータ編です。残念ながら全国でローカル鉄道の廃線が起きているが、関東地方1都6県に関しては、平成の30年間で全線が廃止になった鉄道は、茨城県の2社のみでした。日立電鉄は、平成になってからは乗った事がなかったなあ。鹿島鉄道も、もう少しキチンと乗っておきたかった。茨城県に限らないが、在来線といえども、令和の世ではTXくらいの高規格でもないと、生き残りは大変かもしれません。 …

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№2248 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 8.茨城県(1)

 先月、47都道府県「魅力度ランキング」で、茨城県が8年連続だった最下位から脱出した事が、ニュースになりました。代わって栃木県が最下位に沈む事となったが、これって、どういう部分で決まるのでしょうかねえ?少なくとも私には、茨城県が(栃木県も)魅力のない県とは思いません。というか47都道府県で魅力のない所なんて、私には一つもないんですけれどねえ。平成時代の都道府県別鉄道回顧、今回は、この更新の直前に…

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№2228 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 7.福島県(2)

 福島県のデータ編です。平成の30年間では、山形新幹線の開業はあったが、純粋な路線の新規開業、または廃止はありませんでした。 ◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕 1995(H7)年8月10日  会津鉄道 南若松 1999(H11)年8月7日  会津鉄道 あまや 2000(H12)年3月11日  阿武隈急行 福島学院前 2001(H23)年7月18日  …

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№2226 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 7.福島県(1)

 平成の30年間の鉄道回顧、今回は福島県です。  常磐線は今年3月14日、東日本大震災被災から9年で、ついに全線再開にこぎつけました。私も今月頭、常磐線も全線乗り通しています。詳しくは後日書くが、最後まで不通になっていた富岡~浪江間に位置する大野駅にも途中下車してきました。大熊町唯一の駅(町役場はかなり遠い)だが、駅付近は未だ「帰宅困難区域」に指定されており、民家も店も柵で覆われ、普段の生…

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№2225 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 6.宮城県(2)

 宮城県内のデータ編です。くりはら田園鉄道、あと1度は、乗っておきたかったです。2週間だけ、仙台空港から細倉マインパークまで、鉄道の乗り継ぎで行けました。 ◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕 1992(H4)年7月15日  仙台市交通局 南北線 泉中央~八乙女   〔泉中央〕 2000(H12)年3月11日  東日本旅客鉄道 仙石線 あお…

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