№1526 思い出の海外旅行クロニクル 23.2004年アイルランド 3

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 アイルランドの鉄道は基本的に、ダブリンから放射状に幹線が延びる一極集中です。この日はリメリックから北部のウェストポートに向かうが、直接両地点を結ぶ鉄道路線はなく、回り道をする必要がありました。
 翌日はゴールウェイ経由でダブリンに戻るが、アイルランドらしからぬ?快晴の元、空港脇の空き地からアイルランドの旅客機を撮りまくりました。

2004年 6月13日(日)

 B&Bで豪華なアイリッシュ・ブレックファーストを食べつつTVを見ていたら、サッカー欧州選手権の結果を放映していた。地元ポルトガルがギリシャに敗れる波乱。それと、イングランドのサポーターが暴れているとか。大会が始まってから、ずっとらしい。

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 リメリック駅のコンコース。

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 リメリック駅のホームも、ドーム。
 エニス行は左の方に停車している、2700形?の3連。東急ではなく、GECアルストーム製。

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 その車内は2600形のボックスシートに対して、以前の京急2000形のような集団見合い型の座席配置になっていました。

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 いきなりになってしまうが、リメリックより北の終着駅、エニス駅。深緑色のクラシカルな跨線橋が線路をまたぐ、アイリッシュスタイルの田舎駅。
 エニス自体は観光地らしいが、中心部からは遠いようで、駅前は閑散としていた。長距離バスのターミナルはあるが。線路はまだ先に続いているようだったが、当時はここが終点でした。
(今はゴールウェイまで列車が走っているようだ)

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 アイルランドのローカル線では、当時はどこでも腕木式信号機が残っていました。

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 この路線に限らず、沿線はどこもこんな感じで、緑の田園地帯の中を、家畜が草を食む姿を見かけたりもします。美しいのだけれど、単調と言えば単調。

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 いきなり端折ってしまうが、リメリックで方向転換、リメリック・ジャンクション駅でダブリン行に乗継いで着いたポルターリングトン駅。コーク方面とウェストポート及びゴールウェイ方面への幹線が分岐する駅、なのだが、駅自体は田舎も佇まい。ここもまた町は遠そうで…。

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 駅の脇では、こんな感じで馬の親子が草を食んだりしていました。

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 という所なので停車する列車は少なく、2時間くらい待たされる。やってきたウェストポート行を牽引するDLは、(この後でてくるが)「エンタープライズ」色。車内は満席で座れない。

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 しばらくは最後部のデッキに立ち、貫通扉の窓から、後方に流れ行く景色を眺めて過ごしていました。直線は長い。単線だが、複線分のスペースはありそうだった。古い陸橋もそう。
 途中の駅でボックスが一つ空いたので落ち着くが、反対側のボックスは若者グループが音楽をガンガン鳴らしながら聞いているのでやかましい。車掌は注意しないのか?他にも、特にビールのビンに缶が、どのボックスにもかなりの数が転がっている。どこか列車自体が無軌道、の印象がありました。日曜日だから?

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 ダブリン行と行き違うキャッスルレー駅。ホームが短く、後部は客車が5両もホームからはみ出る。

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 駅のウェストポート側の踏切。通常は線路側が閉じられ、列車が接近すると扉が回転して車道側が閉じられる。

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 終点のウェストポート駅。ここもホームが短く、後部はホームにかからない。列車は、いつもはもっと短いのかも知れない(この列車が何両だったかは失念)。他の駅でもそうだった。
 駅の近くのYHに投宿。ただ、純粋なYHではなく、他の宿泊施設がYHを兼ねているように見えた。

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 ウェストポートの通り。

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 大聖堂。

 見た限り、ウェストポートは最初から町中を巡回する普通の路線バスは存在しないようだった。長距離バスの経由のみ。町そのものは賑やかで、日曜日だったが開いている商店も多かった。
 YHに戻ると、TVルームで、フランスvsイングランド戦を放映。イングランドが1点リードして逃げきりだろう、と思ったら、後半ロスタイムであのジダンが立て続けに2点入れて、逆転してしまった。

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2004年 6月14日(月)

 前日のアイルランドらしからぬ?快晴から一転、あさはアイルランドらしい?曇り空。
 YHは個人客には朝食を提供せず、かといって街中も朝食を提供してくれそうな店がオープンしていない。

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 ウェストポートの広場。

 ゴールウェイまでバスで移動するが、8時40分発だというのに、結局朝食を食いはぐれたまま乗る事になる。

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 ゴールウェイ行のバス。もっと先に行くバスだったか。

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 途中にある踏切。やはり通常は線路側が閉じられている。車は一時停止する事は無い。

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 道路が直線になって続く。バスと出会う。

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 急に青空が広がってきました。

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 ゴールウェイ駅到着。駅舎がそのままバスターミナルとなっている。アイルランドの地方駅は長距離バスターミナルを併設している。アイルランドは鉄道と長距離バスの連携で、ネットワークを形成しています。

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 駅のベンチの花。なごみます。

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 ダブリン行のIC。客車はこれまでの7000番台と違って、6000番台になっています。

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 違うと思われるのは車内で、2等車はボックスのピッチが窓と一致していました(7000番台は一致していなかった)。この車両は、座席の地が緑色。昨日みたいな混雑はなく、余裕を感じました。

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 食堂車の放送があったので、早速食べに行く。しかし11時出発の列車でメニューが朝食だけとは。とはいえこちらはここまで朝食にありつけていなかったので、ちょうどいい?ミニアイリッシュ・ブレックファースト9.25€(≒1,250円)。

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 シャノン川。
 今までのアイルランドからは信じられない位、どこまでも青い空が続いたままダブリン・ヒューストン駅に着きました。これは今日は、旅客機を撮るチャンス、なのではないのか?駅に着いてすぐ、空港行のバス停へ。

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 今回何度もダブリンの地に降り立つ事となったが、一つ悔しかったのが、LRTが試運転を行っているのを見かけた事。開業直前だったのだろうか。ヒューストンと、もう一つのターミナル、コノリー駅を結ぶようだった。乗りたかったなあ。これ、シタディスなのか?この後フランスで何度も乗るタイプとは違うように見えるのだが。

 ダブリンの空港には、展望デッキはありません。外周をテクテク歩くと、R/W10-28の南側を走るR108号船上に、滑走路の反対側の方に、何とも都合よく?地面が盛り上がった場所があり、フェンスをクリアして滑走路上の機体を撮れる場所が、ありました!

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 他にも地元の人も見物に来ていて、マイカーが空地に何台も止まっていました。

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 このポイントから見る滑走路は、こんな感じ。

 今回はこの2日後にも訪れていて、旅客機の画像が合わせて結構いっぱいあるので、撮影した旅客機の画像は、アイルランドの「クロニクル」終了後にまとめてご覧頂こうと考えています。

 18時過ぎに撤収、再びバスでダブリン市中に戻り、YHに投宿。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 昨日は西武、今日は東急・相鉄が、今年度の設備投資計画を発表しました。
(相鉄はPDFファイルをダウンロードできませんでした。次回書きます)
西武(207億円):車両では、30000系8連1本を増備。30000系の製造は終了していよいよ40000系に移行、今年度は10連×2本を新造。「進化したスマイルトレイン」と称しているが、何か固有の愛称がつけられる事になるのか。「パートナーゾーン」が、特にラッシュ時にはどう評価されるか、気になる所です。
 本川越駅・西武秩父駅に観光拠点を整備。その他新宿線の地下線化や東村山駅付近の高架化、池袋駅のホームドア整備、中井駅の改良などは前年度に引き続き推進。石神井公園駅の高架複々線化事業は、今年度で事業が完了。
 新特急車については、今年度に関しては言及なし。
東急(489億円):いよいよ、田園都市線向けの新型車両の製造が始まります。故障の予兆を早期に発見するシステムの導入やブレーキシステムの変更、全車両にフリースペースを設置、サイネージの増設などが行われるとの事。まだ形式名や具体的なイメージなどは明らかにされていません。新8000系?
 また、1017F(旧塗装復刻編成)から始まった車内防犯カメラの設置を推進、2020(H32)年までに全車両への導入を完了。
 ホームドアは、今年は田園都市線の二子玉川駅などでも工事に着手。という事は、もう間もなく5000系の6ドア→4ドア車への置き換えが完了すると考えて良さそうです。
 渋谷駅14番出入口にエスカレーター増設などの改良を実施。祐天寺駅の通過線は来年3月使用開始。駅改札窓口にiPodやiPhoneを拡大導入。

《今日のニュースから》
12日 ブラジル議会上院 弾劾法廷設置決定 ルセフ大統領職務停止
13日 東日本大震災復興コンサート 仙台市営地下鉄国際センター駅で開催