№1728 鉄道ピクトリアル2017・8月臨時増刊号 【特集】京浜急行電鉄(鉄道図書刊行会)

 鉄道ピクトリアル誌の臨時増刊、京浜急行電鉄(京急)の特集号が先月発売になりました。ここで取り上げてみようと思います。  表紙は新1000形の最新バージョン2種だが、右側の1800番台は、個人的には前面の形状が中途ハンパに感じます。1500形くらいの、切妻に近い形まで思い切っても良かったと思う。普通と地下鉄直通の共用という思想は、かつての東急の1000系の一部(日比谷線直通と旧目蒲線の…

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№1727 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 京浜急行電鉄.3

 一昔前の京急の駅を3回に分けてご覧頂いたが、最終回は各支線区の駅をご覧頂きます。  支線と言っても、羽田空港アクセスがスタートして以降、支線区内折返しのみ運転の路線は大師線のみとなり、他の3路線は多かれ少なかれ、本線への直通運転を行なっています。久里浜線に至っては、本線格と言っても良い程地位が向上しています。  まず空港線です。撮影時点では穴守稲荷から先の地下線が一部完成、羽田(現天空…

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№1726 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 京浜急行電鉄.2

 20年位前の京急線の各駅をご覧頂いているが、2回目は本線の横浜~浦賀間です。日ノ出町~浦賀間は旧湘南電気鉄道が開業させ、その後に旧京浜電気鉄道が連絡線として日ノ出町まで路線を延伸して接続させました。 横浜 よこはま  東口の駅ビル「ルミネ」。京急の駅舎は地下にあります。  当時のホームは上下で共用の1面2線でした。京急で最も乗降の多い駅ながらホームは手狭となり、この後下り線専…

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№1725 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 京浜急行電鉄.1

「鉄道ピクトリアル 2017年8月臨時増刊号 京浜急行電鉄」が先月発売になり、今ある程度読み進めているが、もう少し時間が掛かりそうです。  予習?として、1990年代に撮影した京急の駅の画像を、今回から3回に渡ってご覧頂こうと思います。当時は青物横丁・鮫洲付近の連続立体交差工事が完成したばかり、空港線が穴守稲荷から羽田(現天空橋)地下駅への乗り入れを果たした頃でした。ただまだ空港アクセス輸…

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№1717 京急線 糀谷駅

 京急線・京急蒲田付近の連続立体交差工事は、京急蒲田と、本線で前後する大森町・梅屋敷・雑色、それに空港線の糀谷、合計5駅が一気に高架駅となる大規模なものになりました。  大森町と梅屋敷、雑色はご覧頂きました。今回は空港線に入って、雑色です。  2015(H27)年度の乗降人員は24,909人、京急全体では24位です。空港線では羽田空港関連2駅を除くと、大鳥居に次いで多い数字です。駅番…

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№1710 京急線 雑色駅

 約20年の長きに渡って継続されてきた京急線・京急蒲田駅付近の連続立体化も、ついに3月一杯で事業が完了しました。  この工事では京急蒲田の他、本線の大森町・梅屋敷と雑色、空港線の糀谷の各駅も高架化されています。大森町と梅屋敷はご覧頂きました。今回は雑色駅です。  2015(H27)年度の乗降人員30,311人は京急全体で17位、普通電車のみ停車の駅では最も多い。駅番号KK18。  …

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№1689 京急線 梅屋敷駅

 京急蒲田駅付近の連続立体交差事業も、ついに全面的な完成が近づいてきました。高架化された各駅では、駅そのもののみならず、付帯設備の整備も進められています。  以前は大森町駅をご覧頂きました。今回は梅屋敷駅です。  2015(H27)年度の一日の乗降人員は15,188人で、京急全体では48位にランクされます。駅番号KK10。  地上時代の梅屋敷駅は、駅舎が上下で別々になってい…

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№1565 駅の時刻表から見る 私鉄ダイヤの変遷 16.京急空港線 羽田空港国内線ターミナル駅<後>

 京急線の羽田空港アクセスの場合、品川・東京方面と共に、横浜・三浦半島方面も重要な市場になります。20世紀末より限定的ながら横浜方面への直通列車も設定されるようになったが、京急蒲田駅立体化工事の進捗に合わせて順次増強が図られていきます。また、京成線の成田空港方面スカイアクセス開業も、ダイヤ策定に大きな影響を与える事となりました。  今回は、日中に横浜直通が設定されるようになった、2002(…

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№1564 駅の時刻表から見る 私鉄ダイヤの変遷 16.京急空港線 羽田空港国内線ターミナル駅<前>

 日本一、そして世界でも有数の大空港、羽田空港。  平成の世になって沖合移転が本格化、新ターミナル建造、新滑走路新設、そして再国際化と、四半世紀でめまぐるしく様変わりしてきました。  鉄道アクセスもその一つで、元々の東京モノレールに加え、18年前の1998(H10)年10月、京急空港線がターミナル直下の地下駅まで延伸、空港アクセス鉄道に仲間入りしました。  今回はその京急線の羽田空港駅…

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№1563 京急線 大森町駅

 長年に渡って工事が続けられてきた京急蒲田駅付近の連続立体交差事業も、2年前の下り線の高架切り替えにより最大のヤマ場を過ぎ、いよいよ完成が近づいてきました。  この工事では京急蒲田を中心に、本線の大森町・梅屋敷・雑色の各駅、空港線の糀谷駅も高架化されたが、まだ一部の工事が残っていて、今年度中に全ての工事が完了する見込み、16年に渡る長い事業も、ようやく終わりが見えてきました。  今回は、一足…

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№1518 私鉄名車列伝 132.京浜急行電鉄(新)1000形

「私鉄名車列伝」、今回は京浜急行電鉄の(新)1000形です。 (旧)1000形・700形・800形置き換え用として2002(H14)年より増備が続く、最新の標準通勤車両であり、快特・浅草線直通から普通電車まで幅広く活躍しています。ステンレス車体に移行して現在もなお尚も増備が続いているが、ここではまず、2006(H18)年まで4次に渡って製作された、アルミ車体のグループについて記します。 …

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№1010 京急2000形 旧塗装復刻

 京急2000形の旧塗装復古編成(2011F)を、先日ようやく撮影する事ができました。  №255で書いた通り、2000形は1982(S57)年に快速特急用クロスシート車としてデビュー、当時は赤ベース+窓周り白でした。  1998(H10)年の2100形デビューで一般車に格下げ、3ドア・ロングシート化され、同時に塗り分けが現行の赤地+白帯に変更されました。  そしてデビューから…

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№867 京急蒲田駅 新サインの行先表示

   昨年10月21日に下り線が高架化された、京急蒲田駅新3番線のサイン。  京急では2010(H22)年10月の羽田空港国際線新ターミナル開業に合わせ、順次各駅のサインシステムを新デザインに変えつつあります。  ところで、新しい3番線は3階にある下り本線の乗場ですが、新サインでも「三浦海岸」の文字があるのは意外に感じられました。  今だったら「川崎・横浜・横須賀方面」とかとしても良さそ…

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№824 駅の時刻表から見る 私鉄ダイヤの変遷 6.京急線横須賀中央駅(後)

 京急線横須賀中央駅の時刻表から、京急線のダイヤの変遷を振り返っていますが、1999(H11)年7月31日改正は、重要かつ画期的なものになりました。 1999(H11)年7月31日改正  ポイントが2つあります。 ① 特急も日中は全て快特(京急においてはこの改正からこの名が正式な種別名になる)に格上げとなり、快特と普通を10分間隔で運行。 (京急川崎~金沢文庫間においては…

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№823 駅の時刻表から見る 私鉄ダイヤの変遷 6.京急線横須賀中央駅(前)

 №749で、藤沢市の人口が横須賀市を抜き、神奈川県では4番目、政令指定都市(横浜市・川崎市・相模原市)以外ではトップになったと書きました。  一方、抜かれた横須賀市の方は今後も人口の減少が続き、2021(H33)年度には、人口が40万人を割る見込みだと伝えられています。  それでも横須賀市が、神奈川県でも有数の大都市である事は間違いありません。  では、横須賀市の大動脈として機能する京急…

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№808 私鉄の車両シリーズ107 京浜急行電鉄700形

「私鉄の車両シリーズ」、今回は京浜急行電鉄700形です。  本当は水曜日あたりに取り上げる予定だったのですが、事故があったので先延ばしにさせて頂いていました。  700形はバリバリの高速運転を繰り広げる京急の電車群の中にあっては、終始地味な存在に終始したようでした。  限定的ながら、快特の運用もあったのですが…。  700形は、地上線専用の経済的な通勤車として、1967(S4…

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№768 京急線 10月21日(日)ダイヤ改正

 4日間お休みを頂いて更新を再開しますが、本題に入る前に皆様に警告。  先月、当ブログを御覧頂いている方から、こんな報告がありました。  「ドコモのiモードの中の、『その他のケータイサイト』の項目のトップに、当ブログ名「I LOVE トランスポート」を名乗るものが存在し、それを実際にクリックしてみると、「アマガミSS」というインチキサイトが表示される」 のだそうです。  ブログや…

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№687 京急1313F LED室内照明

 たった今、北海道から帰ってきました。  昨日は苫小牧で市営バスにお別れを告げ、今日は函館市営バスを撮影してきました。  特に苫小牧は雪の影響もあって撮影は大変でしたが、それらについては来月書きたいと思います。  それにしても高知では桜が満開になりましたか。  北海道は寒くて、花なんで残念ながら全く見かけませんでしたが…。  なおすでに皆様ご存知でいまさらとは思いますが、苫小牧市営バス…

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№643 三崎口発 直通特急で成田へ(前)

 2010(H22)年7月17日、京成線成田スカイアクセス開業。  これに伴い、京急線からもスカイアクセスを経由し、成田空港へ直通する列車が設定されました。  大半は羽田空港発着で押上までエアポート快特→押上からアクセス特急(反対はその逆)という列車ですが、エアポート快特運転の前後で、京急車による三崎口~成田空港間のロングラン運転が設定されています。  136.6kmという長距離で、東…

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№370 京急線ダイヤ完成

 長く時間がかかり、お休みも長くなってしまいましたが、ようやく京急線の10月21日改正ダイヤの作成が完了しました。  ダイヤ改正といっても、羽田空港国際線ターミナル駅の開業はありましたが、基本的には5月16日改正時そのままで、空港線内の微修正に留まっています。  したがって、何をいまさらとなりますが、ダイヤを作成して気づいた部分をいくつか記してみます。 (平日のみ) 1.「エ…

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№352 私鉄の車両シリーズ82 京浜急行電鉄1000形(旧)

「私鉄の車両シリーズ」、今回は今年6月を持ってついに引退した、京浜急行電鉄1000形(旧)です。  1000形は、1959年~2010年の長きに渡り、全線区において普通列車から快特の各種別で活躍、都営地下鉄浅草線から京成線への直通運転にも使用された、京急の一時代を築いた通勤車両でした。  1958年に試作車両として(旧)800形4両を製作、これを元にして翌1959年より1000形…

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№326 京急戸部駅 架道橋

 京急線の戸部駅前、国道1号線に架かる架道橋です。  ガータープレートに駅名と、行先が書かれているのが京急らしい所、でしょうか。  戦前の京浜電鉄・湘南電鉄時代からの伝統らしいです。  駅名の両端に書き込まれている地名。  その戦前・戦後すぐの頃の観光・行楽地が優先して書かれているように思います。  左側の上り方は、今だったら当然、「羽田空港」の4文字が欲しい所。 「押上」は…

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№284 二股かけてる京浜急行

 京浜急行の割引きっぷの中に、「京急羽得きっぷ」というものがあります。  これは、羽田空港から品川(泉岳寺)または横浜までの往復割引乗車券で、大人600円・小児300円。  通常では羽田空港~品川間片道400円、往復では800円になりますから、25%の大幅な割引になります。  但し、この切符は地方の旅行代理店が航空券とセットで発売するもので、首都圏では買えません。  地方在住の航空便利用…

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№255 私鉄の車両シリーズ57 京浜急行電鉄2000形

「私鉄の車両シリーズ」、今回は先代の快特車で、今現在再び注目を集める京浜急行電鉄2000形について取り上げてみたいと思います。  2000形は1982年、それまでの(旧)600形(ボックスシート)の代替用として製作された快特車です。  関東では数少ない料金不要の本格的クロスシート車として人気を博し、翌1983年の鉄道友の会ブルーリボン賞を獲得しました。  デビュー時の背景として…

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№225 「停車駅ご案内」から振り返る 京急のダイヤの変遷

 №212及び№221で、16日の京急線のダイヤ改正について書いた所、どちらもいつもより遥かにアクセス数が多くて、正直驚いています。  特別な事は書いていないつもりですが、ありがたい事です。  今回のダイヤ改正の目玉は「エアポート急行」でした。  横浜方面への「急行」の設定は、1999年 … 過去には1998年とか、2000年とか書いたりしていたような気がします。後で直しておきます。 … …

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№221 京急本日ダイヤ改正 感想少しだけ

 今日は、№212で書いた -アクセス数がスゴイんですけれど- 京急のダイヤ改正日。  昼に自宅を出て、羽田空港まで1往復してきました。  画像は…いいでしょう?  アナログ写真の出来上がりを待つまでもなく、京急ファンの皆さんがブログなどで画像を公開してくれるでしょうから。  何しろ何処もかしこもファンでいっぱいでありました。  とりあえず、ここでは上大岡から羽田まで行って、帰ってきて…

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№212 京急・5月16日ダイヤ改正 ようやく発表

 5月16日(日)の京急のダイヤ改正が、今日の17時過ぎにようやく公式に発表になりました。  これは、この日京急蒲田駅付近の上り線の高架化が行われるために実施されるものです。  ところが、相互直通先の都営(浅草線)や京成・北総が改正をリリースする中、肝心の京急の発表が延び延びになり、GW前には発表されず、結局改正の9日前になってのリリースになりました。  最近はどの鉄道もダイヤ改正は早…

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№187 私鉄の車両シリーズ32 京浜急行電鉄800形

 本題に入る前に一つ。  昨日、ポーランド大統領を乗せた政府専用機がロシアで墜落した事に関連して、Tu-154についての記事を書きましたが、今晩少しですが加筆しました。  また、同型機の画像を1枚追加しています。  良ければ見直してみてください。  遅ればせながら、大統領を始め、今回の事故で犠牲に遭われた方々のご冥福をお祈り致します。 (旅客機が管制の指示に従わなかった事が事故の原因ら…

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№137 私鉄の車両シリーズ7 京浜急行電鉄2100形

 路線バスのサイトの姉妹版のブログのはずなのに、鉄道ものばかりやっていますが、今日も鉄道です。  今日は京急の快特車、2100形です。  京浜急行電鉄と言うと、関東では珍しい本格的なクロスシート車が高速運転を行なう事でカリスマ的な人気を誇る私鉄ですが、創立100周年を迎えた1998年にデビューした2100形は、その先頭に立って120㎞運転を行なう快特用車両です。  外国製品を多用し…

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